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2016年のベルギー&オランダ旅行紹介記事、やっとフィナーレ(・∀・) [感動!]

2019年8月に始めた、2016年ベルギー&オランダ旅行の紹介記事。
最初はネタをポツポツ紹介するだけで、こんな風な連続モノにする気はなくて、
初回もいきなり最初に宿泊したホテルだったんですよね(・∀・)
それが時系列を愛する山羊座さんのサガで、こんな長編になってしまいました。
しかも、オランダ編は長かったなあ(笑)ベルギーぶろぐなのにスミマセン(^^;




最終回は、ちょこっとKLMオランダ航空ネタをご紹介します☆
スキポール空港のチェックイン、荷物はこんな機械で計量するんです。
これは2016年の写真なので、今はまた変わっているとは思いますが…。




こんな風にスーツケースを入れて計量し、重量オーバーだと受け付けてくれません(T_T)
KLM航空のエコノミーの荷物は23kgまでなので、私はギリギリ。
ちゃんと携帯スケール持ってて、ホテルの部屋で荷造りする時、計ってますから(^^;




制限内に収まっていれば、スーツケースに付けるタグシールが印刷されて出てくるので、
それを自分で貼り付けて完了☆




扉が閉まり、荷物は自動で運ばれて…いったと思います。イマイチうろ覚えですが(^^;
これを見て、私は自分ではもうKLMは利用できないなと思いました(>_<)
毎度荷物はギリギリで、この時は少ない方だったけど、里帰りではちょいオーバーする事もしばしば。
そんな時、係員さんのいるカウンターだったら、ちょっとくらいはおまけしてくれますからね。

しかし、対機械では、全く融通はきかず。実際、他の参加者が2人重量オーバーになっていて、
ここでかなり足止めをくらいました。元々ホテル出たのか30分遅くて、ここで更に時間がなくなり、
空港での自由時間は20分くらいだったかな? 大好きなG-STAR Rawをゆっくり見たかったのに、
駆け込んでセール品を2つくらいひっつかんで購入し(笑)免税店の入口にあったチョコをお土産に
買って、何とか搭乗時間に駆け込んだのは苦い思い出でした(T_T)
なので、スキポール空港の写真は1枚もないんです(汗)




という事で、KLM航空の機内食(・∀・;)
当時KLMはヘラ・ヨンゲリウスという、有名なデザイナーさんが内装を手掛けていて、
フードのパッケージにデルフト焼きのお皿が印刷されていたりしました。
まあ、エコノミーですから、陶器のお皿で出てくるわけじゃないですけど。
ファーストクラスはきっとこういうお皿なんだろうな(・∀・)




こっちは朝食。コーヒーの紙コップもデルフトブルーで風車が描かれてました。




でも、私が何よりも好きなのはKLMのプラカップ。自転車のマークが入ってるんです☆
飛行機、チューリップ、自転車、KLMのロゴだったかな。




2016年以前にKLMを利用した時に発見し、めっちゃ喜んだんですよね(^^)
この時、まだこの柄が使われていて嬉しかったからいっぱい写真撮りました。




チューリップの場所の影(^^)




ちなみにKLMのお水はトルコブランド。ターコイズがきれいなパッケージでした。




こんな風に写真を紹介していると、飛行機の旅が恋しくなっちゃいますね(T_T)
頭の中にエンジン音が流れてます。さて、長々とお付き合いありがとうございました。

あ、余談ですが、2019年にベルギーのザーベンテム空港も荷物の計量が機械化しました(T_T)
スキポールとはまた違う形式ですけど、制限重量きっちりには変わりなし(確か23.4kgまで)。
その後、行けなくなっているので、今はどんな感じだろうなあ…(・∀・) ←遠い目。


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※以下にオランダ編のまとめリンクを置いておきます☆
(自分が後で便利なように…笑)

【オランダ編】

ズンデルト(ゴッホが生まれた町) ※最後にベルギー編のまとめアリ

■ニューネン(ゴッホが2年間住んでいた町)
フィンセンター
ゴッホが描いた風景
サイクリング①
サイクリング②
サイクリング③
サイクリング④
サイクリング⑤
クライスウエイクのカフェ
閑話休題

■アイントホーフェン
ホテル①
ホテル②
駐輪場
社食レストラン
ゴッホのサイクリングロード
アイントホーフェン駅
サイクリング橋

■デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園
クレラー・ミュラー美術館
サイクリング
パンケーキのランチ
国立公園

■ザーンセ・スカンス
風車村①
風車村②
風車村③
黒いクジラのレストラン

ブルーク・イン・ワーテルラント

■ザーンダム
ホテル
ザーンダム駅
ナイトウォーク
朝の散歩

■アムステルダム
ゴッホ美術館
駐輪場
フェリーとトンネル

VANMOOF
レストラン
ホテル
サイクリング
街歩き①
街歩き②
街歩き③
弾丸ショッピング

…オランダ編、めっちゃ記事多かったな(・∀・;)
まあ、お隣さんのよしみということで(笑)

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風車だけじゃないザーンセ・スカンスの魅力をもっと紹介\(^o^)/ [感動!]

2016年ベルギー&オランダ旅行の、オランダ編を紹介中です☆

ツアー5日目、午後はアムステルダムの北にあるザーン地方の風車村テーマパーク、
「ザーンセ・スカンス」を見学。2回に分けて風車をたっぷり紹介したので、
風車だけではない風車村の魅力をもう少しご紹介します(^^)/*




一番北にあった風車「まだらの鶏」を撮影した後、ザーン河畔を折り返して戻る途中、
内陸側の牧草地もキレイだなあ、って撮影していたら…。




自転車のマダムが颯爽と通過!(・∀・)
おおっ、サイクリングがテーマのツアーには最適なシーン!
でも、風車村なのにこの方向では風車が写り込まない(^^;




もうちょっと早く気がついて、この向きで撮っていたら風車と自転車が撮影できたのに…
って思っていたら今度は乗馬のお姉さまが通過(・∀・)




使い所はないけど、新緑にお馬さん、ステキ(^^) …って、ここで使えてよかった(笑)
サイクリングという概念はあったけど、乗馬は思いつかなかった。
これはズルイ(笑)ステキすぎる(*^^*) いいなあ、乗馬。やってみたいけど、
道産子クラスぢゃないと可哀相だ(・∀・;) (ラオウ的な?…笑)

あ、ちなみに1枚前の右側の風車が近くで撮影してなかった若い羊ちゃんです☆




ザーンセ・スカンスの中には普通に人が住んでいて、こんな風に「私有地=立入禁止」って
看板が付いている場所もありました。これがどこの風車だったか忘れちゃったけど(^^;
入場料無料のテーマパークならではですね。




到着した時に、何故か撮影していなかった入口近くのザーン地方博物館を風車の方から望遠で撮影。
ここは見学可能だったんですけど、そんな時間なかったしなあ(T_T)




念願の「風車と自転車」は、緑のロボット風車まで戻ってきた時に、偶然撮影できました☆
時間があれば、いい感じのロケーションでサイクリストが通過するまで待てるんですが、
今回は本当に運任せでしたから(^^; でも、お天気でいい感じの写真が撮れました☆




さて、風車とバイバイして、お買い物タイム☆
とりあえずチーズ専門店「Catharina Hoeve」に入ってみました。

[↓↓↓場所はココ↓↓↓]





平日だったけど、お客さん結構入ってました。




チーズがぎっしり。好きな人には夢のような世界でしょうね。
私は子供の頃ほどチーズ嫌いではないけど、執着もないので冷やかしです(笑)
(子供の頃は給食で出たプロセスチーズにやられてチーズ嫌いになったクチ)




チーズ作っている所も見られます。この時は実演してませんでしたが。




ワックスがついた、いかにもオランダなチーズですね〜(^^)




ハチミツも一緒に販売していたんですが、どんな花から集めたハチミツなのか、
写真で紹介しているのはナイスでした。こんな花の蜜なんだって、わかるし(^^)




お店の外に飾られていた花、カゴが可愛かったので撮影。これ、何の花だろう…。




行きに渡った時には、全然気がついてなかったんですけど、橋の横にこんな道具が置いてありました。
これって、チーズを作る時に使う道具ですよね、きっと。牛乳入れて撹拌するのかな。




後ろに写っているのが、行きそこなったスパイス・ミルの「De Huisman」。
人の流れでこの橋を渡らず、まっすぐザーン川に向かっていればこの風車から見学できたのに(^^;
多分、私が付いてってしまった人たちは、チーズ専門店を目指していたんだと後から思いました(笑)

そうそう、左奥にあるおうちはザーン地方特有の建物。ここに移築して保存しているヤツですね。
緑の木造で白い縁取りがザーン地方独特なのだとか。




行きに通った時には居なかった羊さんたちが岸辺まで来ていて、
ちょっといい感じの写真が撮れました。同じ構図でも何度も撮ってみるものですね(^^)/*




橋の写真、行きとは反対の岸から撮影。
左奥にあるのはお土産&売店の建物です。ここの建物は屋根の形も独特☆




ちょい角度を変えてもう1枚。課外授業の子どもたちが見ていた小さな風車も入りました。
この時は広角のレンズ持っていなかったけど、今ならあるからもっといい写真撮れるなあ(^^;




今回の記事を書くのに、ザーンセ・スカンスの公式サイトで風車を調べていたら、
何とこの小さな風車の事も紹介されていました。
これは「牧草地の風車」で、干拓が十分ではない牧草地の排水をするんだそうです(・∀・)
さすがオランダって感じですね〜。この子はちゃんと名前もあって「De Hadel」でした。




水路にいた子。カモかな。




芝生にいたこの子は不明。くちばしが黄色くないから、メレルじゃないなφ(..)




さて、ソフトクリームの看板が出ていた売店まで戻ってきました☆




美味しそうなパンもあったけど、心は一択(^^)




念願のソフトクリーム、ゲットだぜ!(・∀・)
小一時間歩いて来たので、別に濃厚ななんちゃらソフトではなくても、
普通に美味しゅうございました☆ …値段は忘れちゃったけど(^^;
お昼が軽食のクレープでお腹空いちゃってたけど、ソフトクリームで落ち着きました☆




時間にゆとりがあったので、お土産屋さんでお買い物タイム☆




オランダと言えばチューリップ。とは言え、6月だから時期ではない(^^;
これはよくあるお土産で、木製のチューリップです。家族のお土産に買いました。
よく見たら、左にスーベニアメダルの販売機もあったな。




これは別のお土産屋さんにあったスーベニアメダルの機械。
ネズミランドにあるような、プレスで絵が刻印されるタイプのものでした。
これって、昔はペニー硬貨で作ってたのかなあ?




これもお土産屋さんの外に置いてあったオルゴールマシン。
観光客が多い土日には、演奏されるのかもしれませんね。




この橋を渡れば駐車場。ここが待ち合わせ場所でしたが、皆考える事は同じで、
早めにここに戻ってきて、休憩して何か食べたり、お土産買ったりしてました(^^)

風車村のザーンセ・スカンス、ご堪能いただけましたでしょうか。
ここは本当にオススメでした。私ももう一度行きたいなと思っています。

さてさて、ツアー5日目、まだまだ続きます☆

[ザーンセ・スカンス]


https://www.dezaanseschans.nl

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続・目くるめく風車ワールドでオランダ満喫(・∀・) @ザーンセ・スカンス [感動!]

2016年ベルギー&オランダ旅行の、オランダ編を紹介中です☆

ツアー5日目、午後はアムステルダムの北にあるザーン地方の風車村テーマパーク、
「ザーンセ・スカンス」を見学しました。ここには19世紀に活躍した風車が10基保存されています。




前回は敷地内を突っ切って、保存された風車が並ぶザーン川河畔に到着するまでを紹介しました。
最初に撮影したこの子は「DE KAT (猫)」という名前の風車。1664年生まれ。
顔料や染料を作る風車、カラー・ミルでした。何故「猫」と呼ばれているのかは、不明(^^;
風車の動力って粉挽きに使っていた位しか思い浮かばなかったけど、
このツアーのお陰で木を切ったり他の物を挽いたりしていたんだって勉強しました(・∀・)


[↓↓↓イマココ↓↓↓]


風車は時間的にギリギリ中の見学(有料)ができたんですが、それよりも風景撮影に専念(^^;
後日撮影しておいた案内板を見たら、実際にどんな物を挽いて染料や顔料を作っていたのかの
展示も中にはあったみたいです。うーん、見たかったな。ラピスラズリとか挽いてたんだろうな。
DE KAT は世界で唯一、まだ働いているカラー・ミルなんだそうです。確かに、そもそも
染料や顔料を作っている風車そのものがめずらしいもんなあφ(..)メモメモ




逆光で撮影。いい感じ(^^)/* オランダ国旗がはためていました。




デッキに上がるのも有料だったのかな。上がったらザーン川がいい感じに撮れたかも。
と、後から思いましたが、この時はとにかく先に進んでました(^^;




内陸の牧草地の中にも小さな風車がありました。
地図で確認したら「Kaatmolen」って、ちゃんと名前がついてます。




次に登場したのは、オイル・ミル(製油風車)の「De Zoeker」。1672年生まれ。
製油の場合は菜種なんかを潰して絞っていたのかなと思ったら、亜麻仁油も作ってたみたいです。
ちなみにZoekは探すという意味なので、Zoekerだと探す人かな?




探す人と、その後ろに猫ちゃん。一番奥は、何故か最初に撮影しなかった緑の風車(^^;




探す人のすぐ隣には、「Het Jonge Schaap」 (若い羊)という名前の風車があって、
看板は撮っていたのに何故か本体は撮影してませんでした(^^;
羊ちゃんは1680年生まれのソー・ミル(製材風車)のレプリカだそうです。




羊ちゃんの敷地には、自転車修理サービスポイントがあって、それは撮影してました(^^;
敷地内にこういうのがあると、サイクリングで来た時に便利ですね☆




次に出てきたのは、「De Os (雄牛) 」という名前のオイル・ミル。風車なのに羽根がない(・∀・;)
実はこの子は1663年生まれで、1916年までは風力で製油をしていたんですが、
その後、改装されてディーゼルエンジンで動くようになったそうです。
当時の動力の移り変わりという歴史を体現している存在として、この子は残されているそうです。




その話は、後日公式サイトで読んだわけで(^^; これを撮影していた時には、
可哀想に、この子は壊れちゃったんだって思っていました(汗)思い込みってコワイ。
ということで、左から風車の数奇な歴史を背負ったオスくん、若い羊、探す人、猫、そして緑ちゃん。


[↓↓↓イマココ↓↓↓]


多分、ザーン川が湾曲していて、見晴らしが良い場所まで移動して写真が撮りたかったんだな、自分。




頑張って歩いた甲斐があって、行儀よく並んだ風車が順光で撮影できました☆
こうやって並べて見ると「探す人」は一回り大きいみたいですね。
よく見ると、同じように見えていた風車もそれぞれ個性があって、違いがあるのも分かりました(^^)
ザーンセ・スカンスに保存されている風車で一番多いのはこのタイプで、
Torenmolen (タワー風車)とか、Stellingmolen (足場風車)と呼ばれています。




一番驚いたのは、オランダの風車の屋根、茅葺きなんですよ!(・∀・)
これは羽根のないオス君の屋根ですが…




茅葺きなのがよくわかりますね。こんな風に金具で止めてあるものなんだ〜。
遠景の写真しか見ていなかったら、分からない事でした。
風車を現役のまま保存するって事は、この屋根も定期的に葺き直すんでしょうねφ(..)メモメモ




しばらくザーン川沿いを歩いて、最後の2基がある所に到着。
この風車は「Het Klaverblad」、直訳するとクローバーの葉ですが、4つ葉のクローバーです。
マークが付いているから分かりやすい(^^) 他の風車よりも小さかったからか、
クローバーに気を取られていたせいか、この子はちゃんと撮影してなかったんですよね(汗)
たくさんありすぎて、集中力が途切れたか(笑)
(2016年当時の自分の心理状態を探りながらブログに記録する2021年…笑)




説明はちゃんと撮影してました。後日読んだら、この風車はかつてザーン地方にたくさんあった
「hollow post mill (中空柱風車)」と呼ばれるタイプで、R.G.K・ポスさんという人がこの地に
土地を買い、21世紀に入ってから1人で作り上げた復元版風車なんだとか。
この風車は木材を切る為の風車で、中空柱風車は現在オランダに6基しかなく、
木材を切る風車は2基だけなんだそうです。

なるほど〜、「ザーンセ・スカンスには19世紀に活躍した10基の風車が現役で保存されています」
って、宣伝文句をそのまま使っちゃったけど、実際にはそれぞれの風車に歴史やらいわくやらが
あったんですね〜。やっぱりちゃんと復習しないとダメだな(^^;




ポスさんが復元した風車に何故4つ葉のクローバーという名前が付いているのかは分かりました。
これは彼の4人の娘さんの事なんですって。その1人が今もここで働いているそうです(^^)
このタイプの小さな風車は、昔ザーン地方ではあちこちのお宅に付いていて、副収入を得る
道具になっていたそうです。なるほど〜φ(..)メモメモ




4つ葉のクローバーちゃんの隣が最後の風車「De Bonte Hen」。
意味を調べたら「まだらの鶏」でした(・∀・) これも製油の風車で、1693年生まれ。
風車は落雷の火事で消失してしまうものが多いそうなんですが、
この子は何度もの落雷に耐えて残った歴史があるそうです。
木製で茅葺きだもん、風も強いから火事になったらひとたまりもないですね(T_T)


[↓↓↓イマココ↓↓↓]



我ながら、よく歩いたもんだ(・∀・) と、言っても入口から1.5kmくらいかな?




まだらの鶏ちゃんの横にはフェリー乗り場があり、対岸のザーンダイクに渡れるようになってました。
大人1ユーロ、10歳以下の子供は無料って、安い!(・∀・)
案内板に「鉄道駅の方向」って書いてあるので、てっきりフェリーで渡ったザーンダイクに駅が
あるんだと思ってたんですが、調べたら全然近くなかった(笑)
ザーンダイクに観光客を呼び寄せるために書かれてたみたいです(^^;




古い街、ザーンダイクを見に来てねって看板もありました。




最初に紹介したザーンセ・スカンス全体の地図もここにありました。
結構フェリーでくる人、多いのかな。鉄道駅からだと、バスでザーンダイクまで来て、
フェリーに乗る感じになると思うんだけど。


[↓↓↓ちなみに鉄道駅はココ↓↓↓]



徒歩で橋渡ったら、入口すぐだと思うんだけどな(^^;
アムステルダム中央駅からザーンダイク・ザーンセ・スカンス駅まではたった18分だそうです。




撮影ポイントを探して、最後の風車の先まで歩いてみましたが、ザーン川の湾曲の関係でイマイチ。
一番手前の鶏ちゃんは草で隠れちゃうし。その隣に写っているのが4つ葉のクローバー。
やはり小さいですね(^^; 左奥にその前に撮影した風車が見えてますが、構図はよくない。
ここで諦めて、戻ることにしました。自由時間はそんなにないし、お土産も買いたかったし(^^)




時間があったら、フェリーに乗って対岸のザーンダイクにも行きたかったな(・∀・)




戻りがてら、最初に見逃した緑の風車もしっかり撮影できました☆
これは「De Gekroonde Poelenburg」…Gekroondeは王冠をかぶったという意味です。
…王冠というか、ロポットの顔みたい?(・∀・)
この子は明らかに他の風車とは違う形ですね。パルトロック風車という種類で、1869年生まれです。
バリバリ19世紀だし、こっちが新型なんでしょうね。これは木材を切る風車だそうです。

グーグル地図のストリートビューで歩いてみたら、ちょうどこの風車は木陰に隠れていて、
その先にある猫ちゃんの方がよく見えてました。だから、左側を確認しないで、猫ちゃんの
方に進んでしまったんだなあと、当時の自分の行動を分析したのでした(^^;




ザーン地方は西ヨーロッパで最初の工業地帯で、19世紀の産業革命の頃には
強い風を動力として利用するために、ここには600基もの風車があったんだそうです。
ザーン川沿いにもっとたくさん風車が並んでいたんでしょうね。600基って、想像できないけど(^^;

元来た道を戻ってしまったので、一番南側にあったスパイスを挽く「De Huisman」には
行きませんでした。最初に橋の所で道を選び間違えたせいですね(^^;




あと2基はザーンセ・スカンスの敷地からちょっと離れてて、ザーン川にかかった橋の向こう側、
両岸に1基ずつありました。この地図だと橋の下の方に2ヶ所あるのがわかります。
対岸(左)にあるのは「De Bleeke Dood」…薄い死って意味ですね。1656年生まれ。
オランダに現存する最古の木造タワー風車で、製粉でパン屋さんの為に働いてました☆
ザーンセ・スカンスの岸にあるもう1基は「 De Ooievaar」、こうのとりの意味。
これは製油の風車で、1669年生まれ。鉄道駅から橋を渡って来たら、この2基も見られそうですね。

今は時間にゆとりがあるので、風車の事を色々と勉強してしまいました(・∀・) ←凝り性。
単純に古い風車を移築して保存しているのではなく、1つ1つの風車に歴史があり、破損したり
修復したり、解体されてあちこち動かされたり、最初は製油で使われてたけど他の用途で
使われるようになったり…と、一言では語り尽くせないのだなあと勉強しました。

ちなみに、ザーンセ・スカンスのテーマパーク自体は何と入場無料!(・∀・)
それぞれの風車や博物館の見学にだけ入場料が必要になります。風車は大体大人で5ユーロ。
ココ、すごく良い場所だから、保存の為に入場料取ってもいいのになあと思いました(^^)

(まだまだ続きます)


[ザーンセ・スカンス@ザーンダム]



https://www.dezaanseschans.nl
 
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目くるめく風車ワールドでオランダ満喫(・∀・) @ザーンセ・スカンス [感動!]

2016年ベルギー&オランダ旅行の、オランダ編を紹介中です☆

ツアー5日目、午後は国立公園を見学したオッテルローから北に向かって大移動(・∀・)
と、言ってもオランダも小さい国ですから、1時間半ほどのドライブでした。



首都アムステルダムを越えてさらに北上し、やって来たのはココ、
ザーン地方の「ザーンセ・スカンス」。
アムステルダムの中心部から自転車乗って1時間で訪問できるココは…。



ハイ、よい子の皆さん、お待ちかねの風車です!(・∀・) みんな大好き風車!(笑)
オランダと言えば風車! 私にはそんなステレオタイプは備わってないんですけど、
ツアー参加者で初めてオランダに来た方々は、到着初日に移動中の車の中から風車を見て
めっちゃ盛り上がってました。オランダ来たら絶対見たいのが風車らしいです(^^;
(私、最初に何が見たかったかな。やっぱりラボバンクのATMかな…笑)




ザーンセ・スカンスは、19世紀に活躍していた風車を保存している屋外博物館で、
当時の生活を体験できるテーマパークです。明治村みたいな感じかな?
国立公園を午後2時半頃に出発して、風車村に到着したのは午後4時頃。
訪問したのは6月だからまだまだ日は高い。午後は午前中の雨が嘘のように晴れました☆
ここが晴れてくれたのは、本当にうれしかった! このツアーは連日雨でしたからね(^^;




ツアーだと入口の写真が撮れないあるある(・∀・;)
ザーンセ・スカンスって文字が入っている何かは撮影できませんでしたが、
入口の近くにあったこの説明板は撮影できました。これには名前の由来が書かれています。
ザーンセは「ザーン地方の」って意味ですが、スカンスはこの下の写真のような小さな要塞の
意味なんだそうです。ここには16世紀の80年戦争、いわゆるオランダ独立戦争の時に、
スペイン軍を迎え撃つ軍事施設があったんです。上の写真は、当時の砲弾φ(..)メモメモ




入口近くにあった、世界各国の言語で書かれたパンフレット。もちろん日本語もアリ。
でも、ツアーでは最初にそれをもらっちゃっていたから、わざわざ近づいて撮影しなかったナ。




これは風車村の一番奥で見つけた地図の写真ですが、最初にこれを紹介しておきましょう。
ザーンセ・スカンスは、ザーン川に沿って合計10基の風車が現役の状態で保存されています。
敷地内にはザーン地方の古い家屋も移築されていて、まさに明治村(・∀・)
ワークショップや博物館もたくさんありました。

地図上、右下のランドアバウトがある辺りが入口で、一番右はしにはザーン地方博物館が
ありましたが、我々は時間の都合上、ここは見学しませんでした。
それより屋外の風車をたんまり見てこいって趣向ですね(・∀・)
ルートは地図の右側から左に移動して、途中から上に上がって川沿いの風車を見て回る感じです。


[↓↓↓地図も貼っておこう↓↓↓]



ツアーの添乗員さんは、入口近くの博物館で他のアポがあるという事で、我々は自由行動で
施設内を見学する事になりました。1時間くらいだったかな。




最初に超えたこの跳ね橋の辺りでは、まだ皆さんと一緒だったんですけどね〜。
他の参加者が写り込まないよう、離れて写真撮っているうちに速攻はぐれました(・∀・;)
…団体行動苦手でゴメン(笑)




入ってすぐの辺りはお土産屋さんがありました。
とりあえずスルーして、風車を見に行きましょう☆




2つ目の橋、めっちゃいい感じの木造(・∀・)
ザーンセ・スカンスは水路がたくさんあるので、橋がいくつも架けられて、
ちょっとヴェネツィアっぽいかも(^^) ザーン地方伝統の家屋もかわゆすでした。




橋を渡って右側にあった建物は「Wevershuis (織工の家)」織物の博物館でした。




博物館の外で、レトロな格好の女性が編み物をしてました(・∀・)




木靴、オランダっぽーい(・∀・)
多分、施設の中にはたくさん居たのかもですが、基本屋外を見学して回っていたので、
こういう衣装の方はこの女性しか遭遇できませんでした。でも、素材的にはばっちり(・∀・)
こちらの望む絵がよく分かっていらっしゃる(笑)




しかし、何はともあれ風車の写真をゲットしなければならないので、博物館には目もくれず
(つか、全景写真くらい撮っておけよ自分…汗)新緑の向こうに見え隠れする風車を目指しました。




こういう遠景もキレイですよね。自分のブログだとセレクト迷う必要もなく、
同じような写真を何枚も使えるの、好き(^^) それでもめっちゃ撮っているので
選ぶのに時間がかかっています。この時期、写真選びにこんな時間が取れるなんて、
こればっかりはホント、コロナのおかげ(^^; (自転車レースのシーズンがまだ始まらないから)




ソフトクリームを売っている売店発見!(・∀・) ヨーロッパでは珍しいかも。
しかし、まずは風車を見なければ! このテーマパークはトラップが多いです(笑)




看板もかわゆすでした(^^)




誘惑を振り払いながら前進。風車が少しずつ近づいてきました☆




途中ののどかな風景もしっかり押さえます。お天気だからいい感じで撮れるし(^^)




遠くで羊さんが草をはむはむしてました。オランダの田園風景ですなあ(・∀・)




第1村人、ぢゃなかった、第1風車、発見!(・∀・)
でもこれは、ザーンセ・スカンスで保存されている10基の風車ではありません。
地図上にも説明がないから、飾り用なのかな? ちょっと小さいやつでした。
それでも課外学習中の子どもたちがわんさかいて、先生の説明を聞いていました。

[↓↓↓最初の風車はココ↓↓↓]
 





お天気がいいから、課外授業は最高ですね(^^)




横から見たら、結構小さいです。でも、子どもたちが風車の構造を間近で見るにはいいのかも(^^)




小さな風車の先にいい感じの橋。皆、この橋を渡っていきます。




橋を渡らずに、まっすぐ行ったら一番南の風車に行き当たったと思うんですが、
ついつい右へ倣えで橋を渡ってしまい(笑)
ショートカットしてザーン川の岸辺に行くことになってしまいました(^^;
それでもこんなキレイな風景撮れたからよしとしよう☆




橋を渡った先にあったチーズ専門店を横目に進み、ザーン川の風車に到着しました(・∀・)
でも、後で地図を確認したら、最初に見るはずの風車はコレじゃないんですよね。
その間の写真はなくて、何が起こっていたのか謎(^^;

(長くなってしまったので続きは次回☆)


[↓↓↓イマココ↓↓↓]



https://www.dezaanseschans.nl

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オランダの真ん中の不思議空間@デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園 [感動!]

2016年ベルギー&オランダ旅行の、オランダ編を紹介中です☆

ツアー5日目は午前中、オッテルローにある「デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園」を訪問しました。
午前中にまず公園内の美術館を見学し、森林エリアをちょこっとだけサイクリングした後、昼食。
最後に国立公園の見どころをやっと見学できました(普通ならこれが一番最初だな…笑)。




ふたたびビジターセンター近くにあった公園の地図に登場してもらいましょう。
「U bevindt zich hier(イマココ)」のマークが付いている場所から、まずは車で北上。
ちょうど真上の端っこにある「Jachthuis」に向かいました。




こちらが「Jachthuis Sint Hubertus(聖ヒューベルトゥス狩猟館)」。
この公園を作ったクレラー夫妻の別荘です。すごく綺麗な建物でした。ちょうど薄日さしてきたし☆
オランダを代表する建築家、ヘンドリックペトゥルス・ベーラーフという人が設計したそうですが、
建築家とか全く知らないもんなあ(^^;

ベーラーフさんは19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍して、
アムステルダム証券取引所(多分昔見たな)の設計が有名なんだそうです。
この狩猟館はベーラーフさんが建物の設計だけでなく、内装、インテリア、建物の周囲も
全てデザインしたのだとか。イギリスにあるカントリーハウスっぽいけど、
中央に塔があるのはベーラーフさんのオリジナルなんだそうです。




ここからはパークレンジャーのヘンクさんがガイドしてくださって、色々な話を聞かせてくれました。
館の名前に付いている聖ヒューベルトゥスは、狩人の守護聖人なんだそうです。
狩猟中、角の間に十字架が浮かび上がった鹿に出会う神秘体験をして聖職者になったんだとか。
狩猟館は現在博物館になっているそうですが、ここの見学はしませんでした。




ということで、遠くから館の写真撮影だけしていたんですが、ちょうどいい感じで
サイクリング中の人たちが通りかかってくれて、欲しい絵が撮れました(・∀・)
(何て行き当たりばったりん。いや、このツアーはずっとそんな感じですけど…笑)




5500ヘクタールという広大な国立公園。その後、見学したのが公園のどの辺りなのかは
定かではないんですが、そんなに移動はしていなかったので、北側エリアだけしか
見てないと思います。公園内には森林、ヒースの荒れ地、沼地、草原、砂地がありますが、
草原や沼地は見学していないので、それは南の方になるのかな。




この辺りはヒース。ヒースって言うと、昔英語の授業で読んだマクベスで魔女が住んでいる荒れ地を
思い出すんですよね。その頃は、どんな場所がイマイチ想像できなかったけど、英国のドラマや
映画を観るようになって、ああ、この荒れ地がヒースだ〜って、やっとわかってうれしかったな(^^)




このヒースに住んでいるのは巨大な犬ではなく、狩猟用にクレラー氏が放した鹿ですけど(^^;
しかし、本物のヒースを見るのは初めてだったので、超うれしかったです☆
ちなみにヒースにも種類があり、ここは乾燥したヒース。公園内には湿地のヒースもあるそうです。
鹿の他にイノシシやオオツノヒツジもいるそうです。残念ながら遭遇できませんでしたが。




こういうのを見ると、人が手を入れて作った空間なのかな〜って思いますよね。




こっちは松かな。何か日本っぽい(・∀・)




ヒースでパークレンジャーのヘンクさんが紹介してくれたのがこの植物。
Reindeer Lichen、日本語だとハナゴケというそうです。Lichen(ライカン)は地衣類の事。
Reindeerはトナカイ。これはトナカイの重要な食べ物なのだそうです。ここの鹿も食べるのかな。




よく見ると、地面にびっしり生えてました。




ヒースは荒れ地って言っても、実際にはこんな風に植物が頑張って生えてるんですね(^^)




そう言えば、ヘンクさん、説明するのにペリッと取ってたけど(しかもヅラにしてみせたりして
お茶目なオッサンだった)むやみに剥がして大丈夫だったんだろうか、と、後で思ったり(^^;




ヒースの中の、ちょっとだけ生えてた緑の草に蝶が止まっていました。
もしかして珍しい種類だったりして? ホームズにもそんなくだりがあったな(・∀・)




この国立公園で一番不思議だったのは、ヒースの隣がこんな砂地だった事。




ここ、本当にオランダの真ん中??(・∀・)??
この写真だけ見ると、アフリカに来ましたでも通じそうだ(笑)




奥の方にインパラでも跳ねてそうですね(何故インパラをチョイス…笑)。
この砂地は正確にはSand Drift、漂砂というものだそうです。動くんですね(・∀・)
ここの漂砂はヨーロッパ最大なんだとか。

ウィキって調べたら、この辺りはフェルウェという丘の尾根で、氷河が作ったモレーンという
地形なんだそうです。地理は中学校程度の知識しかないので詳しくないですが、
元々は砂でできた丘なんだそうです。私はてっきりクレラーさんがどこかから砂を運んで
こさせたんだと、勘違いしてましたよ。ベルギーって、内陸部に人工のビーチ多いから(・∀・;)

フェルウェは沼地に囲まれていて、狩猟用の動物がたくさん生息していた場所だったけど、
人間が森林を伐採して焼き畑したり、干拓してりして乾燥し、ヒースが増えたんだそうです。
そういう元々複雑な環境だった場所をクレラーさんが買って、広大な狩猟場にしたって訳ですね。
ちなみに公園の名前に付いているホーヘは「高い」という意味です。
フェルウェ地域の上の方ってことなのかな。




漂砂で足跡発見! こういう時、どうしてもツアー同行者が写り込んでしまうのが難点(^^;




確かウサギの足跡だったと思うんですが、ヘンクさんに聞いたのもう忘れている(^^;
どんな動物が生息しているのか聞いた時、亀はいますかと聞いたのはよく覚えているんですけど。
その時はいるって言われて、この砂地にリクガメさんがいるのかな〜って思ってたけど、
この公園には湿地も沼地もあるから、きっと水棲ガメの方だろうな(^^;




パークレンジャーのヘンクさんは本当にお茶目な方で、写真用のポーズもばっちり取ってくれました。

この国立公園が「ランドスケープの博物館」って宣伝文句を使っているのは納得です。
湿地の方も見たかったな〜。つか、森林エリアもヘンクさんのガイド付きで回りたかった。
樹木の植生とか、プロの話を聞いてみたかったし、あの動物のオブジェの事も聞きたかった(^^)

ヘンクさんの話で一番不思議だったのは、人間が何も手を加えなければ、
ここはすべて森に飲み込まれてしまうってことでした。
元々の地質が砂地なんだから、砂漠化しそうなのに。森ってすごいな(・∀・)
なので、この不思議な共存空間は人間が管理していて、その為には国の予算だけでは足りず、
入場料を取って維持費をまかなっているんだそうです。

入場料は2016年当時、1日券で大人9.15ユーロだったから、そんなに高くないですけど。
クレラー・ミュラー美術館は別料金で、入館料込だと18.30ユーロ。それでもネズミランドより安い。
まあ、それが安いと感じるか高いと感じるかは、その人の価値観ですけどね。

デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園は、このツアーでなければ絶対訪れる事がない場所だったから、
とても良い経験ができました。ベルギーにも自然保護区はあるけど、こんな規模のは多分ないと
思います(聞いたことがないだけかもですが)。もっと動物見たり、植物見たりしたかったな。
でもそれは、とりあえずは今回のツアーのコンセプトにはなかったですからね(^^;

ツアー5日目、まだまだ旅は続きます♬


[聖ヒューベルトゥス・狩猟館@デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園]


https://www.hogeveluwe.nl/en

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ゴッホが2年間暮らしたニューネンは、あのプロ選手の出身地?! [感動!]

2016年ベルギー&オランダ旅行の、オランダ編を紹介中。
オランダ編は日本人が大好きな画家、ゴッホが旅のテーマになってます♪



この自転車で1883年の暮れから2年間、ゴッホが住んでいたニューネンをサイクリングして、
彼が描いた場所やゆかりの地を巡りました。…いわゆる聖地ツアーですね(^^)
途中止まってあちこち見学していたから、所要時間は2時間15分でしたが、走行距離は12km。
短い時間ですが相棒になってくれた白いガゼルちゃんはトラブルもなく、快適な乗り心地でした☆
これを1日10ユーロで借りられるなら、いいなあ(*^^*)




最後に見学したオプウェッテンの水車から、真っ直ぐニューネンの中心部に戻り、
最初に見学した(ゴッホの等身大銅像がある)公園の向かいのカフェで一休みしました。
やっと休憩〜(爆)




カフェ・シャフラト。結構大きなカフェです。
ちなみにベルギーでカフェはコーヒーを飲む店というか、ビールも飲める店。
オランダも同じみたいですね。グーグルマップではパブになっていましたφ(..)メモメモ




聖クレメンス教会の尖塔を入れて撮影(^^)




シャフラトって、オランダ人の名字っぽくないなあ。ドイツ人みたい。




テラス席からは、道路を挟んで公園が見渡せる最高のロケーション(^^)
(右手にちょろっと見える緑が公園です)この時は何故か魚眼で撮影していなかった(T_T)




月曜日が定休日で、通常夕方6時までの営業。しかも昼休みあり。
金曜日だけ夜8時まで営業…ヨーロッパあるあるなカフェだ(・∀・;)
でもビール出すんですよ、面白いですよね(笑)




店内はこんな感じ。思いっきり飲み屋のようなんですけどね(^^)




屋内席はTVも見られました。やっぱりフットボールだな(・∀・)




ビールだけででっかいメニュー表がありました。
左が樽生(vat)、右が瓶ビール(fles)。左下のビンセントってビールが気になりますね(・∀・)




…しかし、通常価格が書いてあるべき場所に、アルコール度数が書かれている謎(・∀・)
テーブルの上のメニューも同じでした。




私が気になったのはコレ。カフェの外に出ていた看板。
「美味しいアイス・カプチーノ」(・∀・)
ガイドのレメットさんが「美味しい」とお墨付きを下さったので、即決しました☆




ハイ、こちらがカフェ・シャフラトのアイス・カプチーノでございます☆
いや〜、めっちゃ予想通りのが出てきて嬉しい!(・∀・)
オランダもカプチーノはベルギーと一緒で生クリーム大量投下!(爆)
しかも、冷たいカプチーノではなく、いわゆるフラペチーノ、氷シャリシャリです(^^;
ベルギーも20年前はアイスコーヒーって頼んだらコレ出てきたなあ(笑)
そしてとても美味でした☆

さて、同じテーブルに座ったガイドのレメットさん、ツアーの最後に何でも質問していいよと
言うので、私の十八番の質問を投げました。
「ニューネン出身の自転車選手を知ってますか?」

まさかいないだろうと、全く期待しないで投げかけたんですが、
「クライスウエイク」って答えが返って来た時には、一瞬耳を疑いました(・∀・)
わかるヒトにはわかりますが、めっちゃ有名なオランダの選手なんです。
レメットさんはゴッホのツアーガイドさんで、畑が違うから、いくら地元だからって
自転車選手なんて知らないだろうと高をくくっていたのに(汗)
しかも、「彼はトレーニングの後、このカフェによく来ているよ」って!!!




ええええ! この席に、もしかしたらクライスウエイクが座ったかも?! (妄想中…笑)
…その時、突然ワタシの中でニューネンという村がめちゃくちゃ身近な存在になったのでした(笑)

ここは自転車置場もちゃんとあるカフェだから、利用しやすいんでしょうね。
つか、ニューネンって小さい村なんだなあと、改めて実感しました(^^)
てことは、自転車借りた自転車屋さんもよく利用するんだろうなあ、クライスウエイク(・∀・)

補足しますと、スティーブン・クライスウエイクという選手は、まさにこの年の5月、
ジロ・デ・イタリアという大きな大会で大活躍したオランダ選手だったのです。
もしかしたら総合優勝するかも?! って所まで行ってた選手でした。
多分、地元民にしてみれば、まだ1カ月前の事だったから、記憶も新しかったんでしょうね☆




ニューネン滞在の最後の最後の瞬間に、すっかりテンションが上がりました。
いつか本人に「ニューネン行った事あるよー。シャフラト行ったよー」って話してみたい(笑)


[Café Schafrath @Neunen]


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ゴッホが描いたニューネンの風景 [感動!]

2016年ベルギー&オランダ旅行の、オランダ編を紹介中。
オランダ編は日本人が大好きな画家、ゴッホが旅のテーマになってます♪



前回は1883年の暮れから2年間、ゴッホが住んでいたニューネンという町に到着し、
ゴッホ博物館「フィンセンター」を見学した所まで紹介しました。




フィンセンターのお向かいにある、いい感じのカフェ。到着した時に何気なく写真を
撮っていたんですが、フィンセンターでお勉強できたお陰で、このカフェの名前がゴッホの作品
「ジャガイモを食べる人々(Aardappeleters)」であることに気が付きました(^^)
2階にソフトクリームが刺さっててかわいいなあと思ってたんですが、
そこはジャガイモだろって(笑)




さて、フィンセンター見学の後は、ゴッホゆかりの場所を回るサイクリング・ツアーに出かけました。
現地ガイドさん(英語)が付いてくれたんですが、こんな受信専用の無線機が配布されました。
…この時は、サイクリング中もガイドさんの説明が聞けるのか〜としか思っていなかったけど、
日本だとイヤフォン付けて自転車乗ったらあかんやつですよね(^^;
(と、こんな風に書いてますが、サイクリング・ツアーは次回ご紹介します☆)




サイクリングの前に、徒歩で見学できるゴッホゆかりの場所を回りました。
この写真はフィンセンターの向かって左側、空き地の壁にゴッホの絵が使われていたので
写真を撮ったんですけど、空き地じゃないのかな?




その空き地のお向かいさん、つまりフィンセンターの斜向いにあるこの建物は、
プロテスタントの牧師としてニューネンに赴任したゴッホの両親の家、牧師館でした。
あ、ちなみにゴッホが描いた絵を持って説明をしているのが、現地ガイドのレメットさんです。
確か元大学教授だったかな? この後、頻繁に登場します(^^)/*




まあ、アレです。ぶっちゃけ30歳でプー太郎のゴッホが、両親の家に転がり込んだって事ですね(^^;
1つ前の写真の母屋の後ろにくっついている平屋の建物が、実際にゴッホが住んでいた場所だとか。
この四角い窓の部分です。ここを作業場にして絵を描いていたんですね(^^)




↑そんな観光の目玉ですが、グーグル地図上では紹介されてませんでした。
フィンセンターの丁度真下あたりの角っこなんですけどね。




正面の入口には「ファンゴッホ・ハウス」のプレートが付いてましたが、
「見学不可」になっていたので、グーグルに載ってないのはそのせいかな?
今の所有者が公開していないんでしょうね(その説明を聞いた記憶はない…聞き逃したのかも?)。




裏庭の扉は開いてたけど、私有地だから立入禁止。残念(T_T)




でも、裏庭の奥にはとっておきの場所がありました。
それはこの狭い猫道、もとい歩行者だけが通り抜けられる道の奥にありました。




道の途中、生け垣がちょっとへこんだ場所があって、下には台があるので
上がって中を覗き込めるようになってます。
実はここ、ゴッホが実際に絵を描いていた場所なんです。
旧牧師館の裏庭には入れないけど、生け垣から覗き込めるようになってるという趣向。




台の上に上がってみたら、中はこんな感じになってました(・∀・)
ゴッホはこんな風にイーゼルを立てて絵を描いていたのかな…と、思っていたら、
この木枠はイーゼルではなく、ゴッホが遠近法を捉えるために実際に使っていた道具だとか。
よく見えませんが、中にワイヤーが貼られています。パースペクティブ・グリッドかな。
現存する絵と今の風景を比較して、ここでこんな風に作業をしていたんだろうって事ですね。
ゴッホ好きなら、まさに聖地巡礼でしょうね(^^)




↑ この地図でわかるかな。Nune Villeの赤いポイントの右斜下にある茂みが、
生け垣から覗き込んでいる場所になります。




木と木の合間に、ちょこっと教会の尖塔が見えているのがポイント。




ガイドのレメットさんはゴッホがニューネンで描いた絵や素描のコピーを持っていて、
ここがこの絵が描かれた場所ですよ〜って教えてくれます(^^) わかりやすくていいですね。




この小道には「Achter de Heggen」という名前が付いているんですが、直訳すると
「生け垣の後ろ」…まんまですね。これはフィンセンターある大通りの看板。
左側にちょろっと写っている建物が、ゴッホが住んでいた牧師館。




牧師館隣の建物の横にも、路地の看板が付いてました。
この一番奥に「生け垣の後ろ」道があります。




よく見ると、小道の名前の下に「NAAR PENTEKENING VINCENT VAN GOGH」
と、書かれてました。「ゴッホの素描はこっち」って感じの意味です(^^)




小道の入口に設置されていたこのパネルの、左側の縦長の素描が、
ここで描かれた風景なんだそうです。よく見ると、遠くに教会の建物が見えます。
…いや、130年前は本当になーんもない村だったって分かりますよね(^^;




これは1885年11月に描かれた牧師館の絵。上が切れているのは、多分文字を記録する為に
撮影しておいた写真だから…(^^;




こっちの素描は、裏庭から描かれた牧師館。母屋の右側にくっついている平屋の建物が
ゴッホが住んでいた場所。裏庭に入れたら、こういう写真が撮れるんでしょうけど(T_T)




「生け垣の後ろ」の小道が抜けた先の大きな通りも、ゴッホが描いたポイントでした。
130年前とは全然風景が変わっていますけど。…レメットさん、目線THX(・∀・)




何故か「生け垣の後ろ」道の説明が書かれた案内板は、こちら側の道に設置されていました。
そういえば、牧師館の前にはこの案内板もなかったな。不思議。




街路樹はスズカケノキ、プラタナスでした。ゴッホの時代もプラタナスだったのかな?




フィンセンターがある通りに戻り、次は牧師館の隣の家を見学。
ここはゴッホのガールフレンドが住んでいた家だそうです。それも見学コースの一部になるのか(笑)
あっ、今気がついたけど、生け垣の小道を抜けた向こう側の通りは、件のガールフレンドの名前が
付いてました。マルゴット・ベケマン通り!(・∀・) ゴッホの名前が付いた通りもあるけど、
牧師館がある通りではありませんでした(^^; 色々あるんだろーな(笑)

(続きます)


[Nune Ville (ゴッホのガールフレンドの家)@ニューネン]


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メヘレン郊外の田舎町、ホフスタードのお散歩道♬ [感動!]

ホフスタードのスポーツ博物館を見学した後、帰りはショートカットコースを使いました。



公園の案内図を見るとよく分かりますが人造池の真ん中に道が通っていて、
ちょうどホフスタード駅のすぐ裏に出るんです(^^)


[地図上でスポーツ博物館はココ]


グーグルの地図だとよくわかりますね(^^)




公園の北側は自然保護区域になっています。白樺…天敵(^^;




池の近くの水路。何かの用途があって作ったんだろうなφ(..)




池を横断する道に到着。結構広いです。未舗装路なのがいいですね。
…って、雨の日は大変だろうけど(^^;




ちょっと雲が出始めちゃったけど、まだまだ日差しがあって、お散歩には最適♬
まあ、池の真ん中のまっすぐな道をひたすら歩いてくだけなんですけどね。
この風景、是非iPhoneの魚眼写真で御覧ください(・∀・)




ここは魚眼で撮って正解! この道の魅力が表現できていると思います。




丁度日が傾き始めていて、木の陰がいい感じ(^^)
自転車通行OKなので、未舗装路フェチには是非走ってもらいたいコースですね。




距離は結構ありますが、全然飽きません(^^)




途中にベンチが設置されてました! 疲れたらここで一休み可能(^^)




私はこっちのベンチがお気に入り! ここで半日くらいボーっと座って本読みたい(・∀・)




何か近くに鉄道が走っているとは思えない自然の風景ですが、ベルギーって結構こんな感じです。




対岸に到着☆ でもまだ森が深くて(笑)この先に駅があるとは思えない。




葦原? これが人造の池というのが信じられません。




雲が水面に映ってキレイでした(^^)
右側の池は釣り堀になっているから、なおさら自然が深いのかも?




20分ほど歩いてホフスタード駅に到着。最初に駅を紹介した時に使ったこの写真の、
右の建物の横(ちょうど見切れている)に出てくる道がありました。
その写真は撮ってなかったな(^^;あまりにも何もない所だったから、
知らなきゃそれが公園のショートカットコースとは全く気が付かない感じですもん。
今グーグルストリートビューで見ると何か立派な門が付いてますが、2013年にはなかった(笑)

この公園はすごく気に入って、またお散歩しに来たいな〜って思ってたけど、
結局実現してないんですよね。ベルギーは行きたい場所が多すぎる(^^;

[ホフスタード駅]

 
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スカンジナビア航空、予約キャンセルの顛末 [感動!]



当ブログではちょくちょくご紹介しております通り、私は欧州系航空会社の中で安価な
スカンジナビア航空を、ほぼ毎回ベルギー里帰りで利用しております。
最近は旅行会社通してもマイレージも各種ポイントも付かないし、ラウンジ券がもらえる
サービスもなくなっちゃったので、昨年から航空会社のサイトから直接購入するようになりました。
去年は航空会社直の方が1万5000円も安かったんですよね〜(^^)

今年は年明け後、どうしようかと迷っているうちにお年玉セール的なヤツが終了してしまい、
ちょっと値段が上がってしまってから購入しました。金額は以下の通り。

●航空券(ブリュッセル往復):75,000円
●税金と手数料:32370円
 国内線/国際線手数料 : 21780円 (29620円)
 国際観光旅客税 : 1000円
 旅客サービスおよび保安料 : 3840円 (3810円)
 旅客サービス料 : 3120円 (3520円)
 旅客サービス施設使用料 : 2130円 (2090円 )
 旅客保安サービス料 : 530円 (520円)
=====================================
合計 : 107,370円

去年は12万5000円ちょいだったので、少し安かったです。ユーロがちょっと安いからかな。
でも、お正月セールだったら旅行会社購入で10万円切っていたんですよね〜(T_T)
ちなみに税金と手数料の後ろのカッコ内は去年の金額です。
購入したのは1月20日で、同じ日のHISの金額は112,610円。今年は5000円ちょい安いだけでした。

それはさておき、予約した後で何気なく詳細を見ていて、帰国便で目がテン。
行きは成田発だったのに、帰りは羽田着だったのです。予約間違えたかと思ってびっくりしました。
そこで調べて、スカンジナビア航空が4月から羽田発着になることを初めて知りました。
も〜、大ショックですよ。横浜市民に羽田空港は超不便なんです。成田エクスプレス1本で
行ける成田空港が好きなのに〜〜。しかも、いつも往復割引で頼んでいる空港宅配って
どうなっちゃうんだ? という問題もあったりして。何よりも、成田エクスプレスが
乗り納めになってしまうのかもと思うと悲しかったりして(T_T)



↑ 去年行きに乗った成田エクスプレス。当分乗れないのかー(T_T)

思えばその頃は、今年ベルギーに里帰りできないなんて、全く考えてもなかったんですよね(T_T)
前回の記事でもお伝えしたように、新型コロナウイルスの世界的流行で、3月16日にEUは域外からの
渡航を30日間禁止にした為、私の春のベルギー里帰りは不可能になってしまったのでした(T_T)

仕事が忙しかった事もあり、航空券は後回しにしてとりあえず先にホテルを全てキャンセルしました。
ホテルはキャンセル料かからなかったけど、航空券の方は一番安いヤツだったので、変更不可、
キャンセルは有料だったんですよね。果たしていくら戻ってくるのやら…。
と、思いつつ、今夜はキャンセル手続きしようと思っていた17日の夕方、航空会社からメールがあり、
「あなたが予約した行きの成田〜コペンハーゲンのフライトは欠航になりました。日本の
サービスセンターに電話で連絡して下さい」と知らせてきました。

…いや、想定内でしたけど、これって絶対電話つながらないヤツじゃん!
と、ツッコミつつ、当日はもう夕方だったので営業終了しているだろうと思って、
翌日電話したのですが、案の定何度かけてもつながらず(T_T)
自動音声で日本語か英語を選べというアナウンスがループし、混み合ってますにすらなりませんでした。
そりゃそうですよね、航空会社大混乱なのわかりきってますもん。
しかも、日本のサービスセンターは土日祝日休業なので、その後の3連休は全く動けず。
連休明けた月曜日に、早起きして営業開始時間に電話かけましたが、やっぱり繋がりませんでした。
…そのIP電話、実は止めてあったんじゃないか疑惑(笑。個人の感想デス)

その間に公式サイトで確認したら、新型コロナウイルスの影響で欠航になったフライトは
払い戻し対象となり、まだ欠航になっていない便も11月まで使えるバウチャーで返してくれる
というのを見ていたので、自分の予約はどっちになるのか電話で確認したかったんですよね、本当は。

でも、もう諦めて公式サイトからキャンセル処理をしようと思ったのが23日の夜。
27日出発だから、かなりギリギリでした。
しかし、公式サイトにログインして自分の予約を見て唖然。通常旅程は行きと帰りの2日なのに、
何か3日になっていたんです(・∀・;;;)

以下が私の行きの予約の旅程です。

●3月27日
12:30 成田 → 16:05 コペンハーゲン 欠航
11:40 コペンハーゲン → 12:55 ストックホルム
15:10 ストックホルム → 17:20 ブリュッセル
18:20 コペンハーゲン → 19:50 ブリュッセル 欠航

●3月28日
12:30 成田 → 16:05 コペンハーゲン
8:05 コペンハーゲン → 9:50 ブリュッセル 欠航
15:25 コペンハーゲン → 16:55 ブリュッセル 欠航


も〜どんだけ大混乱なんだ、スカンジナビアの中のヒト(・∀・;)
翌日の成田〜コペンハーゲンが生きているのは、おそらく便名が同じなので、
欠航になった3月27日の飛行機が翌日飛ぶからなんだと思います。
それで28日のコペンハーゲンからブリュッセルが飛ぶならまだしも、欠航。
おそらくこの時点でコペンハーゲン〜ブリュッセル間のフライトは全て欠航だったのかも?

それでスウェーデン経由を手配してくれたんでしょうが、そもそも27日はコペンハーゲンまでの便が
欠航なので、全く不可能な予約になってしまっていたのでした。
でも、こんな時系列的に不可能な予約でも私の予約は生きていたので、これって払い戻しの
対象にならないのか? バウチャーでくれるのかな? と、PCの前で悩んでいたその時。

まるで安っぽい(笑)映画のワンシーンのように、PCの横においてあったiPhoneが
SMSを受信して通知を表示したんですよ。それが何とスカンジナビア航空から!
27日のストックホルム〜ブリュッセルのフライトに関するメッセージで
「こんな状況ですが、もし予定が変更していたら☓☓のメアドにご連絡下さい。
予定通りなら、オンラインチェックインして下さい」という内容でした。

キャンセルに関しては問い合わせ先が電話番号しかなく、公式サイトでメアド探してもなかったから、
「神降りた!」と思いました。で、早速教えてもらったメアドに予約番号と状況を明記し、
どうやったら全てのフライトをキャンセルして払い戻しをしてもらえますか、と書いて
メールしました。しかし、ぬか喜びもつかの間。自動送信メールが戻ってきて
「このメアドはフライトを監視する目的で使っているから、その他の用件で返信はできません。
以下のサイトを見て下さい」という内容。そこに貼られてあったURLは新型コロナウイルス関連の
払い戻しに関するお知らせで、すでにチェックしていた所でした(T_T)

救いの神かと思ったSMSも、返信は受け付けない仕様になっていて、万事休す。
ふりだしに戻ってしまいました。そうこうしている間に日付は変わって24日。
27日のフライトはキャンセルしないとさすがにヤバいので、もうとりあえずお金は返って
こなくてもいいから、キャンセル処理だけしようと思い、公式サイトに再度ログインして、
自分の予約を表示しようとしたら、さっきまで謎の旅程が表示されていた所に赤背景に白文字で
「あなたの予約はキャンセルされたようです。残念ながらキャンセルの詳細はオンラインで
見られません。セールス部かサービス部に連絡して下さい」と書いてあるじゃないですか!

何が起きたのか一瞬理解できず、もう一度検索し直したら「表示できる予約はありません」
になってました。どうやら、自動送信メールが戻ってきたから受け付けてもらえなかったと思った
メールをスカンジナビア航空さんのスタッフがちゃんと読んでくれて、速攻キャンセル処理を
してくれたみたいなんです。イヤ、それしか考えられませんでした。それにしても早業(・∀・)

とりあえず、当日ノーショーにはならずに済んだのでホッとしましたが、あまりに呆気ない
幕切れですっかり気が抜けました(・∀・) しかし、キャンセル処理の確認メールは来ないし、
払い戻しってどうなるんだろうかと思いましたが、途中でチェックしていたスカンジナビア航空の
Twitterで「全額払い戻しになります」と、書き込みがあったので、もしかしたら戻ってくるかも?
支払いに使ったVISAに戻ってくるのかな? それってVISAの明細見てわかるのかな?

などと思いつつ、本来ならベルギーに飛んでいた27日が過ぎ、日々、新型コロナウイルス関連の
ニュースで憂鬱になりつつ払い戻しの事なんてすっかり忘れていた4月2日に、
スカンジナビア航空からちゃんと払い戻し通知がメールで送られてきました!

内容を確認したら、全額払い戻しでした!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

本来なら、私の航空券はキャンセルの場合、税金と手数料の一部しか戻らず、
航空券代金とサーチャージャーは返ってこないはずなんですよ。
それが手数料すら差っ引くことなく、全額払い戻してくれるなんて!
スカンジナビア航空さん、サイコー! 機内食は美味しくないけど(笑)一生ついていきます(・∀・)

いや〜、もし年始のお年玉セールで旅行会社を利用していたら、絶対全額は戻ってこなかったと
思います。絶対手数料は取られますもんね。電話がつながらなくて困った時に、旅行会社を
通していれば、こういうの全部やってくれたんだろうなあと、ちょっと後悔したんですが、
やっぱり航空会社から直接購入していてよかったです。まあ、結果論ですけど(^^;

(記録の為に、ドラマのような展開の顛末を長々と書きました。
実はコレ、4月3日にほぼ書き上げていたんですが、いきなりPCがフリーズして、
3分2くらい消えちゃったんです(T_T) なのですぐには立ち直れず、後日ちまちま書き直しました。
ソネブロって下書きを自動更新する機能があったはずですけど、最近なくなっちゃいましたよね。
なので、ちょっとずつ書いては保存してました(^^; )

あ、ここまで書いておいて、次回里帰りに他の航空会社に浮気してたらゴメンナサイ(爆)
 

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続・アントワープでヘロヘロ☆サイクリング(笑) [感動!]

2016年6月に行った、ベルギー&オランダ旅行のネタを紹介中☆

4日目の午前中は、ブルージュからアントワープに移動してサイクリング。
運転の荒いタクシー運転手+アントワープ名物ケネディ・トンネルの渋滞のせいで、
ヘロヘロの状態で到着したのに、休みなしで即サイクリングのスパルタツアー(・∀・;)
シュヘルデ川をトンネルで渡って、対岸に行くサイクリングでした。




ところが、トンネルへと降りるエレベータが休止中のハプニング!
…という所までが前回までのざっくりあらすじでした。
じゃあ、サイクリングは中止かな〜?? というのは甘い考え(・∀・)




なななんと、地下に降りるエスカレーターがありました。しかも、木製!(・∀・;)
このシュヘルデ川を横断するトンネル施設は、エスカレーターも含めて
1933年に建造されたものだそうです。




手を振りながら先陣を切ってエスカレーターを降りていったのは、
サイクリングのツアーガイドさん。エレベーターが使用できなかったので、
急遽このエスカレーターの降り方を伝授してくれて、お手本を見せながら降りた所デス。




とゆーことで、ぶっつけ本番(・∀・)
自転車に対して前輪がT字になるまで曲げた状態でエスカレーターの下段に下ろし、
その状態でブレーキをかけつづけます。握力やられるヤツ(>_<)




すぐ前に人が居るので、うっかり力尽きて手を離したら大惨事。
車酔いでヘロヘロだったのが一気に吹っ飛びました(・∀・)




何とか不幸な事故は免れて、無事地下に到着。
下から見上げたエスカレーター、かなり長いです。
新橋駅の地下から上がるヤツくらいある。(わらりづらい例え…笑)
で、途中の地下道は写真撮ってませんでした(^^;

対岸に到着してもエレベーターは動いてなくて、上りもエスカレーターでしたが、
下りよりは難易度高くなかった(^^; でも、ブレーキをしっかり握って自転車本体を
支えているのは結構重労働でしたヨ。軽量のロードーレーサーならまだしも、
重たいママチャリだったし(T_T)




無事、シュヘルデ川の対岸に到着☆
シュヘルデ川はアントワープ港にとって重要な水路で、橋をかけると船の往来に支障が
出てしまうから、橋をかけるのは断念して、この歩行者&自転車用トンネルを作ったのが1933年。
両岸の建物もエスカレーターも、ほぼ当時のままのものが使われているのだとか。




ちなみにこのトンネルの名前は聖アナ・トンネル。トンネルだけにアナ…(・∀・)




寒いオヤヂギャグは聞き流して、今回のサイクリングの目的☆
わざわざ難易度の高い地下トンネルを利用してシュヘルデ川を越えたのは、
対岸からアントワーブの街を眺めるためでした。
サイクリング的には往復1.8km。見学を含めて所要時間は1時間弱。
これって、徒歩でも良かったんじゃないか疑惑はありますが(笑)




まあ、サイクリングを絡めるのが今回のツアーのキモなので、そこは追求せず(笑)
お陰様で、普段は観ることがない風景を写真に収めることができました。
左の一番高い尖塔がノートルダム教会、その隣の背の高い建物はショッピング街にある銀行のビル。




サイクリングの出発前に事前説明があったかどうか覚えていませんが、
ちゃんと望遠レンズを背負っていたので(笑)こんな写真が撮影できました。
ちょっと暗いですけど。朝のブルージュは快晴だったのに、アントワープ到着したら
花曇りになってしまって残念でした。快晴だったらいい写真撮れたのになー(T_T)




手前はシュヘルデ川沿いにあるヘット・ステーン要塞、後ろはどこの教会かな。




左手奥に見える赤いレンガの建物はMAS美術館。
ここからスタートするレースがあったので、以前はよく行ってました。
昔、ピコ太郎がベルギーに来た時、ここで撮った写真がありました(・∀・)




右手のこのエリアは行ったことがありません。
シュヘルデ川の上に、丁度クルーズ船がいるみたいですね。




右奥の辺りは再開発中の新南地区。




対岸にサイクリングで来て、こんな風にベンチに座ってのんびりできたら楽しそうですね(^^)
(我々のツアーにそんなゆとりはありませんでしたけど)




さて、最後にこの真中の辺りをズーム!




この建物、何でしょう?
…って、こんなんガイドさんに教えてもらわなければ、私もわかんなかったです(^^;




ハイ、ワープして対岸に戻ってきました。
そうです、答えは行きにエスカレーターで降りたトンネル施設の建物でした(・∀・)
地下道への入り口ばかり気にしていましたが、意外と背の高い建物でした。




トンネルでアントワープ旧市街に戻った後は、シュヘルデ川沿いのもと来た道は戻らず、
一瞬だけ町中をサイクリング。ユーロの飾り付けがされたカフェ、入りたかったナ(T_T)




有名なマルクト広場の横をかすめて、アントワーブ観光終了(・∀・)
レンタサイクルを借りた川沿いの施設に戻りました。
私はしょっちゅう来ているからいいけど、同行者たちにせめてノートルダム大聖堂を
間近で見せてあげたかったな(T_T)




レンタサイクルの保管所。近くにあるステーン城の施設の一部なのかな?




面白い自転車が保管されていました。サドルないタイプ(・∀・)
これも街乗りで貸し出してるんでしょうね。




アントワープのサイクリングが終わったのは、丁度正午。
お昼の時間ですが、残念な事にこの日はのんびりランチを取る時間はなく、
オランダから迎えに来たドライバーさんの車に乗り込んで即出発。
お昼はドライバーの奥様が用意してくださったサンドイッチでした(^^;




中身はこんな感じ☆




レースでよくもらうランチボックスよりオサレ(^^)
手作りサンドウイッチ、美味しかったです☆




さて、アントワープを出発し、国境を越えてオランダに移動します。
サヨナラ、わが故郷、また来年〜〜(T_T)/~~~

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2016年のベルギー&オランダ旅行、やっと中間地点に到着(^^;
こうやって紹介していくと、本当にものすごい情報量で自分でもビックリしました。
過去にも色々紹介しきれていないネタが沢山あるんですが、とりあえず2016年のコレを
半分紹介できて本当に良かったです。記事にしておかないと、自分でも忘れちゃうし。
今回も過去の自分が書いてくれていた備忘録メモにかなり助けられています(^^;

さて、この旅行記は一旦お休みして、オランダ編は改めてご紹介します。
ベルギーブログですから、ちょっとベルギーネタを書いとかないとネ。
つか、本当は里帰り出発までにここまで書いて、里帰り中はTwitter投稿まとめに切り替えて、
ブログ記事更新は休むはずだったんですけどね〜(T_T)

[聖アナ・トンネル入り口]


https://www.visitantwerpen.be/nl/vervoer-antwerpen/voetgangers-en-fietserstunnel

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