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レースセンター見学♬@ブルージュ [感動!]

*** 明けましておめでとうございます ***

今年もマイペースで更新しますので、どうぞ宜しくお願いいたします(^^)/*

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さて、年末多忙で間が開いてしまいました(汗)
今年も2016年6月に行った、ベルギー&オランダ旅行のネタを紹介いたします。
(古いネタですみません)
3日目の午後はサイクリングをしたのですが、最初に立ち寄ったブルージュの
レースセンター(Kant Centrum)を紹介します♬




旧市街の中心部からはちょっと離れた場所にあるレースセンター。
オランダ語でKANTがレースの意味です。




結構分かりづらい入口(^^;




入ってすぐにショップがあります。手芸屋さんみたいな感じです。
ここは実際にレースを作る人の為のショップですね。




キーホルダーはちょこっと販売してました。
それを横目に奥へと進むと、ミュージアムがあります。




天井から吊り下げられたモニターで、レースについてのムービーを鑑賞。
最近のミュージアムはこういうビジュアル駆使したのが多いですね。
このおばあちゃんは、レース職人さん。




日本人の方も登場。字幕には日本語も入っていました。
(見えないと思いますが、一番下が日本語)
ブルージュは日本人に人気の街だから、ここも観光客多いんでしょうね〜(^^)




あくまでもレースセンター内のミュージアム施設なので、あまり広くはありませんでした。




コルトレイクの博物館でお勉強済なので、これは亜麻糸で作られていると認識できました(笑)
↑ の回でも書いたとおり、レースって全部シルクだと思ってましたからね(^^;

コルトレイクの方が展示されていた作品が多かったと思いますが、
ここは技法が紹介されていて、ツボったのは技法の名称が「バンシュ」だったこと。
私が好きなワロン地方の町の名前です♬ ↑ がそうなのか定かではありませんが(汗)

バンシュは細い亜麻糸を使い、複雑なデザインで繊細なレースなのでそうなのかも。
別名「魔女のレース」「妖精のスティッチ」…って、何か分かりますね(^^
中世にこんなもん作ったら狩られそうです(苦)





作品と一緒に撮影していた日本語解説には「妖精レース」しか出てないのが日本人向けっぽかった。
多分、年齢層高い世代には魔女のイメージ悪いんだろうなあ…(^^;
今は宅急便とか魔女っ子のお陰でアニメイメージだけど(笑)(私は純血のマリア派)

ちなみに、バンシュは何度か行ってますが、レースを観たことはありません。
自転車レースは観てるけど(・∀・) ←違っ。
「18世紀にバンシュレースはブルージュの特産品だった」って説明文に書かれていたので、
技法が誕生したのがバンシュなだけで、職人はブルージュに住んでたのかな?




こちらは17世紀の四旬節の行事で使われたベール。
ちなみにこのレースセンターで展示されているレースはブルージュ博物館のコレクションでした。
…どこにあるんだ、ブルージュ博物館?(・∀・)? 検索したけど出てこない。
でも、説明書きにはそう書いてある(笑)←謎。




それはさておき、ミュージアム施設を見学した後は、ワークショップを見学しました。
上の写真はボビンレースの道具です。やっぱちっちゃい織物って感じですよね〜(・∀・)




子供たちがおばちゃん…もといご婦人方から手ほどきを受けて
レース制作を体験している所を見学させてもらいました。
時間があれば実際に体験できるんだろうけど、それがなかったのは残念。
(レースそのものに興味はないけど、職人的モノづくりには興味がある…笑)




この子はキツネちゃんを製作中。子供でもこんなに沢山のボビンをあやつって編むんですね。
体験していたのは女の子だけでなく男の子もいて、こういう授業いいなあと思いました(^^)




こちらのご婦人は色糸でパーツを作成中。レースはパーツごとに作ってつなげているものもあります。




こちらでは太めの色糸でカラフルな作品を編んでました。
こーゆー作品を見ると、ボビンレースがぐっと身近な存在になりますね。




こちらのご婦人は、製作中のレースとお召し物がマッチング☆ オサレです。




よく見ると、下にデザインの設計図があって、それに合わせて模様を編んでいくようです。




途中で気がついたんですが、ワークショップで講師をされているご婦人方は、
かなり着飾っていらっしゃいました(・∀・) 観光客が来て写真を撮っていくから、
ありったけの指輪をはめてきちゃったのかな…(^^;




入口のムービーに登場していたご婦人がいらっしゃいました!
失念しましたが、確かこの時80代後半だったような。
最高の技術を持った職人さん。お声をかけて写真を撮らせてもらいました。




…魔女でした(・∀・) もとい、妖精さんですね〜〜(・∀・)(・∀・)(・∀・)
ワークショップに居た講師の中で、唯一ミュージアム級の作品を制作されてました。




こんな風に作るんですね〜。虫ピン(って言うのかな)の数がヤバイです(・∀・)
このレースセンターで体験をした子供たちの中から、こういう技法を受け継いでくれる子が
いるといいなあ…(^^)




レースセンターの道をはさんだお向かいさんにはお土産屋さんがありました。
センター内では主にレースの材料を販売している感じだったけど、
ここではアンティークレースが購入できます。






お店の飾り付けがオサレでした。




小さな額縁に入っているアンティークレースはキレイですが、35ユーロで買うかと言うと…。
歴史や作り方を勉強した後で、その価値はわかるけど、やはり自分には興味のないものでした(^^;




ショップが入っている建物の屋根、かわゆすでした(^^)




レースセンターがある通りの風景。左側の塀の中にレースセンターがあるので、
個人で来ると見つけにくいかも。中心部からも離れてるし観光的にはイマイチなのが残念。
なんかもっとこう、地元に根付いたカルチャー施設って位置づけなんでしょうね(^^)


[レースセンター@ブルージュ]


https://www.kantcentrum.eu/en/home
 
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コメント 6

あおたけ

あけおめです (=゚∇゚)ノ゙アケオメ☆
gonさんの記事でレースセンターってタイトルなので、
自転車レースの拠点となるような施設なのかと
思っちゃいました(笑)
繊細で見事なレース編みですね☆
おばあちゃま職人の活き活きとしたお姿が印象的です(^^)
by あおたけ (2020-01-09 11:17) 

gon

あおたけさま

あけおめことよろでゴザイマス(^^)/*
私も自分で書いていて「レース=自転車」にしか感じなくて
困ったもんだと思ってました(笑)
by gon (2020-01-11 02:06) 

gon

ネオ・アッキー さま、kame さま、ハマコウ さま、
(。・_・。)2k さま、hanamura さま、鉄腕原子 さま、
@ミック さま、xml_xsl さま、芝浦鉄親父 さま、tochi さま、
いっぷく さま、ちょろっとぶぅ さま、kiyokiyo さま、
ありさ さま、taka さま、SWEET さま、ピストン さま、
ご訪問&Niceをありがとうございました♬
by gon (2020-01-11 02:08) 

JF

今年もよろしくお願いします♪
いいところですね~
やっぱり日本の人に人気なんですね。
亜麻糸ってあるんですね~美しい色♪
あの屋根にも癒されます(*´ω`)
by JF (2020-01-11 22:53) 

gon

JFさま

こちらこそ、よろしくお願いいたします(*^^*)
ブルージュは本当に良い街ですねー☆
by gon (2020-01-17 02:45) 

gon

マルコメ さま、yam さま、yu-papa さま、
ご訪問&Niceをありがとうございました♬
by gon (2020-01-17 02:46) 

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