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残念なブリュッセルワッフル@タリーズコーヒー [謎?]

男と女と菓子屋の祭典、別名バレンタインデーで盛り上がる2月。
タリーズコーヒーでこんなメニューが出ました。




ハイ、ブリュッセルワッフル、ショコラベリーですと(・∀・)
パンケーキが冷凍食品(?)で飲み物なタリーズなんで、絶対ガッカリするってわかってるんですが、
日本で「ベルギー」とか、ベルギーにまつわる単語を商品に付けられてしまうと、
受けて立たずにはいられない性分でして(笑)




トライしました! 770円です。
ワッフル部分がチョコなのに、アイスもチョコにしちゃう所がセンスないよなー。
絶対バニラの方が美味しいのに(^^; そしてベルギー人なら絶対生クリーム添えるはず。

注文後、店員さんを観察していたら、個包装されていたワッフルを取り出し
(冷凍庫かどうかは確認できず)電子レンジに投入してチン。
アイスとベリーを乗せて、ちゃちゃっと完成。
番号札を渡してテーブルに届ける必要ないくらい(つまりカウンターでしばらく待たされた)
短時間で完成しました(・∀・;)




しかし、電子レンジ加熱以前の問題で、多分元々パッサパサなワッフル(T_T)
暖かいうちはとりあえず柔らかいけど、冷めたらカッチカチになるヤツなので速攻食べました。
いやー、口の中の水分を全部持って行かれるヤツでした。
生地は重いのに、パサパサしているってどうよ…。
アイス溶けるのを待って、ワッフルをヒタヒタにしたかったけど、
電子レンジで加熱したものは、冷めると固くなるからそれもできず。
全て想定内とは言え、ここまで残念とは思いませんでした(T_T)


それでふと思ったんですが、日本人、というか日本の食品業界は、もしかしたら
ベルギーの2種類のワッフルの違いは「形」だと思っているんじゃないでしょうか??
ブリュッセルが四角で、リエージュが丸、みたいな。
原材料違うし、作り方の行程も違うから、全然違うものなのになー。
真四角のワッフルを半分に切って三角にして、オシャレに積み上げてくるのもハズレ。


DSC02560_800.JPG

昔紹介した、由緒正しいブリュッセルワッフル。基本正方形ではなく長方形。
フランドル地方のカフェでは、単に「ワッフル」って書いてあるとコレが出てきます。
以前にも書いたけど、ジャンボチョコモナカの皮みたいに軽くてパリパリサクサク食感。
鉱泉せんべいっぽいからガス水使うのかな? とにかく空気がいっぱい入っている感じ。
なのでお腹にはたまらないから、ご飯にはなりません(^^;
ワッフル自体もそんなに甘くないから、こんな風に粉砂糖をかけたり、
フルーツやアイス、大量の生クリームをのせて食べるのが定番デス。




リエージュワッフルはコレ。日本ではマネケンが頑張ったお蔭で、ほぼ近い形ですね。
まん丸よりも、ちょっと楕円形が定番ですけど。
パールシュガーという真珠大くらいの砂糖の塊がたくさん入っていて、
温めるとそれがいい感じに溶けかけて美味しい。
かなり甘いけど、ずっしり重くてご飯代わりになります。




実はこのワッフルは、リエージュではなくブリュッセル・ミディ駅のハーゲンダッツで食べたヤツ。
ミディ駅値段だったから、2.5ユーロか3ユーロか、それくらいしたと思います。

リエージュは毎年行くんですけど、わざわざワッフル買って食べないかなー。
ギユマン駅が改装する前、駅前にワッフルスタンドがあった時はよく買っていたけど、
改装後はなくなっちゃったんですよね。遅い時間でもやっているスタンドだったからよかったのに。

プルージュやブリュッセルの観光スポットでは、これにチョコをかけたりフルーツ乗せたりして
売っているけど、リエージュでは見たことないんです。観光地じゃないですからね(^^;
元々甘いから、プレーンで食べるもの。マネケンみたいな色んな味もないんじゃないかな?

ハーゲンダッツもそうですが、リエージュワッフルは焼いたやつが積み上げられていて、
注文するとホットプレス機に挟んで温めてくれます。
ベルギーは電子レンジで温めないから、安心して食べられます☆

日本でブリュッセルワッフルとして提供されるのは、スーパーで売っているパック入りの
ワッフルに近いかなー。個包装で日持ちして、ホームメイドワッフルみたいなヤツ。
…あ、そういえば店員さんが電子レンジに投入してたヤツ、個包装だったしな(・∀・;)


https://www.tullys.co.jp/menu/sweets/bruwaffle_mixberries.html

 
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