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森と水の高級住宅地@ブルーク・イン・ワーテルラント [風景。]

2016年ベルギー&オランダ旅行の、オランダ編を紹介中です☆

ツアー5日目、午後はザーンセ・スカンスの風車村を夕方5時半過ぎに出発し、
次に訪れたのはアムステルダムの北東にある小さな村「ブルーク・イン・ワーテルラント」でした。

[↓↓↓場所はココ↓↓↓]


ブルーク・イン・ワーテルラントは、17世紀にアムステルダムの裕福な商人や船主たちが
住んでいた村で、当時建てられた木造のお屋敷が国の文化財として保存されています。
アムステルダムから10kmなので、郊外の別宅って感じだったんでしょうね(^^)




スタート地点は村の教会。グーグルの地図だとブルーク・イン・ワーテルラントの教会としか
出てませんが、正式には聖ニコラース教会で、14世紀に建てられた村で一番古い建物。
でも、16世紀の80年戦争でスペイン軍に破壊されて、17世紀に古い土台の上に再建したものだとか。


[↓↓↓イマココ↓↓↓]




ベルギーにもこういう教会あるな〜。これもゴシック様式なんですねφ(..)メモメモ
でも改革派教会、プロテスタントの一派です。最初はカトリックだったのかな?

さて、ここもガイドさんなしの自由行動だったので、一人であちこちフラフラしてました。




教会の敷地にあった井戸。出てきた水が溜まる場所がないのは何故?!(・∀・)




これも井戸かな。誰か出てこないように鍵がかけてあります(・∀・) ←違。




8月に行われる行事を紹介していたパネル。1916年の洪水に関する行事のようでした。
ワーテルラント=ウォーターランドなので、水の多い地域なんですね。




教会のすぐ近くにハーフェンラーク湖がありました。
形からして人造湖なのかな? 港って意味だし。
まあ、そもそもオランダはオランダ人が作ったんだもんね(・∀・;)




対岸にすごいお屋敷(・∀・) ホント、お金持ちが住んでたエリアって感じでした。
最初、船乗りに人気の保養地って言われて葉山辺りを思い浮かべてたんですが、
オランダのウィキを読んでいて、船乗りではなく船主の間違いだと気が付きました。
船乗りって、当時そんな裕福なイメージではないですもんね(^^;
17世紀はオランダ東インド会社で商船が儲けていた時代。




ハーフェンラーク湖は北側と西側に水路が繋がっていて、西側のは最終的に北オランダ運河まで
続いてました。これは北側に伸びる水路で、他の湖に繋がってます。
この水路沿いにあるお宅は、家からボートで湖に出ることができるんですよね(^^;




水路に架けられた橋のたもとの街頭。柱の下に何やら文字が…。




1825年に水はこの高さまで来ましたという印でした。
川や海の近くって、よくこういうのありますよね。
この辺りはお金持ちに人気の住宅地なのに、水害で度々大変な目に遭ってきたんですね。
なのに住み続けるのは、やはりここが風光明媚な場所であるのと、都心に近くて便利だからかな。




橋の向こうにあったこの白い建物、ファザードがかわゆすでした(^^)
この記事を書くためにグーグル・マップを見ていたら、2階の小窓の下に村の紋章の白鳥が
付いていて、ああ、これちゃんと撮影したかったなと思いました。
でも、この時は橋を渡って湖の対岸には出ず、水路沿いを見学するルートを
選択しちゃったんですよね(^^;




教会の庭にあった案内板で言うと、ツーリストインフォメーション方面になります。




サイクリングルート01は、白鳥の紋章が付いていた建物の方角ですね。
あの建物から左に曲がると、湖畔沿いを走れるんだと思います。




ここはハイキングのルートにもなっていました。




さて、北上する水路に沿ってるこの小道を探検します☆




舗装は石畳。時刻は夕方6時半。西日で影がいい感じ(^^)
…余談ですけど、このテの石畳はスーツケースの天敵ですよね。真っ直ぐ進めない(T_T)




探検隊で大切なのは、定期的に振り返ること。そうすると帰り道が分からなくならない。
って、一本道でしたけど(笑)振り返ると最初の教会がこんな風に見えました。




塔が見えて、正面とはまた違う印象ですね。




いい感じのお家が並んでます☆ 




この通りは「 Leeteinde 」。ヨーロッパの町はたいていこれが付いているので、
撮影しておくと後で場所のチェックができて便利。日本なら電柱に付いている住所かな。




可愛らしいペールグリーンのおうち。半地下になっている作りが面白い。




半地下は自転車置場にしているんですね〜。
ちなみにこのエリアの古い建物は文化財になっているとは言え、基本他所様のお宅なので、
見学は節度を持ち、マナーを守ることが重要(^^;




これは鳥かごかな。面白い形。何も住んでませんでしたが(^^;




道の反対側は、お庭が鬱蒼と茂ってました(・∀・;)
水路、全然見えません(笑)




バラは一応門になっています。わざとお庭を茂らせているのかな。




振り返って先程のペールグリーンのお家を撮影。
この角度だと普通のグリーンっぽく見えるんだな。
しかしここもお天気でよかったなあ(・∀・)




お隣は白いお屋敷。扉が真紅で映えますね〜☆




その先には大きな建物。ここは木造ではないっぽいですね。




これも1740年に建てられた建物ですが、グーグル・マップで何のマークも付いてなくて、
何なのかは分かりませんでした。




もう少しヒントになりそうなものを撮影してれば良かったんですが、時既に遅し(^^;




しかし、その隣りにあった同じような建物なんて、この写真しか撮ってなかった(汗)
おそらくですが、ここは通りが狭くて写真を撮りたくても建物が大きすぎると全景が入らず、
諦めたのかもしれませんね(^^;
このブルーケルハウスは元々教会の施設で、孤児院や救貧院として使われた後、
市民の為に使う事を条件に寄付された建物だそうです。




元々は教会の施設だった事が分かるプレートは撮影してました。
そういう施設をDiakonie って言うんですね。
ここはアムステルダムの運河沿いにある建物と同じタイプらしいです。




木造のかわいいお屋敷探して探検していたから、石造りの建物はあまり興味がなかったのかも?
それよりも建物の前に駐輪されていたこのバイクがツボ(・∀・)




しかし、座席ボロボロでした(^^; 張り替えてあげて〜(笑)




この辺りは水路がよく見えて、ボートも停泊していました。
これで湖まで移動するんですね〜(^^)


[↓↓↓イマココ↓↓↓]




ブールケルハウスの向こうに、またカラフルな家が見えてきました☆




童話に出てきそうなお家です。このペールブルーがこの地域の特徴色らしいんですが、
ちょっと探検しただけだと、ここでしか見られませんでした。
でも、白い縁取りに赤い扉がステキです(^^)




窓の形も変わってますよね。




風見鶏も可愛かった☆ 犬を連れた旅人かな?




反対側から見た図。すごく大きな木があるけど、何の木かな。
ここは緑が豊かなのもいいですよね〜(^^)




これはどっちのお宅のお庭かな。オランダは日本の庭の概念とは随分違ってて面白い。
ベルギーの庭の概念とも違う気がします(^^;




ちょっと奥まで探検してしまったので、そろそろ戻らないと(^^;
しかし、この水路、よく見ると水が淀んでますね。あまりキレイではない。
夏に虫が湧いたり、臭ったりしないのかな(汗)




戻りながら、庭の向こうに水路が見える場所を見つけて撮影。
分かりづらいですが、カバーかかっているのはボートです。




「猛犬注意」ではなく、「犬が横切ります」の看板、面白い(・∀・)




途中見つけたお花。AIアプリで調べたら、モモノハギキョウでした。
路肩の花の名前、分かるの嬉しい(^^)




こっちはうまく見つけられませんでした(^^;
でもキレイな花だったな。




教会の裏に停まっていたクラシックなクルマ。




シトロエンでした。現役なのかな(^^;




所在なさ気な自転車。持ち主は緊急事態発生で何処かへ行ってしまったのかな(^^;
ブルーク・イン・ワーテルラントは何か時間の流れがのんびりです。




こちらのお屋敷は1750年製。分かりやすい(^^)




ブルーク・イン・ワーテルラントでの自由時間は30分もなかったので、
水路沿いの小道をちょこっと往復して終わってしまいました。
この湖沿いももっと散策したかったんですけどね〜。
この写真は到着してすぐに撮影したものです。

アムステルダムから10kmくらいだったら、ここはサイクリングで来てもよかったのにと思いました。
自転車だったらもっと効率的に見て回れたかも。しかし、高級住宅地見学では、需要ないかな(^^;

さて、明るいけどもうすぐ夜7時。ツアー5日目は早い時間に夕ご飯となりました☆

(続きます)


[ブルーク・イン・ワーテルラント]

 
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