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ベルギーの新型コロナウイルス流行まとめ2020 [にうす。]


↑ へーベルレーの教会の八重桜、もう咲いているかな? 今年は見られなくて悲しい(T_T)


五輪延期が決定して、日本でも新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大の現状が
明らかになってきましたね。私はずっとベルギーの状況を日々追いかけているので、
その深刻さはすでに1ヶ月間、ひしひしと実感しております(T_T)
今回は自分の記録の為に、ベルギーの新型コロナウイルス感染遷移をまとめておきます。
かなりの長文レポートですので、興味のない方はパスしてくださいね〜〜。


[patient No.1]
ベルギーでの陽性1人目は、中国の武漢から2月2日に帰国した9人のうちの1人。
帰国してすぐに軍用病院で検査を受けて、2月4日に陽性が確認されました。
その時点で症状は出てなく、すぐに医療施設で治療を開始。他の帰国者は
2週間の隔離の後、陰性の結果が出て帰宅できました。
ベルギーでの新型コロナウイルス感染患者の処置病院はブリュッセルとアントワープにあり、
ウイルス特定の為の病院はルーバンのカトリック大学病院です。

このニュースの後、ベルギーでは2月に新たな患者は出ておらず、
日本の方が感染がじわじわと広がっていて、もし予定通り3月下旬にベルギーへ行けたとしても、
最初の2週間はホテルで自主隔離してレースには行かないようにしようと思っていました。
実は私にとっていちばん大切なのはパリ〜ルーベという北フランスのレースで、
ベルギー最大のレースであるロンド・バン・ブラーンデレンは最悪観られなくてもいいんです(^^;

自転車レースの世界では、アラブ首長国連邦で開催されていたUAEツアーという
ステージレースに帯同していたイタリア人チームスタッフ2人が体調不良を訴え、
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)であることが発覚。2月28日に、レースは
最後の2ステージをキャンセルして終了してしまいました。
このレースに帯同していた関係者は全員検査を受け、陰性者だけが帰国を許されましたが、
今でも陽性で病院に隔離されたままの選手たちがいるんですよね…(汗)

しかし、その頃、イタリア本土は新型コロナウイルス感染拡大で騒然としていて、
このニュースはあまり取り上げられず、参加していたイタリア人の選手が
「これがサッカーだったらニュースで取り上げられていただろうに」と愚痴ってました。
ベルギーではUAEツアーが中止になった翌日の2月29日にシーズン開幕レースが
行われましたが、新型コロナウイルスの影響は全くありませんでした(^^;


[patient No.2]
ほぼ1ヶ月の「対岸の火事」状態の後、陽性2例目が出たのは3月1日。
ここから新型コロナウイルスの感染者はじわじわ増え始めます。
2月最終週がカーニバル休暇で学校もお休みで、主に北イタリアへ行った旅行者が感染してました。
この時期はカーニバル見学だけでなく、スキーしに行く人も多いみたいです。
ベルギーだけでなく、ヨーロッパ各国がこの休暇でイタリア行きを自粛していれば、
パンデミックは防げたのでは? って気がしますが、まあそんな簡単な問題ではないでしょう。

ベルギー在住の友達は医療関係者ですが、3月上旬にLINEでやりとりした時には
すごく能天気な感じで、ベルギーではみんな新型コロナをちょっと強力なインフルエンザくらいに
しか思っていないと話してました。彼女も週末はタリスでパリまで遊びに行ったけど、
誰もマスクすらしていなかったし、その前にちょっと寒い日が続いてたから、風邪引いて咳を
している人が多かったけど、誰も気にしていなかったと話していました。
そもそもマスクなんて売っているの、見たことないし、ドコで買えるかもわからないと(汗)


[3月1週目]
********************
3/1…2人(+1)
3/2…8人(+6)
3/3…13人(+5)
3/4…23人(+10)
3/5…50人(+27)
3/6…109人(+59)
3/7…169人(+60)
3/8…200人(+31)
********************

2人目が陽性になった後は、あっという間でした。
それでも3月第1週の週末には西フランダースで自転車レースをやっていて、
直前に国際的な統括団体が陳腐な対策を発表していた(出走サインで同じペンを使わないでね)
わりには、それが徹底されてもなく、一応除菌ウエットティッシュは使っていたけど、
全体的ユル〜い感じで、まだまだ深刻さはありませんでした。
沿道のお客さんでマスクしている人もほとんどいなかったし。
ドイツでは1日までトラック世界選手権(屋内イベント)をやっていて、クラスター感染が
発生しなかったのは奇跡じゃないかと思います。イタリア人もたくさん行ってたし(汗)

イタリアでは、3月7日に開催予定だったトスカーナ地方のレースが延期になり、
春を告げる伝統のレース、ミラノ〜サンレモも延期を発表。
深刻な感染拡大が続く北部は、3月8日にロックダウン(封鎖)され、
2日後にはイタリア全土がロックダウンの対象になりました。

フランスではその日からパリ〜ニースというステージレースが始まったんですが、
時を同じくして当地の保健省が1000人以上の集会を禁止にしたので、
翌日からはスタートとゴール地点に観客を入れない「無観客」レースで続行しました。


[3月2週目]
********************
3/9…239人(+39)
3/10…267人(+28)
3/11…314人(+47)
3/12…399人(+85)
3/13…559人(+160)
3/14…689人(+133)
3/15…886人(+197)
********************

運命の2週目。11日には命を落とす感染者も出始めました。
ベルギー連邦暫定政府は12日夜に国家安全保障会議を開き、
14日から4月3日までの新型コロナウイルス感染拡大抑制措置を決定し、
全てのスポーツ活動は中止、学校は休校、カフェやレストランは閉鎖になりました。
これで3月中に開催予定だったベルギーの自転車レースは全て中止か延期になってしまいました。

あとから確認したら、ベルギー連邦暫定政府はすでに6日に閣僚会議を開いて、
新型コロナウイルス感染拡大抑制措置を行った時の補償を決めていたようです。
元記事が見つけられなくて詳細はわからないんですけど、カフェやレストランが閉鎖になって
一時的に失業しても救済される措置なんかがあるみたいです。経営者にも補償があります。

…確かに、普通そういう事をちゃんと決めてから、中止とか閉鎖とかするもんですよね(T_T)

この時点でスポーツ中止の措置は4月3日までだったので、5日に開催されるロンドは
ギリ大丈夫かも? なんて言われていたんですけどね〜。
無理のある無観客状態でレースを続行していたフランスのパリ〜ニースは、15日の最終ステージを
中止にして、14日で閉幕。国際的な統括団体はその翌日に、4月3日までのレースを全て中止にすると
発表しましたが、大きなレースはほとんどが自主的に延期か中止を決めた後でした。
何かどっかの政府と似ているなと思いました。補償したくないから腰が重いのかなって(^^;

ちなみに、カフェが閉鎖される直前には閉鎖直前パーティーが開催されて、
どんちゃん騒ぎをしている映像が日本でも紹介されていました。
ああ、ベルギー人の馬鹿っぷりが世界に発信されてしまった。
でもまあ、閉鎖前のコーヒーショップに行列作ったのが報じられたお隣さんよりマシかな(^^;


[3月3週目]
********************
3/16…1058人(+172)
3/17…1243人(+185)
3/18…1486人(+243)
3/19…1795人(+309)
3/20…2257人(+462)
3/21…2815人(+558)
3/22…3401人(+586)
********************

3月3週目に入ると感染者は1000人を超えてしまいました。
16日に、EUはEU圏外の市民がEUに入ることを30日間禁止すると発表。
これで私の春のベルギー里帰りは消えました(T_T)
カフェが閉まっているんじゃつまらないなとは思っていましたが、この時点ではまた4月のレースの
中止は決まっていなかったので、レースがある限りは行きたいと思っていたんですけどね〜。

私はデンマーク経由の飛行機を使うので、北欧の動向も気にしていたのですが、
14日に国境が閉鎖されたので、空路はどうなのかとドキドキしていた所でした。
20日にはベルギー外務省から日本の外務省に正式な通達があり、
ベルギーから日本に行くのはOKだけど、ベルギーを含むシェンゲン条約加盟国への
渡航は「不可欠なもののみ許可される」になってしまいました。しかも、外務省の発表には期間ナシ。
あ〜航空券の予約どうしよう…と思いつつ、Booking.comで予約したホテルは18日に全てキャンセル
しました。あれだけ苦労して予約したのに、一瞬で消えちゃうんですよね…。

※航空券のキャンセル顛末については、また改めて記事を書きます。

フランスでは外出禁止令と国境閉鎖が発表され、
サッカーのEURO2020も延期が発表されたのが16日でした。

さて、ベルギー連邦暫定政府は17日夜に国家安全保障会議を開き(何故かいつも夜…)、
新型コロナウイルス感染拡大抑制措置を4月5日まで延長し、外出制限などの追加措置を決めました。
この発表の時に政府は「正式なロックダウンではない」と明言しましたが、ベルギー人はみんな
「ロックダウン」って言ってました(^^; メディアもライトなロックダウンって書いてましたし(汗)

確かに、お隣フランスなんかに比べたら甘いし、テレワークが推奨でも仕事にも行けるし、
スーパーの買い物も制限付きで許されているし、まだまだユルイなあという印象でした。
しかし、スポーツ中止の措置が5日までになったので、ロンドも延期となりました。
その前に私がどうしても行きたいパリ〜ルーベも延期が決定していたので、
心安らかに春の里帰り中止を受け入れられることになりました。
行けないのにレースはやっているんじゃあ、メンタルダメージ大きいですからね(T_T)

国際的な統括団体は、またこの段階で動きまして(汗)レース中止の期限を4月末日までに拡大しました。
後出しジャンケンですね〜(^^;

私は毎日ベルギーの大手オランダ語一般紙ヘットニュースブラッドでニュースをチェックしている
のですが、3月20日から感染者数、死亡者数の隣に治癒者数が表示されるようになりました。
これって大事よね。日本は感染者が何人増えたかばっかり報道するけど、
治った人数もしっかり言って欲しい。
…まあ、毎日その数を眺めていると、まだ治っていない人たちがこんなにいるんだと
思い知らされますけど。
22日には、アフロ兄ことフェライニが感染を公表。そういえばまだ治ったって記事読んでないかも。
アラブ首長国連邦のレースで感染した選手も1ヶ月近く入院してましたからね。
そうそう、夏になれば収束するという記事を見かけますが、アラブ首長国連邦で感染者が出ているのを
見ている自転車レースファンは、そんなん絶対信じませんから(T_T)


[3月4週目]
********************
3/23…3743人(+342)
3/24…4269人(+526)
3/25…4937人(+668)
3/26…6235人(+1298)
3/27…7284人(+1049)
3/28…9134人(+1850)
3/29…10836人(+1702)
********************

23日に外務省はベルギーの感染危険情報をレベル3「渡航は止めてください」に引き上げました。
ベルギー政府は27日夜に国家安全保障会議を開き、現行の措置を4月19日にまで延長しました。

ベルギーでは2週間以上、飲食店閉鎖、学校休校、集会やイベント中止にしていて、
外出制限もしているし、人と人との距離を1.5メートルに保つようにもしているのに、
感染の拡大は続いています。この調子だと、本格的なロックダウン、外出禁止になっちゃうのかな。
今は自転車選手たちがトレーニングに出かけるのは許されているけど、外出禁止になったら大変かも。

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ざっくり3月の状況をまとめてみました。
3月30日現在、ベルギーの感染者数は11899人、死者は513人、治癒者は1527人です。
ブリュッセルのICUはもう一杯って記事をさっき見たので、医療崩壊しないことを祈るばかりです。
イタリアは感染者数101739人、死者11591人、治癒者14620人。
何かもう、頭が理解できない数字です(T_T)

日本はユルーイ「3密」ですけど、ベルギーで「私は命を救う」というハッシュタグで
推奨されている3つのチェックは

1. 家に居て、定期的に手を洗っています。
2. 高齢者とはデジタル、または電話でのみ連絡を取っています。
3. 本当に外に行かなければならない時は、距離を1.5m保っています。


なんですよね。特に2番が重要なのは、イタリアの悲劇でもよくわかります。
無症状で高齢者にウイルスを運んでしまうのは恐ろしいです…。
3月上旬に能天気だったベルギー在住の友人も、外出制限が出る頃には
「自分がもう感染しているかもしれないという前提で行動している」と話していました。

私はインフルエンザになったことがないモノノケですが、無症状で感染してしまう可能性は大きいので、
毎日「すでに感染しているかもしれない」という意識で生活しています。
平均的な発症は5日くらいらしいので、5日前の自分は感染していなかった、と思っています。
もちろん、感染しない努力も怠っていません。手すりは素手で触らないし、手洗いはこまめにしています。
4月は元々里帰りで会社には行かない予定だったので、月末の業務が終わったら、しばらく自宅待機かな。
レースもなくて、時間はあるから、ブログいっぱい更新できるかも(^^;

しかし、自分の人生にこんな中世のペストのような疫病が流行するなんて、いまだに信じられません。
故郷ベルギーも心配ですが、大好きなイタリアがもっと心配。
ただただ自転車の女神様にお祈りするだけです。

皆様も新型コロナウイルス感染予防を心がけて下さいませ (T_T)/***
 

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続・アントワープでヘロヘロ☆サイクリング(笑) [感動!]

2016年6月に行った、ベルギー&オランダ旅行のネタを紹介中☆

4日目の午前中は、ブルージュからアントワープに移動してサイクリング。
運転の荒いタクシー運転手+アントワープ名物ケネディ・トンネルの渋滞のせいで、
ヘロヘロの状態で到着したのに、休みなしで即サイクリングのスパルタツアー(・∀・;)
シュヘルデ川をトンネルで渡って、対岸に行くサイクリングでした。




ところが、トンネルへと降りるエレベータが休止中のハプニング!
…という所までが前回までのざっくりあらすじでした。
じゃあ、サイクリングは中止かな〜?? というのは甘い考え(・∀・)




なななんと、地下に降りるエスカレーターがありました。しかも、木製!(・∀・;)
このシュヘルデ川を横断するトンネル施設は、エスカレーターも含めて
1933年に建造されたものだそうです。




手を振りながら先陣を切ってエスカレーターを降りていったのは、
サイクリングのツアーガイドさん。エレベーターが使用できなかったので、
急遽このエスカレーターの降り方を伝授してくれて、お手本を見せながら降りた所デス。




とゆーことで、ぶっつけ本番(・∀・)
自転車に対して前輪がT字になるまで曲げた状態でエスカレーターの下段に下ろし、
その状態でブレーキをかけつづけます。握力やられるヤツ(>_<)




すぐ前に人が居るので、うっかり力尽きて手を離したら大惨事。
車酔いでヘロヘロだったのが一気に吹っ飛びました(・∀・)




何とか不幸な事故は免れて、無事地下に到着。
下から見上げたエスカレーター、かなり長いです。
新橋駅の地下から上がるヤツくらいある。(わらりづらい例え…笑)
で、途中の地下道は写真撮ってませんでした(^^;

対岸に到着してもエレベーターは動いてなくて、上りもエスカレーターでしたが、
下りよりは難易度高くなかった(^^; でも、ブレーキをしっかり握って自転車本体を
支えているのは結構重労働でしたヨ。軽量のロードーレーサーならまだしも、
重たいママチャリだったし(T_T)




無事、シュヘルデ川の対岸に到着☆
シュヘルデ川はアントワープ港にとって重要な水路で、橋をかけると船の往来に支障が
出てしまうから、橋をかけるのは断念して、この歩行者&自転車用トンネルを作ったのが1933年。
両岸の建物もエスカレーターも、ほぼ当時のままのものが使われているのだとか。




ちなみにこのトンネルの名前は聖アナ・トンネル。トンネルだけにアナ…(・∀・)




寒いオヤヂギャグは聞き流して、今回のサイクリングの目的☆
わざわざ難易度の高い地下トンネルを利用してシュヘルデ川を越えたのは、
対岸からアントワーブの街を眺めるためでした。
サイクリング的には往復1.8km。見学を含めて所要時間は1時間弱。
これって、徒歩でも良かったんじゃないか疑惑はありますが(笑)




まあ、サイクリングを絡めるのが今回のツアーのキモなので、そこは追求せず(笑)
お陰様で、普段は観ることがない風景を写真に収めることができました。
左の一番高い尖塔がノートルダム教会、その隣の背の高い建物はショッピング街にある銀行のビル。




サイクリングの出発前に事前説明があったかどうか覚えていませんが、
ちゃんと望遠レンズを背負っていたので(笑)こんな写真が撮影できました。
ちょっと暗いですけど。朝のブルージュは快晴だったのに、アントワープ到着したら
花曇りになってしまって残念でした。快晴だったらいい写真撮れたのになー(T_T)




手前はシュヘルデ川沿いにあるヘット・ステーン要塞、後ろはどこの教会かな。




左手奥に見える赤いレンガの建物はMAS美術館。
ここからスタートするレースがあったので、以前はよく行ってました。
昔、ピコ太郎がベルギーに来た時、ここで撮った写真がありました(・∀・)




右手のこのエリアは行ったことがありません。
シュヘルデ川の上に、丁度クルーズ船がいるみたいですね。




右奥の辺りは再開発中の新南地区。




対岸にサイクリングで来て、こんな風にベンチに座ってのんびりできたら楽しそうですね(^^)
(我々のツアーにそんなゆとりはありませんでしたけど)




さて、最後にこの真中の辺りをズーム!




この建物、何でしょう?
…って、こんなんガイドさんに教えてもらわなければ、私もわかんなかったです(^^;




ハイ、ワープして対岸に戻ってきました。
そうです、答えは行きにエスカレーターで降りたトンネル施設の建物でした(・∀・)
地下道への入り口ばかり気にしていましたが、意外と背の高い建物でした。




トンネルでアントワープ旧市街に戻った後は、シュヘルデ川沿いのもと来た道は戻らず、
一瞬だけ町中をサイクリング。ユーロの飾り付けがされたカフェ、入りたかったナ(T_T)




有名なマルクト広場の横をかすめて、アントワーブ観光終了(・∀・)
レンタサイクルを借りた川沿いの施設に戻りました。
私はしょっちゅう来ているからいいけど、同行者たちにせめてノートルダム大聖堂を
間近で見せてあげたかったな(T_T)




レンタサイクルの保管所。近くにあるステーン城の施設の一部なのかな?




面白い自転車が保管されていました。サドルないタイプ(・∀・)
これも街乗りで貸し出してるんでしょうね。




アントワープのサイクリングが終わったのは、丁度正午。
お昼の時間ですが、残念な事にこの日はのんびりランチを取る時間はなく、
オランダから迎えに来たドライバーさんの車に乗り込んで即出発。
お昼はドライバーの奥様が用意してくださったサンドイッチでした(^^;




中身はこんな感じ☆




レースでよくもらうランチボックスよりオサレ(^^)
手作りサンドウイッチ、美味しかったです☆




さて、アントワープを出発し、国境を越えてオランダに移動します。
サヨナラ、わが故郷、また来年〜〜(T_T)/~~~

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2016年のベルギー&オランダ旅行、やっと中間地点に到着(^^;
こうやって紹介していくと、本当にものすごい情報量で自分でもビックリしました。
過去にも色々紹介しきれていないネタが沢山あるんですが、とりあえず2016年のコレを
半分紹介できて本当に良かったです。記事にしておかないと、自分でも忘れちゃうし。
今回も過去の自分が書いてくれていた備忘録メモにかなり助けられています(^^;

さて、この旅行記は一旦お休みして、オランダ編は改めてご紹介します。
ベルギーブログですから、ちょっとベルギーネタを書いとかないとネ。
つか、本当は里帰り出発までにここまで書いて、里帰り中はTwitter投稿まとめに切り替えて、
ブログ記事更新は休むはずだったんですけどね〜(T_T)

[聖アナ・トンネル入り口]


https://www.visitantwerpen.be/nl/vervoer-antwerpen/voetgangers-en-fietserstunnel

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アントワープでヘロヘロ☆サイクリング(笑) [自転車♪]

(新型コロナの乱で中断しておりましたが…)
2016年6月に行った、ベルギー&オランダ旅行のネタを紹介中☆




4日目はベルギーの西フランダース州の州都ブルージュを出発し、
オランダへと向かう途中、国境に近いアントワープに立ち寄りました。
運転の荒いタクシー運転手+アントワープ名物ケネディ・トンネルの渋滞のせいで、
到着した時はもうヘロヘロだったのに、休む間もなく「サイクリング」(・∀・;)
…いや〜ツアー添乗員さんは、助手席で移動されてましたから、HP削られてないし(苦)
さすがのワタシも「休みなしですか」とツッコミましたが、時間にゆとりのないツアーだったので、
全く聞き入れてもらえず(汗)到着してすぐに、上の写真のレンタル自転車を渡されたのでした。




ヘロヘロでも写真はしっかり撮るフォト根性(^^; あっち向きがいいか、こっち向きがいいか。
ちなみにアントワープでタクシーを降ろされた場所は、有名なマルクト広場に近い、
シュヘルデ川のクルーズターミナル。シュヘルデ川を背にして撮影してる感じ。
自転車の後ろに見える塔は、フランダースの犬で有名なノートルダム大聖堂です。



私にとって、ここは昔から馴染みの場所で、昔、アントワープからスタートしていた
自転車レースでチームバスのパーキングだったんですよね。
最近はベルギー最大の自転車レース「ロンド・バン・ブラーンデレン」がこの近くから
スタートしているので、やっぱり毎年足を運んでいる場所です。

…それはいいとして、初アントワープの同行者たちには、せっかくアントワープ来たのに
なんでこんな中心部から離れた場所?? な感じだったと思います。可哀相だ…(T_T)
まあ、アントワープに寄った理由が「レンタル自転車でサイクリング」だったから仕方ないです。




メカはからっきしなんですが、とりあえず渡された自転車の写真はパーツを
含めてあちこち撮ってみたり(^^;




変速機付き。モチロン、世界のシマノです。




後ろにカゴが付いているタイプでした。




懐かしい、手動空気入れだ(・∀・)




車体番号をマジックで書いてしまう大雑把なトコロ、キライぢゃないよ(・∀・)




まずはシュヘルデ川沿いにあったアントワープのシェアサイクルのステーションを見学。




結構広いスペースにたくさん駐輪してました。




ここは59番。この機械で操作して自転車を借ります。




シェアバイクのステーションがある場所が地図に記されてました。




ユーザーカードをかざして使う感じ。ガイドさんの話だと、ツーリストインフォで
カードが入手できるとか。でも、これって2016年当時の流行りで、今はもうないかも?(^^;
ここは毎年行く場所だけど、去年シェアバイクが置いてあったか覚えてません(^^;
(レースの時はそんなものを見るゆとりがないというか、あちこちチームカーが止まっていて、
観客も沢山いて、眼中に入らないってのが正解…笑)




このサイクリングは地下道を使ってシュヘルデ川を渡り、対岸に行くのがメインイベント。
…なんですが、いきなり地下道に降りるエレベーターが休止中のハプニング(・∀・;)
このピンチをどうやって切り抜けるか?! 続きはWebで…ぢゃなかった、次回☆

(つづく)

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今年の里帰りは延期です(T_T)/~~~ [おしらせ。]



今年1月中旬、突然平穏な生活に影を落としたSARS-CoV-2。
頭の中には、もやしもんのオリゼーみたいなのが浮かんでくるんですけど(^^;

インフルにもなったことがないモノノケなので、自分がCOVID-19を患うことはまずないと思いつつ、
うっかり感染して無症状のまま周囲にバラまく危険はあるので(笑)人の3倍注意して暮らしてます。
つか、花粉症なんで冬場はずっとマスクして生活しているから、基本同じなんですけど(^^;
(花粉症の症状軽減は、いかに花粉を体内に取り込まないかが勝負どころ。)

何しろ例の豪華客船が長らく地元に停泊していたので、なおさら落ち着かない2月で、
里帰りしても、いつも通りの活動はできないだろうなあとシミュレーションしつつ、
行ったら2週間活動自粛して、おとなしくしていようって思っていたんですよね。

ところが、2月の終わり頃にイタリアで火の手が上がり(汗)3月に入るとベルギーも
あれよあれよと感染拡大。私が里帰りで行く予定だったレースはすべて開催延期になりました。
レースなくても、渡航できたら行くつもりだったんですけどね〜。
今週の月曜日、3月16日に、とうとうEUは域外からの渡航を30日間禁止にしちゃいました(T_T)

その前の週に、ベルギーは国家安全保障会議を開いて、13日からレストランやカフェが営業停止に
なっていたので、さすがにもう諦めてはいたんですけど(T_T)
昨日からは、非公式のロックダウン(封鎖)に突入しています。
これで収束してくれると良いのですが…。

今年の里帰りの予定は3月27日出発でしたが、EUに入れてもらえなくなっちゃったので延期です。
航空券はキャンセルする前に、行きのフライトが半分欠航になってしまい、
電話で日本のオフィスに連絡するようにメールをもらったんですが、いや〜、こんな時に
電話なんて繋がらないだろうと思ったら、案の定繋がらず。土日祝日は休みなので、
月曜日に再挑戦するつもりです。ダメだったらオンラインで無理矢理するしかない(T_T)

本当は2016年の記事の続きを書きかけてあったんですが、とりあえずこのご報告を先に更新しました。
今は一日も早くベルギーに平穏な日常が戻ってくるように、自転車の女神様にお祈りする日々です。
…って、そうこうしているうちにベルギーは収束して、日本だけくすぶり続けていそうでコワイ(汗)
 
タグ:ベルギー
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