SSブログ

メヘレン散策その4:建築は詳しくないけど、気になる屋根(^^; [おもしろいにゃ〜。]

アントワープ州のメヘレンという街を散策した時の写真を紹介しています。


DSC02507_800.JPG

鉄道駅からショッピングストリートを抜けて、中心部のフロート・マルクトに到着。
前回はこの広場を紹介しました。で、紹介しながら気がついたんですが…


DSC02502_800.JPG

メヘレンって、破風(屋根の前面部分)が段々じゃない建物が多いかも?!
ブルージュは圧倒的に段々になっている屋根が多くて、この形のはあまり見かけません。


DSC02503_800.JPG

こっちの逆光側にも段々のがない…建てられた時代が違うのでしょうか。気になります。

調べたら、破風のことをフラマン語ではヘーベル(Gevel)とかトップヘーベル
(Topgevel)と言うみたいなんですが、いろいろな種類がありました。

段々になっているのはトラップヘーベル(Trapgevel)と言って、古く伝統的な建築様式みたいです。
メヘレンでよく見かけたラウンドしている形のは多分クロックヘーベル(Klokgevel)だと思います。
クロックは鐘のことで、鐘形って意味のようです。言われるとそう見えるなあ(^^)

ハルスヘーベル(Halsgevel)という種類もあって、1つ前の写真の3つ並んでいるやつの
一番左はそれかも? …いや〜素人にはよくわかりません。ちなみにハルスは首のことです。
もうひとつ、プントヘーベル(Puntgevel)というのもあって、これはツルッとした三角破風の
真ん中だけぴょこんと突き出しているヤツ。それもよく見かけますね。

ちなみに破風は英語でGable。Gevelと似てます(^^) いや〜勉強になりました。


DSC02501_800.JPG

これは右がクロック、真ん中がハルスかな? 写真を撮った時には、真ん中の屋根に
黄金のニワトリちゃんが付いているのしか認識してませんでしたが(笑)
このテの形の方が時代が新しくて、16世紀〜17世紀頃みたいですね。


DSC02505_800.JPG

さっきの逆光写真のアップ。わかるかな…


DSC02504_800.JPG

ハイ、こっちの屋根の上にはブタさんが乗ってました☆
ブタもおだてりゃ? いやいや、こういうのって大抵ギルドの印のはずなんで、養豚業?(^^;


iPhone2015_bel_1580_800.JPG

今回の写真は魚眼以外すべてSONY Cyber-shotで撮影してますが(散歩には最適)
これはiPhone。実はこういう写真を簡単に撮れるのはiPhoneの方なんですよね(^^;

(続きます☆)


[メヘレンのフロート・マルクトのブタさんはこの辺り]


(カールトンってレストランの建物っぽい…ブタだからトン?!)
 
nice!(5)  コメント(5) 
共通テーマ:旅行

nice! 5

コメント 5

JF

すごく勉強になります♪ 呼び方も知らなかったので。
そういえば、カクカクしてるのと、まあるいのと、ありますね。
あ、ホントにブタちゃんだ・・・(^^)

by JF (2016-09-01 17:40) 

あおたけ

ヘーベルって聞くと
ヘーベルハウスを思い浮かべちゃいますが、
由来はそこから来ているのかな。。。?(^^;)
シルエットで浮かび上がる屋根上のブタさんが、
とってもおちゃめ☆
by あおたけ (2016-09-02 18:52) 

gon

JFさま

私も勉強になりました(^^;
これからは気をつけて観察しようと思います。
by gon (2016-09-03 00:18) 

gon

あおたけさま

誰かヘーベルについて書いてるヒト、いるかな?
って、検索かけてもヘーベルハウスしか出ませんでした(^^;
でも、覚えやすいですよね☆
by gon (2016-09-03 00:20) 

gon

ハレルヤさま、tochiさま、濱の寅次郎さま、
ご訪問&niceをありがとうございました☆
by gon (2016-09-03 00:21) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。