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クレラー・ミュラー美術館@デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園 [多分滅多にないミュージアム]

2016年ベルギー&オランダ旅行の、オランダ編を紹介中です☆

ツアー5日目は南部のアイントホーフェンを出発して北上し、
オッテルローにある「デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園」を訪れました。



デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園は5500ヘクタールの自然保護区で、森、ヒースの荒れ地、
沼地、草原、砂地が同居する不思議な空間。5500ヘクタールって、全然ピンと来ないけど、
よく大きさの比較で出てくる東京ドームは4.7ヘクタールデス(・∀・)



ここ、元々は20世紀初頭に実業家のアントン・クレラー氏が、趣味のハンティングと乗馬を
楽しむ目的で人工的に作った狩猟場だとか。いや〜金持ちの考える事は想像を逸しますね(@_@)
ほんの1カ月前に、自転車レースで近隣の町に行ってたんですけど、すぐそばにこんな自然豊かな
場所があるなんて全く知らなかったからびっくりです。オランダは小さい国なのにホント不思議。




さて、デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園に到着して最初に見学したのは、
公園内にある「クレラー・ミュラー美術館」でした。
ここにはクレラー氏の妻、ヘレナ・クレラー・ミュラー夫人が収集した
膨大なゴッホ・コレクションが収蔵されているのです。そう、ゴッホ案件です(・∀・)




入口近くに建っていたこの銅像はクレラー氏かな(と、勝手に思っている)。




アイントホーフェンを出発した時は曇りだったけど、1時間半の移動中ずっと雨で、
途中土砂降りになった程。ツアー5日目も雨かー、とガッカリ(T_T)




美術館の入口。めっちゃ広い敷地だから、平屋でした(・∀・)




入口を入ってすぐにあった謎のぐるぐるネオン(・∀・) これもゲージツか??




クレラー・ミュラー美術館のゴッホ・コレクションは、絵画90点、デッサン180点。
アムステルダムのゴッホ美術館についで、世界2番目だそうです。
(2016年当時の話なので、変わっているかも??)




ここの美術館は撮影オッケー。我々のツアーは許可をもらってましたが、一応書いておきます。




最初は美術館の方がガイドになって、主要作品を説明してくれました。
こちらはゴッホがニューネンで描いた『ジャガイモを食べる人々』の、習作バージョン。
(習作じゃないバージョンはアムステルダムのゴッホ美術館が所有しています)
ニューネン見学でさんざんお世話になった(?)アレです(・∀・)




ニューネンのサイクリングで土台を見た、古い教会の絵もここにありました。




ゴッホって元々ご贔屓の絵描きさんではなかったんですが(印象派は苦手)
この「夜のカフェテラス」は、この時初めて見て気に入りました。
ガイドさんが「当時、ガス燈が登場して夜の街が明るくなり、この黄色が生まれた」と、
説明してくれたのがツボだったんですよね〜。今で言うなら蛍光灯の街頭がLEDになって明るっ、
てな感じですよね(・∀・) ←伝わらない説明…笑。




目玉作品の説明を受けた後は、自由に見学。平日だったから空いてました。
ゴッホ信者には夢の空間ですね〜〜(^^)




こういう美術館では、気に入った作品の前でのんびり座って鑑賞したい派(^^)
ここは平日ならそれが可能ですね☆ あ、この「糸杉と星の見える道」も有名らしいです。




クレラー・ミュラー美術館には、ゴッホ以外の作品も展示されています。
コレ、ごとかで見たことあるなと思ったら、イタリアのユーロ硬貨に描かれているヤツ(・∀・)




ここは彫刻庭園も有名らしいんですが、あいにくの雨だったのでそっちは見学しませんでした。




おみやげコーナー充実☆ 夜のカフェテラスがめっちゃ使われていて、スカーフもありました。
可愛いけど、絶対使わないよなと(笑)自粛。マグネットを買って、今も冷蔵庫に飾ってます。
クレラー・ミュラー美術館は年間約40万人来場するそうですが、それがすごいのか素人なんで
わからず(^^; ここ、交通の便がすごく悪いから自家用車ないと辛そうですが(・∀・)
個人では絶対来られない場所だから、もう少し夜のカフェテラスをじっくり鑑賞しとけばよかったな。

次回はデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園を紹介します☆


[クレラー・ミュラー美術館]



https://krollermuller.nl/en
 
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