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ワロンの街、バンシュの旗印はニワトリではなく黒いライオン?! [謎?]

ベルギー南部ワロン圏(フランス語圏)のエノー州にあるバンシュ(Binche)を紹介中☆

[場所はココ↓]


カーニバルの記事でちょこっと触れましたが、バンシュの旗は黒いライオンです。




これは街中の壁に描かれていたライオンの旗印。
このライオンちゃんはかなりのくせっ毛で面白い(*^^*)
バンシュの正式な紋章は、白地に舌と爪が赤い黒ライオンです。




こちらはバンシュ駅のファザード。よく見ると、時計の上にライオンの紋章があります。




ズーム写真。時計の下の飾りもライオンちゃんたちですね。




駅舎の横の部分にも、ライオンの紋章が付いてました。
南部ワロンの旗印はフランスの雄鶏と同じでニワトリ、しかも赤いニワトリちゃんなんですが、
バンシュの街そのものは北部フランダースと同じくライオンなのです。不思議ですね(^^)
境界線に近いから、このあたりは昔フランダースの領土だったのかも?
国境を越えたフランスでも、街の紋章がフランダースと同じ黄色地に黒いライオンだったりするし。




こちらは街歩きの回ですでに紹介済みの市庁舎の写真。
ベルギー3色旗とワロン旗の間にある黒いライオンの紋章が、正式なバンシュの紋章です。
色々調べてみると、ワロンの街でニワトリを紋章にしている所って意外とない。
ニワトリってガリアのシンボルなんだってのはわかったけどφ(..)



そんなこんなでジルの衣装のモチーフもライオンちゃんな訳です。多分…(^^;

って、答えのない話ですみません(^^;
ウィキにも出てないし、今度バンシュに行く機会があったら、
インフォメーションセンターで聞いてみようかな♬

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ワロンの街、バンシュ散策で「世界ふれあい街歩き」的展開?(ナイナイ) [おもしろいにゃ〜。]

ベルギー南部ワロン圏(フランス語圏)のエノー州にあるバンシュ(Binche)を紹介中☆

[場所はココ↓]


午後6時頃のバンシュ。ヨーロッパの春は8時頃まで明るいので、まだまだ街歩きできます。




ふらふらと、地図も持たずに小さな路地を探検して歩くの、大好き(^^)




街中を徘徊していたら、右の建物から何やら音楽が聞こえてきました。
楽隊の太鼓の音のようだけど、なんだろう?
この路地の先に行ったら、何か見えるかな?
って、気の向くままに細い路地を入っていきました。




路地の先は行き止まりで、高台から下が望めました。
音楽が聞こえてきた建物がある側には細い道があったけど、どこかに抜けられる感じではなし。
建物の中も覗けそうな感じにはなっていませんでした。




反対側は行き止まり(^^;




何も見つけられなかったので、細い路地をさっきの建物まで戻りました。




建物の入口をよくよく見たら「ECOLE DE TAMBOUR」の文字。
ここはドラム学校だったんですね〜〜(^^)




地図には出てませんでしたが、反対側には青少年センターや
カルチャースクールの建物があったので、この周辺はそういうのが集まっているのかも?

ここで某1ちゃんねるの「世界ふれあい街歩き」だったら、わざとらしく扉が開いたり、
ドラムの練習をしに来た住民が偶然通りかかったりして(笑)「中を見学してもいいよ」って
展開になるんでしょうが、イヤ、普通のツーリストには、そんな事はゴザイマセンから(爆)

なんて思いながら、しばしドラムの音を堪能したのでした。
間違いなく、カーニバルで演奏する曲の練習でしょう♬
普段は滅多にムービー撮らないんですけど、この時は珍しく音を撮りたくて録画したので、
ちょこっとですけどお聞き下さい。
 ↓  ↓  ↓  ↓ 


埋め込み用にデータ小さくしましたが、音を聞くだけなら問題ないですね〜。
2017年のバンシュ散策の素敵な思い出の1つを、やっと共有できて良かった(*^^*)

(続きます)

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ワロンの街、バンシュ:自転車レースコレクション♬ [自転車♪]

ベルギー南部ワロン圏(フランス語圏)のエノー州にあるバンシュ(Binche)を紹介中☆

[場所はココ↓]


仕事忙しくてちょっと間が空いてしまいましたが、まだまだバンシュを紹介します☆



今回は、バンシュ市役所の隣にあったインフォメーションセンターでやっていた
自転車レースに関するコレクション展示を紹介します\(^o^)/
翌日にフレッシュ・ワロンヌという自転車レースがスタートする事になっていたので、
個人コレクターさんから借りてきて展示していたみたいですね。




かなりマニアックなコレクションで、私はめっちゃツボりました(*^^*)
ツール・ド・フランスを走るような大きなチームではなく、地元ワロンのチームのジャージ!




これは去年来日したワロンのチームの昔のチームジャージ。
背中に大きくワロン旗の赤いニワトリちゃんが入っていたのがツボで、大好きな柄でした。
私がこのチームを「ニワトリちゃん」と呼んでいるのは、このマークが由来です。
TVで後ろ姿が映ると、目立つんですよね〜〜☆




これは展示とは関係ないんですが、インフォメーションセンター内の飾り。
この赤と黄色がワロンのシンボルカラーだってのか、わかってもらえると思います。
(つか、こんなものまでツボって撮影してしまう私…笑)




これはロンドン五輪で金メダルを取ったカザフスタンの選手のジャージ。
これはかなりレアな品なので、このコレクターさんはかなりのコネクションの持ち主?
一緒に飾られている(左)のはミュゼットと言って、自転車選手がレース中、
食べ物や飲み物を渡してしてもらう時に使う布袋です。
ジャージとセットで集めているんだなあ〜〜。




こちらはワロンの英雄、フィリップ・ジルベールにまつわるもののコレクション。
さすがにこれらは鍵のかかるショーケース内に飾られていました(^^;




かなりレアなコレクションで、高価なヘルメットもありました。




一緒に飾られていた写真が所有者だと思いますが、結構若い男の子でした。
多分知り合いなんだと思います。じゃないと、こんな貴重品は貰えないはず。




左は世界チャンピオンの証であるアルカンシエルというジャージで、
右はベルギーチャンピオンジャージです。
ジルベールは世界チャンピオンにもなった超ビッグな選手ですが、とても気さくで
ファンを大切にする素敵な選手なんですよ〜〜(*^^*)




ベルギーは自転車競技がとても人気があるので、コレクターも大勢居ます。
街中にあるこの黄色い看板も、レース後は誰かのコレクションになったはず(*^^*)

インフォメーションセンターの自転車レース展示は、意外に人気があって、
次から次へと見学者が来てました。ベルギー人は本当、自転車好きです☆
超マイナーな話題でしたが、ワタシ的にバンシュの記録として(笑)記事にしておきました♬

(続きます)

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ワロンの街、バンシュ散策 その2♫ [風景。]

ベルギー南部ワロン圏(フランス語圏)のエノー州にあるバンシュ(Binche)を紹介中☆

[場所はココ↓]


市庁舎があるマルクト広場周辺をしばし散策☆




それぞれの建物がかわいい町並み♫
日本では高級なベルギーチョコレート店としておなじみのレオニダスもありました。
ベルギーでは安価でうれしい街のチョコレート屋さんです(^^)

その左隣は「サクラ」って名前の日本料理店。
2017年時点でもうベルギーではかなり日本料理店が多くなってましたね(・∀・)
サクラの左隣は、前回紹介したジルのカフェです。




壁にたくさんの絵が描かれているのは薬局の建物でした。




でも、全然薬局っぽくない絵ですね(^^;




街歩きで薬局を見つけたら、必ず気温を確認します。
ほとんどの薬局に、気温と時間が交互に表示されるヤツがあるんですよ〜。
(これの正式名称は何と言うのか、知りませんが…(^^; )
4月中旬、この日は夕方6時頃で11度Cだったんですね〜。




イタリア料理店、しかもアブルッツォのレストランがありました!(・∀・)
ワロンはイタリア移民が多いんですよね。アブルッツォ料理って食べたことないから、
入ってみたかったけど、まだ営業してませんでした。
ちなみにアブルッツォは中部の州で、昔大地震があったラクイラがある場所です。




こちらは「Chez Panda(パンダさんち)」という名前のレストラン。絶対中華ですね(・∀・)




ちょっと立派な建物は地方裁判所。




園芸用品とか、工具とかのお店見るの大好き(・∀・)




荷物に余裕があれば色々買って帰りたい(笑)




この写真はカフェの窓に「自転車競技の街バンシュ」のポスターが貼られていたから
撮影したんだろうなあ(・∀・) ←2017年の自分が何を考えていたか推察(笑)




こっちはタバコ屋さんにベルギー国旗がいっぱい飾られていたから撮影したんだと思います(^^;




ここもジルのカフェかと思ったんですが…




よくよく見ると絵柄が違いました。PAYSANSは農民の意味です。
何か意味があるのでしょうね…奥が深いぞ、バンシュ(・∀・)




こちらは絶対街の人しかいなさそうなカフェ。絶対入りづらいやつ(^^;




お庭関連のお店。




ショーウインドーに並んだ小さなオブジェ。
お庭や窓辺に飾るんでしょうね。




球根も販売してました☆ 何の花かな〜(*^^*)




街外れまで歩いたら、駐車禁止のマークを発見。
明日はここがチームバスの駐車スペースになるから路駐しないでねってお知らせです☆




街外れの建物に描かれているの、よくよく見たらジルさんかな。
最終日にでっかいフワフワの帽子をかぶった姿みたいですね。(一瞬王様の絵かと思った)




街外れのロータリーにあったブロンズ像。これもカーニバルの衣装っぽいですね。
ここまで来たらもう面白そうな建物はなかったので、中心部へ引き返しました。




そう言えば、市庁舎横のインフォメーションセンターにはレンタル自転車がありました。
1日8ユーロ、4時間なら6ユーロ。これを借りて街を散策してもよかったな(^^)




チャリヲタなので自転車を見たら必ずブランドをチェックします。
このレンタル自転車はGRANVILLEってブランドですねφ(..) メモメモ




何の変哲もない街並みを見るのも結構好きです。
2階の窓の中は、どんな部屋があるんだろうとか、あの小さな丸窓は何だろうとか考えながら(^^)




昔、ワロンの自転車レースで出会ったフランドル地方の人が、そこの街並みについて
「典型的なワロンの街並みだろ」って言ってたんですが、私は未だに見分けが付きません(^^;
多分、ベルギー人だったらレンガの積み方が違うとか、色合いが違うとか、何らかの「差」が
分かるんでしょうね。そういうの勉強したいな(^^)




城壁跡を発見。この辺りはかなりしっかり残ってますね。




城壁の下は公園かな。




ここには子供用の遊具がありました。




この滑り台、もしかして大砲?(・∀・) 




街の中心部でなかなかの存在感があるこの建物。




ずっと教会だと思ってたんですが、調べたら老人ホームでした。
多分、昔は何か別の目的で作られた建物が、今は老人ホームとして利用されているんでしょうね。




写真を撮っていたら消防自動車が通過! ついついこちらも撮ってしまいました(^^)




こういう塔も気になりますね。ルパン三世ごっこができそう(^^)




駐車場に停まっていたフォルクスワーゲンのレトロカー。
Feuerwehrって何だろうと思ったら、ドイツ語で消防隊のことでした。
まだ現役で、誰かが乗っているみたいでした。




駅へと向かう上り坂。この辺りにはあまりお店はありません。




右奥に見えるのが駅舎です。もう夕暮れの日差しですね(^^)
バンシュは散策するのが楽しい街です♫

(続きます)

[バンシュ中心部(素敵な壁画の薬局)]

 

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ワロンの街、バンシュはカーニバルの街☆ [おもしろいにゃ〜。]

ベルギー南部ワロン圏(フランス語圏)のエノー州にあるバンシュ(Binche)を紹介中☆

[場所はココ↓]


多分、日本でバンシュを知っているとしたら、ユネスコの無形文化遺産に登録されている
カーニバルの街としてだと思います。あ、私は自転車レースの街の方が先でしたが(^^;
カーニバルが有名、という話はその後どこかで聞いていて、何年か前、ベルギー滞在中に
ドキュメンタリー番組で偶然紹介されているのを観て、惚れ込んでしまったのが「ジル」です。




「ジル」には、バンシュ市庁舎の隣りにあるインフォメーションセンターで会うことが出来ます。




ハイ、こちらが「ジル」さんです。インフォメーションセンターの入口にいらっしゃいます。
…マネキンが着ていて、ちょっと貧相なジルですけど(^^;
ジル(Gille)はバンシュのカーニバルの主役です。ウィキには生粋のバンシュ人しかできないと
書いてありましたが、私が見たドキュメンタリーでは、ジルを演じる家は代々決まっていて、
その家の男性しかできない、って話でした。つまりそれが、代々バンシュに住んでいる家って
ことなのかな。このマネキンが貧相だなあと感じたのは、本物のジルはもっと太めで(笑)
ドキュメンタリーで衣装の中に藁をたくさん詰め込んでいたのが印象的だったからなのでした。




ジルはこんな木靴を履いています☆




一緒に飾られていたのはジルのベルト。ジルの衣装にはあちこち鈴が付いていて、
カーニバルで練り歩くとシャンシャン音がします(^^)
あ、手に持っている小さな箒はラモンと言って、これもカーニバルで使われる小道具です。




インフォメーションセンターでは、ジルの衣装をモチーフにしたアイテムも購入できます。
ちゃんとしたデザイナーさんが作っていて、ポーチとかお財布とか色々あります。
でも、一点物に近いのか?お値段は結構高め。それでもどうしても欲しくて(笑)
2013年にポーチを買ったのは私です(^^; 30ユーロ近かったかな?




木靴やラモンをモチーフにした装飾品もありました。




小さいブローチ、7ユーロ。これもラモンが付いてますが、私が2013年に買ったポーチにも
付いてるんですよね。とりあえず、まだ朽ちてはいません(^^;




私がジルの衣装の中でイチバン気に入ってるのがこのライオンのモチーフ。
バンシュってワロンの街なのに、街の旗印は黒いライオンなんです。
(これはまた、別の機会に紹介します)




こんなかわいい傘も売ってました☆




傘、欲しかったんですけどねえ。とても持って帰れる気がしなかった…つか、
昔、オランダで買ったビニール傘が、風の強い日に速攻壊れた苦い思い出があるので、
うっかり手が出せない(^^;

この記事を書くために、ジルの事を色々調べていたら、この独特のライオンのモチーフは、
インカのデザインを取り入れたのだと知りました。なるほど〜、確かにインカっぽい。
昔、この街を支配していた女王様(件のお城に住んでいた)がお祭りの衣装で使ったのが元だとか。

ついでにジルという名前は、当時のスペインでポピュラーだった名前「Gil(ヒル)」から
来ていることも分かりました。カーニバルの最終日にオレンジを投げるとか、色々
スペイン統治の匂いがプンプンするのが面白いです。インカにしても、スペインが侵略した
歴史がありますしねえ。こういうの調べるの、本当に大好き(^^)




さて、これを踏まえてカーニバルの主役であるジルが、バンシュでどれだけ親しまれているのかを
ご紹介しましょう。これはインフォメーションセンターの窓ですが、実はジルの顔の一部☆




カフェのガラス窓にもさりげなくジル☆




こちらは市庁舎近くのカフェ(ベルギーでカフェはビールも飲めるお店)




よく見るとカフェの看板にジルが描かれています。
「LOCAL DES ARPEYANTS」の意味が分からなくてググってたんですが、
どうやらジルは自分たちの事をARPEYANTSと呼ぶみたいなので、
もしかしたらここはジルを演じる一家のカフェなのかも?




ちょっと怪しげな装飾品を売っているお店のショーウインドーにも、
さりげなくジルのお面とラモンが飾られてました。
バンシュの街を歩いて、ジルを探すのは楽しみです(^^)

☆オマケ:ようつべでバンシュのカーニバルの映像を見つけたので貼っておきます☆


(続きます)

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ベルギーの新型コロナウイルス流行まとめ2020[4月] [にうす。]


↑あ、これってヘッダー写真と同じヤツだった(^^;

バンシュ紹介記事を中断して、今日はベルギーの新型コロナウイルス情報4月分を
自分自身の記録として記載しておきます。ご興味のない方は飛ばしてくださいね(^^)

本日5月4日、ベルギーは段階的な外出制限緩和を開始しました。 まずはビジネスが再開。公共交通機関ではマスク着用が義務化。 お店は5月11日からオープンする予定です。

さて、それを踏まえて4月の感染者数のまとめです。

☆3月の分はこのリンク→ https://mooi-belgie.blog.ss-blog.jp/2020-03-31

ベルギーではまず、3月14日に「新型コロナウイルス感染拡大抑制措置」が始まり、
学校やカフェ・レストランが閉まりました。
3月17日には外出制限措置が追加されましたが、フランスやイタリアのような厳密なロックダウン
ではなく、お隣オランダ同様に緩いものでした。
オランダでは「インテリジェント・ロックダウン(知的な都市封鎖)」って言ってたんですよね。
ちなみにベルギーのにうすでは、全くそんな文字列は見ませんでした(^^;

前回書き忘れましたが、当初4月5日までの予定だった措置期限は、
3月27日に開かれた国家安全保障会議で4月19日まで延長されました。


[3月5週目~4月1週目]
********************
3/30…感染者11899人(+1063) 死者…513(+82)
3/31…感染者12775人(+876) 死者…705(+94)
4/1…感染者13964人(+1189) 死者…828(+29+94)
4/2…感染者15348人(+1384) 死者…1011(+183)
4/3…感染者16770人(+1422) 死者…1143(+132)
4/4…感染者18431人(+1661) 死者…1283(+140)
4/5…感染者19691人(+1260) 死者…1447(+164)
********************

前回お伝えしたデータだと、外出制限が始まっても、3月後半から1日の感染者数が
1000人を超え始めました。すぐには効果が出始めないのがよく分かります。
(そりゃそうですよね、潜伏期間2週間だし…)


[4月2週目]
********************
4/6…感染者20814人(+1123) 死者…1632(+185)
4/7…感染者22194人(+1380) 死者…2035(+162+241)
4/8…感染者23403人(+1209) 死者…2240(+205)
4/9…感染者24983人(+1580) 死者…2523(+283)
4/10…感染者26667人(+1684) 死者…3019(+325+171)
4/11…感染者28018人(+1351) 死者…3346(+327)
4/12…感染者29647人(+1629) 死者…3600(+268)
********************

2週目に入り、ベルギーではいわゆる老人ホームでの感染拡大が深刻になり、
4月7日からは老人ホームなどの施設で亡くなった人数も加えるようになりました。
これがベルギーの死亡率が高くなってしまった理由です。
日本もそうですが、国によって数の出し方が異なるから、なかなか比較するのは難しいですね。

ちなみに毎日の数を記録していると、時々算数が合わない日があるんですが、
公式発表なのでそのまま流しています。


[4月3週目]
********************
4/13…感染者30589人(+942) 死者…3903(+303)
4/14…感染者31119人(+530) 死者…4157(+262)
4/15…感染者33573人(+2454) 死者…4440(+283)
4/16…感染者34809人(+1236) 死者…4857(+417)
4/17…感染者36138人(+1329) 死者…5163(+313)
4/18…感染者37183人(+1045) 死者…5453(+290)
4/19…感染者38496人(+1313) 死者…5683(+230)
********************

4月15日に感染者数が一気に増えたのは、老人ホームで一斉検査を行った結果です。
こういうのちゃんと見てないと、ベルギーヤバイってなっちゃいますね(^^;

ベルギーでは検査で陽性になっていなくても、感染が疑われる死者も入れてます。
14日からは検査数も発表されるようになりました。
ちなみに19日の検査数は8118件、総検査数は162000件でした。

政府は4月15日に安全保障会議を開き、措置の期限を5月3日まで延長しました。
さらに大規模なイベントは8月31日まで開催できないと決定。
これでベルギーの自転車レースは8月いっぱいできなくなりました(T_T)


[4月4週目]
********************
4/20…感染者39983人(+1487) 死者…5828(+168)
4/21…感染者40956人(+973) 死者…5998(+170)
4/22…感染者41889人(+933) 死者…6262(+266)
4/23…感染者42797人(+908) 死者…6490(+230)
4/24…感染者44293人(+1496) 死者…6679(+190)
4/25…感染者45325人(+1032) 死者…6917(+241)
4/26…感染者46134人(+809) 死者…7094(+178)
********************

4月中旬から感染者数は減り始めました。ピークは乗り超えたようです。
素人のワタシにはデータ読み解けませんが、4月24日に開かれた国家安全保障会議で、
5月4日から段階的に制限の緩和を開始する方針が出されたんです。
これをベルギーのウィルメス首相は「EXIT STRATEGY」と名付けたそうです。


[4月5週目~5月1週目]
********************
4/27…感染者46687人(+553) 死者…7207(+113)
4/28…感染者47334人(+647) 死者…7331(+134)
4/29…感染者47859人(+525) 死者…7501(+170)
4/30…感染者48519人(+660) 死者…7594(+111)
5/1…感染者49032人(+513) 死者…7703(+130)
5/2…感染者49517人(+485) 死者…7765(+82)
5/3…感染者49906人(+389) 死者…7884(+79)
********************

本当に4月中旬がピークだったようで、その後は感染者数も死者も減り続けています。
4月29日に、予定通り5月4日から段階的な緩和を開始するゴーサインが出ました\(^o^)/

5月4日時点で、ベルギーの感染者数は5万人を超えましたが、すでに1万2000人以上が
治癒しています。総検査数は44万件。当分は様子を見ながらでしょうが、
少しずつ日常の生活が戻ってくることを祈っています。

…そして日本も、こんな風に出口に近づいてくれるといいですねえ…(T_T)
こうして見ると、2ヶ月弱は必要なのかなあと思いますが、措置が異なるので比較できない。
ワタシが一番怖いのは、欧州がウイルスの流行を上手く抑え込んで正常に戻った時に、
まだ日本は流行が続いていて、海外渡航ができないという状況。
今年の里帰りができなくなった時から、これが最大の懸念です(T_T)

国際的な自転車レースは8月から開始する方向ですが、ベルギーもフランスも
8月中は大規模イベント禁止。イタリアはまだ決まってないからどうなることやら。

とりあえず、手洗いこまめにやって、STAY AT HOMEなゴールデンウイークです(T_T)/*

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