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ドパンヌには今度いつ行けるのかなあ… [風景。]

☆相変わらず、2018年の春に里帰りした時の写真を紹介しています☆

今日は北海沿岸の小さな海沿いの町、ドパンヌ。

↓↓↓ 場所はココ ↓↓↓


自転車レースのせいで…もとい、おかげで (・∀・) 当ブログではちょくちょくご紹介している町です。
そのレースの話は、この2018年の写真紹介シリーズでグチグチ(笑)紹介していますが、
ベルギーレース界の権力争いに負け、伝統ある3日間のステージレースが、
たった1日のレースになってしまったのが2018年でした(T_T)




海沿いの町なんですけど、2018年は内陸から移動したので、その時の車窓。
西フランダースの海沿いは本当に真っ平らで、電車に乗っていてもこんな風景が続きます。
3月末だから、まだ畑も耕したばかりで何も植えられていないし(^^;




ドパンヌの町中、ゴール手前100mの辺り。選手が来るまでまだ1時間以上あったけど、
すでに観客が沢山いました。看板にはブルージュって書いてあるけど、これはこの年の
スタートがブルージュだったから。
コースの向こう側に見える赤いのぼり旗のブースは、ロット(宝くじ屋さん)です。
ベルギーでは昔からチームのスポンサーをしてくれているんですよ〜♫




ゴール手前50m地点だと、レース中継が流れている大型スクリーンも見えます♫
ちょっと光っちゃってるけど、ここの看板はドパンヌですね。
つづりは De Panne。フランス語だと La Panne になります。




この日は正午のスタートは小雨が降っていたのに、午後はこんなお天気でした。
新聞社の広告バルーン人形と、清涼飲料水メーカーの缶型パルーンが目立ってますね(・∀・)




風は冷たかったけど、お天気だからアイスクリーム屋さんの車も来てました☆




逆光になっちゃったけど、ゴール後に撮影したゴール地点の写真。
AANKOMST がオランダ語でゴール(正確にはフィニッシュ…笑)の事です。




よもや権力争いの犠牲になるとは思っていなかった数年前に、このレースは独自のロゴマークを
作ったばかりだったんですよね。オランダ語で「3日間」って意味の「3 DAAGSE」を
ロゴ化したのに、3日間ではなくなってしまった悲劇(T_T) この年はまだ使ってましたが、
流石に今はもう使っていません…。




ドパンヌの町の中心にある広場は工事中。
昔、3日間のレースだった頃は、最終日の午後に個人タイムトライアルがあって、
この広場がスタートでした。2018年はここが工事中だったので、もう少し内陸の、
市庁舎に近い場所が、レースのゴール地点になっていました。




奥の方に見えるのはカフェやレストランの建物。広場の周りって大抵そう(^^)
カフェの上は小さなホテルになっていたりします。この辺りは泊まったことないけど…。
レースが3日間だった頃は、最終日前夜は必ずドパンヌに宿泊していたんですよ。
レースが午前と午後の2部構成で、午前のレースのスタートが早かったから。
元々ドパンヌは夏のリゾート地で、ホテル多いんです。4月はまだ閑散としているけど、
このレースの時だけどこのホテルも満室で、賑わっていたのになあ…(T_T)
1日だけのレースになったから、もう宿泊する事もなくなりました…。




冬にはビーチレースもあるんですよね。
ドパンヌの隣にはコクセイドという町があって、そこはシクロクロスのレースで有名です。
北海の砂浜地獄(笑)そっちが有名だからか、ドパンヌはシクロクロスやらないんですよね…。
(ビーチレースは確かMTBのレース)




ドパンヌはちょっと建物の雰囲気がモダンレトロで、それを眺めるのも好きでした。
建築に詳しいと、もっと楽しいかもですね(^^;




レース会場は人が集まるので、たまにこんなPRテントが出ます。
2018年はコクセイドにある空軍基地に所属している「第40ヘリコプター部隊(40 SQN SAR)」
が来てました。




残念ながら、ホンモノのヘリは展示されてませんでしたが(^^;




グッズも販売していました。ちょっと欲しかったテディベア(・∀・)
ゴーグルがめっちゃ精巧にできています。




ワッペンやステッカーも沢山売られてました。
ミリタリーヲタだったら、大喜びでしょうね(^^)




これはカフェのレース特別ランチメニュー。25ユーロだからちょい高め(・∀・)
前菜はスープ、メインは牛肉のビール煮+フリッツか、
koninginnehapje というシチューが入ったパイ+サラダとフリッツ。
デザートはチョコレートムース。
ここのメニューは比較的読みやすいな(・∀・;)
しかし、ドリンク別オーダーだから、ランチで30ユーロは無理ゲー(^^;




おっと、レースで行ったドパンヌなんだから、表彰式の写真くらい使っておこうかな(・∀・)
2018年はイタリア人スプリンターのビビアーニが勝ちました☆
まだ駆け出しだったヤスペル・フィリップセンが3位に入って、ベルギーは大盛りあがりでした。




ベルギーのローカルレースって、優勝だけでなく、色々な副賞があって、
中間スプリント賞とか、敢闘賞とか、山岳賞とか。ドパンヌは1日のレースになっても
それが残っていて、何かの賞を獲得した選手がアルバニアチャンピオンで、
チャンピオンジャージ格好よす! って、撮影したのも置いときます(^^) ←超マニアック。

2018年は日程が1週間早くなっても、何とか頑張ってドパンヌも行ったんですよね。
でも、ここからベルギー入りすると滞在がすごく長くなってしまって、結構キツイ。
コロナが収束して里帰りできるようになっても、ドパンヌはもう行けないかな〜って思ってます。
3日間のレースだった頃は、そんな事全然考えてもなかったんですけどね…。
毎年同じスケジュールで、同じレースを見る事にマンネリすら感じていたあの頃が懐かしい(T_T)
でもドパンヌは大好きな町だから、いつかまた、訪れてみたいと思っています。

[ドパンヌの広場]


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西フランダースの石畳[ケメルベルフ] [石畳。]

久しぶりで、ベルギーの石畳の坂を紹介する、超マイナー企画でございます(・∀・)
…誰にも期待されてないのは、重々承知ですが、これもベルギーという国の一部ということで(笑)

最初にざっくりお勉強。ベルギーがオランダ語圏の北部と、フランス語圏の南部に
分かれているのは、皆様御存知の通り(厳密にはドイツ語圏もあるけど、そこは割愛)。
で、北部のオランダ語圏はフランダース地方。これは英語で、フランス語だとフランドル、
オランダ語だとブラーンデレン。もう面倒くさくなっている皆さん、スミマセン(^^;

そのフランダース地方は4つの州に分かれていて、フランス国境に近い方から
西フランダース州、東フランダース州。その右隣は上下に分かれていて、
上がオランダと接しているアントワープ州、下がブリュッセル圏が入っている
フランダースのブラバント州。で、一番右側が日本ではあまり馴染みのないリンブルフ州です。
小さい国を半分に割った、さらに小さい地方なのに、この4州はそれぞれ個性が違って面白いです(^^)

で、今回ご紹介するのはフランス国境に近い西フランダースの石畳、ケメルベルフ。




Kemmelberg って綴ります。オランダ語はmが2つつながっても「ン」にならないので、
ケメルです。bergは山の意味。ちなみに西フランダース訛りだと、ケメルバルフになります(^^;


↓↓↓ 場所はココ ↓↓↓


めっちゃフランス国境近い場所です。めっちゃ田舎です(^^;
この辺りはフーブルランド( Heuvelland )というエリアで、フーブルは丘の意味です。
…しかし、ぐーぐる先生は何語読みでケンメルベルグにしたんだろうか?(・∀・)?
話は元に戻って、地理的なお勉強をすると、昔はこの辺りまで北海が来ていて、
その時の堆積物やら何やらの影響で、海が引いた後、この辺りは丘になったみたいですね。
そう言えば、東フランダースのあたりも氷河の影響でって話、聞いたっけな。




この辺りは、こんな感じの林になっています。西フランダースは基本平坦なんですが、
(と言っても自転車で走ると結構高低差があるんですけどね〜)この地域だけ小さな丘です。
遠くから来ると、こんもりとした小さな林の丘があって、すぐに識別できます。
例えるなら、オーストラリアのエアーズロックみたいな感じかな。もっと小規模ですけど(^^;




今回の写真は、2018年のドパンヌ3日間レースの時のものです。
この年から3日間ではなく、1日のレースになっちゃってましたが(^^;
ケメルベルフはコースになっていたので、観客はこの道に車を停めて徒歩でコースに行ってました。




ここがケメルベルフの入り口です。一般車両が入り込まないように、警備スタッフが見張ってました。
この時コースが右折で入ってたのか、左折で入ってたのかはもう忘れちゃったな。
ドライバーをお願いしていた方が、とても早く観戦ポイントに到着する方で(大抵1〜2時間前)、
まだまだレース通貨まで時間があったから、のどかな雰囲気でした。




この日のこの時間はレースだから駐車禁止だよ、ってお知らせの標識。
しかし、隣に駐車している車がありますね。ケメルベルフの入り口近くで撮ったはずだけど(^^;




こちらがケメルベルフの石畳の坂でゴザイマス☆
小さな丘なんだけど、自転車レースで使われるルートは西、東、南があって、
この時は南斜面からアプローチするルートだったのかな?

実はケメルベルフには懐かしい思い出がありまして、ベルギーで初めて自転車レースを観た
20数年前、ここにはママチャリでレース観戦に来たんですよ。
時速10km/hくらいしか出ないママチャリで片道35km(笑)
でも、その時の記憶とは違う印象だったから、ルートが違ってたんだと思います。




石畳は結構キレイでした。ベルギーでは10年くらい前に(もっと前かな)盛んに石畳を
修復していたので、その時一度キレイにしていたのかも。あんまりデコボコしてませんでした。




ふもとの近くにブラッスリーがあったけど、人気ないから潰れてたのかも?
ぐーぐるでも建物があるだけで、何の表示もなかったし(^^;




丘の上には小さなお城みたいな建物があって、ググったらレストランでした。




2018年は、もうiPhoneに魚眼レンズ取り付けられなくなっていたので、
代わりにパノラマを使うようになってました。ちょっと雰囲気分かるかな。




振り返って坂を見下ろすと、こんな感じ。いや、この辺りは大した坂ではないです(^^;




坂の傾斜が分かるように写真撮るのって、難しいですよね(^^;




丘の上の方は、更に石畳がキレイでした。
何か決まりでもあるのかな。自転車レース的にではなく、道路としての構造的に。




坂を上り切って、平になった場所。ケメルベルフ、丘と言っても標高はたった156mです(^^;
なのでここだけではレースで難所になる訳でもなく。坂の全長も2〜3kmだから、
まあ、ちょっと差が付くかな程度。このレースも勝つのはスプリンターです。




林の中に、丘の上のレストランが見えました。




上の方には、ちょっと石畳が荒れている場所がありました。
両側が林だから、木の根っこが悪さをしているんだろうなあ〜。
東フランダースにある有名なコッペンベルフも修復しましたが、湧き水があるから
すぐに石畳が荒れてきて、自然で凄いなーって思ったっけ(・∀・)




この日は午前中から小雨が降ったり止んだりの天気で、ここに到着した時もどんより曇ってましたが、
レースが通過した時にはちょっとお日様が顔を出してくれました。
…と、言ってもものすごいスピードで通過していくので(坂なんですけど…笑)
素人には良い写真は撮れないんですけどね(T_T)




ハイっ先生、質問! って、挙手している訳ではアリマセン。
機材故障とかパンクとかのトラブルが発生して、後方に知らせているところです。
運が良いと、目の前で止まって車輪交換とか始めてくれるんですが、この時は行っちゃいました(^^;




待ち時間はめっちゃ長いけど、一瞬で通過してしまうのが自転車レースです(^^)
坂を下って帰ります。途中の原っぱにベンチ。お天気だったらピクニックに良いんだろうな☆




レースが通過すると、直ぐに沿道のフェンスの撤去作業が始まります。
ベルギー人は慣れっこですから、こういうのはめっちゃ速いんですよね(^^)/*

この記事を書くのに、ちょっとケメルベルフの名前の由来を調べてみました。
英語のウィキにはケメルはケルト神の事だと書かれていましたが、
オランダ語のウィキだと、ラテン語のculmen(山頂)を意味する Kemlis だって書かれていて、
多分こっちが本当だと思います。ベルギーの地名って、結構そのまんまが多いんですもん。
ここも丘の上って意味なんだろうなあ(・∀・)


[ケメルベルフの丘の上のレストラン]


 ↑このレストランをポイントにして地図を生成すると、この辺りが林なのがよく分かる☆
 
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ブルージュのマクドは、めっちゃ溶け込んでますよ(・∀・) [おもしろいにゃ〜。]

2018年にベルギーへ里帰りした時の写真を紹介中☆



昔から、いつか紹介しようと想いつつ、ついつい忘れちゃっていたのがコレ。
ブルージュのマクドナルドです。ヨーロッパって何だったか景観保護のルールがあって、
マクドの派手なサインって出してはいけなかったりするって、昔TVでやってたんですよね。
で、ベルギーに来てみたら、ホントに地味でマクドって分からない! って、感動したものです。

ここじゃなかったかな、でっかい黄色のMのネオンサインが、窓の中に格納されていたの?
今はないですね。他の街だったのかも?(^^;
ブルージュは何度も訪問しているし、泊まった事だって何度もあるけど、何故かこのマクドは
利用したことがありません。2階に席があるんだろうな?? 今度探検に行ってみよう(・∀・)
…って、いつになったら里帰りできるのやら(T_T) ←自分で地雷踏んだ。
しかし、何度観てもキレイな建物です。ヨーロッパは、古い建物改装してマクド入ってるのが好き☆





オマケでブルージュの街角ショーウインドー写真。
これは左のチョコレートがゲーム機のリモコンだったのと、
右上の1メートル・マシュマロがツボりました。ベルギーのお菓子屋さん、時々謎の商品があるよな(・∀・;)




こちらはちょっと和風テイストな雑貨。梅かな?




このウサギちゃんも可愛かった☆ 口が3ちゃん(・∀・)




絶対履きたいとは思わないけど、めっちゃ気になったパイナップル柄のエスパドリーユ(^^;




夜景で紹介したフライングタイガーの、昼間の写真☆




ここは大昔、紹介したことがあるかもしれませんが、サクソンという時計屋さん。
昔、ベルギーのローカルチームのスポンサーだったんですけど、初めてブルージュ訪問した時、
このお店を見つけてめっちゃ喜んだものです。20数年経っても潰れていなくてうれしい(T_T)
あ、右隣は量り売りでグミが変えるキャンデ・ショップです♫

写真沢山あって、なかなかブルージュネタが終わらなかったですが、これで最後かな。
これ、昔見たよ! ってのがあってもご愛嬌(汗)自分でも紹介したのかどうか忘れちゃってて、
いちいち自分のブログ内を検索かけて確認している有様です(笑)

[ブルージュのマクドナルド]

 
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