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東フランダースの石畳[パーテルバルフ] [石畳。]

自転車レースネタが続いてすみません(^^;
つか、私、基本自転車レースを観にベルギー行ってるんですけど(爆)

本日のお題は、フランダースの石畳を紹介するシリーズ第二弾。
東フランダース州のクライスバルフンにあるパーテルバルフ(Paterberg)です。
バルフが付くので石畳の坂になります♪
ベルギー最大の自転車レース「ロンド・バン・ブラーンデレン」のコースです。

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昨年、ロンド前日の一般参加レースを観に行った時に撮影した看板。
坂のふもとに設置されてました。長さはたった400メートルですが、
平均勾配が13%、最大勾配が20.3%でゴザイます(^^;
…いや、20%超えると、歩いて上るのも結構キツいっス。


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去年は一般参加レースの日に小雨降ったり止んだりだったんで、
こんなどんよりな写真になってしまいました。
パーテルベルフのふもとはこんな感じ。
一般参加レースは毎年1万6000人も参加するので(!)
朝から晩まで、こんな感じでサイクリストたちがへーこら上っていきます。
でも、大半は途中で挫折して、自転車下りて上ります(^^;


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今年E3・ハールビークというレースで観戦に来た時は、
うっすら曇っていたけど、まあまあの天気。
坂の上の道路に車を停めたので、これは坂の頂上から見下ろしたところ。
結構な坂なんですよね(^^;


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周囲はのどかな牧草地帯。
東フランダースは「フランダースのアルデンヌ」と呼ばれるだけあって、
本当に起伏があります。ベルギーって、まっ平らじゃないんですよ(^^;


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選手が通過するまでまだ時間があったけど、結構お客さん来てました。
暖かい日だったので、のんびり座ってレース待ち。サイコー。
ちなみにコレ、平日金曜日です(^^; みんな、会社はー?(笑)
ロンドのような大きいレースだと日曜日だし、こういう坂は人気の観戦ポイントなんで
ものすごいヒトが集まります。なのでコースの両側にフェンスが設置されますが、
このレースはフェンスなし。それが後で災いに…(T_T)


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お約束の石畳の石チェック。この坂は近年舗装し直したっんだっけっかな。
ベルギーでは10年くらい前に、(レースで使う)主要な石畳の坂の補修をしたんです。
昔はもっとガタガタでしたから。それがツボだったんですけど(^^;


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アップにすると何かいろんな種類の石があるの、わかりますね。
オウデナールドにあるロンド・センター(博物館のようなもの)の展示に
石畳の種類を解説したヤツがあったんですが、もうすっかり忘れている(^^;


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ちょっと隠れちゃっているけど、パーテルバルフは3種類のサイクリング・ルートに
組み込まれています。これはその案内板。


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頂上から数10メーター下がったポイント。下から選手が上がってくるのが
見渡せるので、ここで撮影することにしました。
反対側は逆光になっちゃうから、こっち側。


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もうすぐ通過です☆ 観客もスタンバイ。


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振り返るとこんな感じ。

で、私は上がってくる選手を望遠で撮影しようと思って準備していたんですが、
選手が上がって来た途端に観客が半端なく道路にはみ出し、
坂の下の写真なんて全く撮れない状態(T_T) 完全な判断ミス。

実はこういう人気の坂でレースを観るのは久しぶりだったんですよね。
レースでこの坂に来たのも、10年以上前。

そこで慌ててレンズを70-300の望遠から18-200に付け替え、
何とか自分の横を選手が通過する時点には間に合いました。


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そんなバタバタで撮れた写真。ああ、ベルギーチャンピオン、
望遠で下から上がってくる姿を連写で撮影したかった(T_T)


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地元のスター選手が通過すると、とにかく観客の熱狂ぶりがヒートアップするので、
こんな感じで指差しているところが入ったり。思ったような写真は撮れません。
とは言え、天気だから安物の暗いレンズでもピントは合っている(^^;


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実は選手たち、こういう坂では石畳を上がるのを嫌って、
道の端にある平らな場所を走るんです。用途としては、雨水が流れる浅い溝なのかな。
なので観客はこんなに道路にはみ出し(汗)増々選手は石畳を走れないんですけど(^^;
(と言ってる自分も道路の反対側でおとなしくしていたら写真撮れないので、
道路の真ん中まではみ出しているんですけどね…笑)

本当、さっきまで旦那さんとおだやかに喋っていた奥さんが、
選手来た途端に、狂ったように応援を始めてビックリ。
選手にぶつかりそうな距離まで近づいて、こぶし振るって応援しちゃいますから。
イヤ、ベルギーあるある。実はオバちゃんの方が熱狂的なファン(^^;


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優勝候補が揃った前のグループが通過した後、後ろの集団が通過する時には
観客の熱狂も落ち着き、こんな風に撮影できるんですけどね(^^;
何か10年前より観客の熱狂ぶりがスゴイ気がするのは気のせいだろーか。


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この坂の手前で発生した落車事故に巻き込まれて遅れていた世界チャンピオンが
通過する時には、再び観客が盛り上がりましたが、何とか撮影できてました。
私も慣れてきたからか…(笑)
しかしまあ、私のなんちゃって一眼と安物のレンズでは、これが限界(^^;

パーテルバルフは短いけどキツいので、結構レースの要所になります。
ここでまだゴールまで40kmくらい残っているから、1時間は走るんですが、
この日のレースもここで有力選手が前に抜け出して、勝敗が決まりました。

と言うような、自転車レースを毎年観るために、ベルギーに行ってるのでした☆
って感じで、生暖かく見守っていただけると幸いです。
(また旅行らしい内容も紹介します〜笑)

【パーテルベルフ@クライスバルフン】



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コメント 5

あおたけ

今さらながら、石畳での自転車レースって、
とくに上り坂が過酷そうだなぁ・・・って思っていたら、
なるほど、道の端の側溝部分をウマく活用(?)
されているのですね(^^)
ここは整然と一列に上って、そのあとでデッドヒート!?
by あおたけ (2017-11-14 10:23) 

JF

坂道になると応援もヒートアップ・・・わかります!
こぶしを握り締めて、つい大きい声で応援したい!
by JF (2017-11-14 18:03) 

gon

あおたけ さま

実は大きいレースではこの側溝の上にフェンスが並ぶので、
やっぱり石畳の上を走らなきゃなんないんですけど(^^;
by gon (2017-11-16 23:41) 

gon

JF さま
そういうものなんですね(^^;
選手もその声援が後押しになるんでしょうね。
by gon (2017-11-16 23:42) 

gon

@ミック さま、鉄腕原子 さま、maporin さま、
sugoimono さま、ありさ さま、スーおばさん さま、
mwainfo さま、siroyagi2 さま、いっぷく さま、
kiyokiyo さま、ぼんぼちぼちぼち さま、tarou さま、taka さま、
ご訪問&Niceをありがとうございました♪
by gon (2017-11-16 23:44) 

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