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ワロンの街、バンシュ散策 その1♫ [風景。]

ベルギー南部ワロン圏(フランス語圏)のエノー州にあるバンシュ(Binche)を紹介中☆

[場所はココ↓]


2013年に訪れて以来、4年ぶりでしたが、街の構造はボンヤリ覚えていたので、
市庁舎がある中心部を目指して駅から坂を下っていきます☆




案内板の一番上「Centre Ville(サントル・ビル)」が街の中心部のコト。
インフォメーションセンターの「i」のマークもあります。
駅の周辺は住宅街? どこの街もそうですが、鉄道駅は後からできるから、
駅周辺のお家は比較的新しいです。ヨーロッパは教会を中心に街が出来ますからね〜(^^)




歩き始めてスグ、この看板を見つけて盛り上がりました(^^)
2013年に来たのも、今回紹介している2017年に来たのも、このレースのスタート地になったから。
「LA FLECHE WALLONNE(ラ・フレッシュ・ワロンヌ)」、直訳するとワロンの矢。
昔はシャルルロワという街がスタート地で固定してましたが、確か2013年からワロンの様々な街を
スタートするようになりました。以前紹介したワレムもこのレースのスタートで訪問。
レースのスタートにならなかったら、まず来ることはなかったかも(^^;

でも、この矢印に従って歩いてはいけません!
これはコースルートを示している矢印なので、スタートとは逆の方に行ってしまうから(^^;
ハイ、勿論レースのスタートは街の中心部、市庁舎前からです♫




街歩きの途中で見つけた壁飾りのネコ。一応何かを引っ掛けるフックなのかな。




春先のベルギーでよく見るお花。ツル性植物で、日陰を好み、石垣なんかに生えています。
名前は不明。機会があればまたベルギー人の友達に聞いてみよう☆




バンシュの街がある谷底?に到着。前に旧市街が見えてきました。




ムムム、この石垣は??




ヨーロッパの古い街ではよく見かけるアレです(^^)




残念ながらここからは上がれないですね。
バンシュって、要塞都市だったのかーと、思いつつ、後日調べたら、
この向こうには中世にお城があったんだとか。これは城壁の一部だったんですね〜。
ヨーロッパって、城壁残して街を作るから好き☆




城壁は道を挟んで反対側にも続いていました。ここの壁は結構分厚いですね。




途中で見つけた街の地図だと、残っている城壁がよく分かります。
一番下の部分にお城があったので、ちょっと不思議な形ですが(普通中央にありそう)
何か地形的な理由があるんでしょうね。




城壁の近くには、カーニバルに登場しそうな人物のブロンズ像があります。
よくよく調べたら、このすぐ近くに「カーニバルと仮面の博物館」がありましたφ(..)メモメモ




多分、この右手の階段を上がっていくと博物館があるんじゃないかな?
ぱっと見た感じにはなさげですけど(^^;
この辺りはいつも通り過ぎちゃってたから、今度バンシュに行ったらもっと散策しなきゃ。
城跡は公園になっていて、多分逆の方からなら入れそうです。

[バンシュ城跡]


城壁のある場所は谷の部分で、そこから細い路地を上がっていくと
バンシュの街の中心部「グラン・プラス」に到着します。




と、言ってもそんなに大きな広場ではなく、しかも駐車場になってます(^^;
これはレース前日でチームの監督さんたちが会議で集まっていたので、
チームカーがずらりと並んでいました☆ 左手の建物が市庁舎です。




町中には「バンシュ、自転車競技の街」と謳った旗が飾られていました。
背景の塔は市庁舎の塔ですね。丸い部分が印象的☆
バンシュは一時、自転車レースの誘致を止めてましたが、最近またよく開催するように
なったので、今の市長さんが自転車レース好きなのかもしれませんね(^^)




ちょっと時間が経ってから、グラン・プラスを逆方向から撮影した写真。
こっちの方が広場がちょっと広く感じますね。ここがレースのスタート地点になります。




グラン・プラスの石畳☆ 翌日選手がこの上を走ります(^^)
(すみません、石畳フェチなんで。)




バンシュに到着した時は、今にも降り出しそうな天気だったのに、
しばらく散策していたら、こんなピーカンになったので、市庁舎を撮り直しました☆
塔がある部分が市庁舎で、左にコンサートホール、ツーリストインフォメーションが繋がってます。




夕刻の日差しですが、やっぱりお天気だとキレイです(*^^*)




市庁舎に飾られていた旗。見づらいけど、左からEU旗、ベルギー三色旗、ワロン旗です。
ワロンは黄色地に赤いニワトリちゃんです☆

(続きます)

[バンシュ市庁舎]


 
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ワロンの街、バンシュ:続・めっちゃステキな国鉄駅\(^o^)/ [鉄。]

ベルギー南部ワロン圏(フランス語圏)のエノー州にあるバンシュ(Binche)を紹介中☆

[場所はココ↓]
 

かなりフランス国境に近い街です。ブリュッセル中央駅から電車で1時間ちょっとデス。




前回からの続きで、バンシュの鉄道駅です。
これは帰りに、谷底の街から坂を上がってくる途中で撮影した駅舎。
夕暮れの光になっています。何度も言いますが、私が曲がっているんじゃなくて、
地面が曲がっているんです〜〜(笑)




気を取り直して、駅舎建物の中央部分。
本当に教会みたいな建物ですよね〜〜〜。バンシュは昔、お金持ちの街だったみたいですね。
ウィキったら、バンシュ駅は1857年開業で、この駅舎は1911年にオープンしたものだそうです。
建物はネオ・ゴシック様式だそうです(・∀・) ←そーゆーのに全く詳しくナイ。



改修工事中で囲ってるけど駅舎内には入れるようで、ホーム側もこんな感じで通路が出来てました。
帰りにはもう閉まっていたけど、早い時間なら中に入って切符を買ったりできるんでしょうね。




バンシュの街、実は2016年が初めてではなく、2013年に来たことがありました。
これはその時、iPhoneの魚眼で撮影した駅舎です(・∀・)




駅舎内もちゃんと撮影してました! …なんちゃって魚眼ですけど(^^;




古いけど、すごくキレイです☆
ベルギーって、小さな町の駅舎がびっくりするくらいキレイなことがあって、
昔は栄えていたんだなあと思うことしばしば。
バンシュ駅は世界大戦の犠牲にならなかったんでしょうね(T_T)/*




バンシュ駅は、プラットホーム1番線にかかっている屋根がすごく素敵なんです。
でもかなり傷んでしまっているのが残念ですが。
駅名標のロゴもすごくオシャレ。アールヌーボー風? よくわかんないんですけど。

ちなみに右側に駅舎への入口があって、中央の階段は2番線に移動するトンネルに繋がってます。




2番線はこんな感じ。昔は大勢の乗客がここで電車を待っていたんでしょうね〜〜(*^^*)
この写真は、1番線で乗った電車の中から撮影したものです。




2013年にはまだ、私の大好きな赤い電車がバリバリ現役でした!\(^o^)/
「VOIE 1」はフランス語で1番線の事です。この看板もよく見ると鉄の細工が凝っています☆




2013年はiPhoneの魚眼でしかバンシュ駅を撮影していなくて(当時魚眼にハマってたから)
魚眼ではないのはこの写真だけなんですが、駅舎のどの辺りをドコから撮影したのか、
イマイチわからない…(笑)
この年、バンシュに初めて行ったのは、フレッシュ・ワロンヌというレースのスタート地に
なったからでした。写真はレース前日に行った時のものなんですが、当日は乗り継ぎの電車が
遅れてスタート30分前に到着したので、ゆっくり撮影する時間なかったんです(T_T)




時を駆けて2018年へと戻ります。
VOIE 1の看板、ちょっと暗いけどこっちの方が細工の美しさがわかりますね。
と同時に、ガラス屋根の傷み具合もよくわかります。キレイに修復してくれるといいなあ〜(*^^*)

さて、この記事を書くためにウィキのバンシュ駅の項目を見たていて、
ここが2016年11月に「The Happy Prince」という映画の撮影に使われたのを発見!
ブルージュが映画の撮影で使われた話は聞いたことがあったけど、まさか私が大好きな
バンシュ駅が使われたなんて!! しかも、コリン・ファースが出ている(・∀・)
タイトルを見てもしやと思った通り、オスカー・ワイルドの晩年を描いたという作品。
2018年公開になっているけど、日本では劇場公開なかったようです(T_T)
次にベルギー行ったら、DVDを探してみようと思っています☆

(続きます)


[バンシュ駅]

 

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ワロンの街、バンシュ:めっちゃステキな国鉄駅\(^o^)/ [鉄。]

ベルギー南部ワロン圏(フランス語圏)のエノー州に、バンシュ(Binche)という街があります。
日本ではほぼ知られていない街ですが、カーニバルが有名なので、それで知っている人はいるかも。
私の場合は、昔自転車レースのスタートとゴールの街になっていたから知ってたんですけど(笑)

[場所はココ↓]


結構フランスとの国境近くになるので、ブリュッセル南駅から出る電車は終着駅になってます。
ウィキったら、昔は国境沿いのエルケランヌという小さな町まで電車が繋がってたそうですが、
廃線になって以来、終着駅になったのだそうですφ(..)




今回は、2017年にバンシュへ行った時の写真をご紹介します☆
上はその時のベルギー国鉄時刻表アプリのスクショ。
滞在先のルーバンからはブリュッセル南駅で乗り継ぎ。南駅から1時間10分。
乗り継ぎも含めると、1時間48分の鉄旅です(・∀・)




2017年はiPhoneを変えて魚眼が使えなくなった年なので、代わりにパノラマ撮影☆
これはルーバンで乗った電車の車内です(外観なくてスミマセン)。




後回しにすると忘れそうなのでこれも載せておこう。
ベルギー国鉄には「メトロ(Metro)」という無料新聞が置いてあります。
ベルギーらしくフランス語版とオランダ語版があり、ブリュッセルだと両方置いてるんです。
ちなみに緑のタイトルがフランス語、青のタイトルがオランダ語。
月曜日から金曜日まで出版されていて、レースの翌日はよくもらってます(^^)




さて本題に戻って、バンシュ行きの電車は20番線から出発。
…ブリュッセル南駅はプラットホームが多いので結構たいへんです(・∀・)
(確か24か25まであったと思います)




平日の午後3時半。ラッシュアワーにはまだちょっと早いけど、結構乗客待ってました。
(あ、アプリのスクショより1時間遅かったな…)




やって来たのはめっちゃいたずら書きをされて車体の電車(>_<) ヤメテー(T_T)




そしてここでは車内の写真は撮っていませんが(多分乗客が多かったから)
途中駅で車窓に隣の電車のお顔が見えたので、パチりました(・∀・)
この子、あまり見かけない子だナ。




バンシュ到着☆ …って、乗客の皆さん、駅舎の横から外に出ていきます(・∀・)??




実はこの時、バンシュ駅は改修工事中だったのです(T_T)




パノラマで撮影。こんな感じで駅舎がぐるっとフェンスで囲まれていました。




駅名標の写真が取りたかったので、出口よりもずっと先に移動して写真を撮る変な日本人(・∀・)




駅舎の横っ腹。逆光のせいで見えにくいけど、白地に黄色っぽい文字で駅名が入ってます。
これって、車内からどこの駅なのか、わかるようにこっち向きで付いているのかな?
と、いつもヨーロッパの駅舎を見て思ってます。




ゴージャスなバンシュ駅の全景を紹介するために、パノラマの出番だ!
って、頑張ってみたんですけど、見事にてっぺんが欠けました(^^;
でも、丁度TEC(ワロンのバス)が通ったから、使っておこう(笑)




バンシュ駅は駅前が大きな公園になっているので、そこまで下がって撮影してみましたが、
まだ全景が入りませんでした(・∀・)




さらに下がって、やっとここまで収まりました。写真が曲がっているのは、
私が曲がっているわけではなく(汗)バンシュ駅は高台のてっぺんにあって、
公園は坂の途中にあるんです。街の中心部はもっと下の谷底にある感じ(笑)




パノラマでも撮ってみました。お天気だからキレイですね。

(続きます)

[バンシュ駅]



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タルトリー・アルチザン・ベーキング @コルトレイク [カフェ@ベルギー]

久々通常営業に戻ります(^^)
なんちゃってロックダウンの暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。




今日紹介するのはベルギー北部西フランダース州のコルトレイクという街にあるタルト屋さん、
「TARTERIE ARTISAN BAKING(タルトリー・アルチザン・ベーキング)」です。

街の中心部であるフロートマルクト広場に面した、レストランやカフェが並ぶエリアにあります。
タルトリーはフランス語でタルト屋さん、アルチザンは職人。
ベーキングだけいきなり英語?(笑)オランダ語圏なので、仏語や英語の名前がオサレに
聞こえるんでしょうね。NY辺りにありそうな(行ったことないけど)オサレなお店でした。




外の看板、スマイルマークがかわゆす(^^)




店内から外を眺めるとこんな感じ。昨年(2019年)に初めて入った時の写真ですが、
いいお天気だったんだなあ(*^^*) 右に見える建物は世界遺産に登録されている鐘楼。
素敵なカリヨンが演奏されるんですよー☆




店内はベンチ風の椅子。クッションが色々なデザインな所がまたオサレ(^^)
奥のガラスで囲まれた所が調理場になっているのも今風ですね。




天井はわざとむき出しにしているのかな。日本でもこういうお店多いですよね。
ベルギーの場合は木製の梁だから、コンクリ打ちっぱなしの日本とはまた違うけど。




カウンターとテーブル。色々オサレ。
後でオープン当時の記事を読んだら、有名なレストランの娘さんがオープンした店だと
書かれていました。スタッフも全員女性で、居心地の良いお店でした。




びっくりしたのは、地下のトイレの横にベビー用のおむつ交換スペースがあったこと。
ベルギーのカフェで見たのは初めてかも。古いカフェだとそもそもそんなスペースないですもんね。
オーナーが女性だと知って、それでか〜と、納得しました。
トイレから戻る時、店内の奥に子供が遊べるスペースがあるのにも気が付きました。
子供たちを遊ばせといて、ママさんたちがお茶できるようになっているんですね(^^)


で、ここって以前は違うレストランかカフェだったと思うんですが…2016年の11月オープンなので、
2017年と2018年にはこの前を何度も通っているはずなんですが、何故か入ろうと思わなかった(^^;
何かあるな〜とは思っていたんですけど、他に入る店も決まっていたからな〜。

キッカケその1は、コルトレイク滞在中はいつも利用していたパティスリー・クールセルの
ティールームが、2019年になくなっていたから(T_T) 楽しみにしていたのに、行ったら
持ち帰りだけのケーキ屋さんになっちゃってたんです。残念…。
コルトレイクは毎年滞在期間が短くて、昼間フリーの日は少ないから、色々な店は利用できず。
ついついここばかり利用してたからほかはあまり行ってなかったんですよ(^^;

[パティスリー・クールセルを紹介した記事]
☆1回目→ https://mooi-belgie.blog.ss-blog.jp/2015-11-21
☆2回目→ https://mooi-belgie.blog.ss-blog.jp/2017-12-20

キッカケその2は、クールセルがなくなっちゃってがっかりしていた時、
たまたま前を通りかかったら、テラスでプロの自転車選手たちがお茶していたから(笑)
外国の選手が認める味なら、美味しいんだろうなあと。
そういえば、クールセルも選手が入っているのを見て利用したんだったかな?(笑)




ドリンクメニュー。普通のコーヒーが2.50ユーロ、カプチーノで3ユーロ。
ベルギーの町中のカフェでは普通なお値段でした。日本円でコーヒー320円くらい。
この時は甘いものを食べるので普通のコーヒーをチョイスしました(50セントを節約…笑)。




コーヒー、おまけのお菓子は手作り☆
これって何だろう。チョコが入ってて、すごくしっとりしている小麦粉焼いた系のお菓子。
ブラウニーでいいのかな?(実はそんなにお菓子には詳しくない…笑)




タルトは悩んで、ティラミスのにしました☆ お値段は4.50ユーロ。
超かわいらしいお皿(*^^*) そしてタルトも超ウマウマ。




クールセルがなくなっちゃったのはすごく残念でしたが、新たなお気に入りのお店ができて
うれしかったです♫ フリーWiFiが飛んでないのは残念だけど、それはクールセルも一緒だったし。
窓際に近いと街のWiFi入ったんだったかな…もうすっかり忘れてしまいました(^^;




昨年はコルトレイクからルーバンに拠点を移した後、もう一度コルトレイクに行く用事が
あったので、タルトリーは2回利用することができました\(^o^)/
2回目はフランボワーズタルトをチョイスしました。こちらも4.50ユーロ。
日本円で570円くらいなので、日本並のお値段ですかね(^^; ベルギーは物価安くないです。
この時はテーブルの飾りがガーベラでした(1回目は多肉植物)。




クリームチーズがベースで甘酸っぱいタルトでした。
実はレアチーズケーキはあまり得意ではないので、最後ちょっと飽きちゃいましたが(^^;
(フランボワーズが好きというだけで選んでしまった…笑)




夕暮れ時の外観。こういうお店は閉まるのが早くて、18時までだったかな。
ビールも飲めるカフェだと、夜までやっているんですけどね(^^;

ここはタルトがメインで、クールセルみたいなバラエティに飛んだケーキがないのは残念ですが、
とにかく居心地が良いお店なので、コルトレイク滞在時には必ず行きたいお店です☆


[タルトリー・アルチザン・ベーキング @コルトレイク]


https://www.tarterie.be

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スカンジナビア航空、予約キャンセルの顛末 [感動!]



当ブログではちょくちょくご紹介しております通り、私は欧州系航空会社の中で安価な
スカンジナビア航空を、ほぼ毎回ベルギー里帰りで利用しております。
最近は旅行会社通してもマイレージも各種ポイントも付かないし、ラウンジ券がもらえる
サービスもなくなっちゃったので、昨年から航空会社のサイトから直接購入するようになりました。
去年は航空会社直の方が1万5000円も安かったんですよね〜(^^)

今年は年明け後、どうしようかと迷っているうちにお年玉セール的なヤツが終了してしまい、
ちょっと値段が上がってしまってから購入しました。金額は以下の通り。

●航空券(ブリュッセル往復):75,000円
●税金と手数料:32370円
 国内線/国際線手数料 : 21780円 (29620円)
 国際観光旅客税 : 1000円
 旅客サービスおよび保安料 : 3840円 (3810円)
 旅客サービス料 : 3120円 (3520円)
 旅客サービス施設使用料 : 2130円 (2090円 )
 旅客保安サービス料 : 530円 (520円)
=====================================
合計 : 107,370円

去年は12万5000円ちょいだったので、少し安かったです。ユーロがちょっと安いからかな。
でも、お正月セールだったら旅行会社購入で10万円切っていたんですよね〜(T_T)
ちなみに税金と手数料の後ろのカッコ内は去年の金額です。
購入したのは1月20日で、同じ日のHISの金額は112,610円。今年は5000円ちょい安いだけでした。

それはさておき、予約した後で何気なく詳細を見ていて、帰国便で目がテン。
行きは成田発だったのに、帰りは羽田着だったのです。予約間違えたかと思ってびっくりしました。
そこで調べて、スカンジナビア航空が4月から羽田発着になることを初めて知りました。
も〜、大ショックですよ。横浜市民に羽田空港は超不便なんです。成田エクスプレス1本で
行ける成田空港が好きなのに〜〜。しかも、いつも往復割引で頼んでいる空港宅配って
どうなっちゃうんだ? という問題もあったりして。何よりも、成田エクスプレスが
乗り納めになってしまうのかもと思うと悲しかったりして(T_T)



↑ 去年行きに乗った成田エクスプレス。当分乗れないのかー(T_T)

思えばその頃は、今年ベルギーに里帰りできないなんて、全く考えてもなかったんですよね(T_T)
前回の記事でもお伝えしたように、新型コロナウイルスの世界的流行で、3月16日にEUは域外からの
渡航を30日間禁止にした為、私の春のベルギー里帰りは不可能になってしまったのでした(T_T)

仕事が忙しかった事もあり、航空券は後回しにしてとりあえず先にホテルを全てキャンセルしました。
ホテルはキャンセル料かからなかったけど、航空券の方は一番安いヤツだったので、変更不可、
キャンセルは有料だったんですよね。果たしていくら戻ってくるのやら…。
と、思いつつ、今夜はキャンセル手続きしようと思っていた17日の夕方、航空会社からメールがあり、
「あなたが予約した行きの成田〜コペンハーゲンのフライトは欠航になりました。日本の
サービスセンターに電話で連絡して下さい」と知らせてきました。

…いや、想定内でしたけど、これって絶対電話つながらないヤツじゃん!
と、ツッコミつつ、当日はもう夕方だったので営業終了しているだろうと思って、
翌日電話したのですが、案の定何度かけてもつながらず(T_T)
自動音声で日本語か英語を選べというアナウンスがループし、混み合ってますにすらなりませんでした。
そりゃそうですよね、航空会社大混乱なのわかりきってますもん。
しかも、日本のサービスセンターは土日祝日休業なので、その後の3連休は全く動けず。
連休明けた月曜日に、早起きして営業開始時間に電話かけましたが、やっぱり繋がりませんでした。
…そのIP電話、実は止めてあったんじゃないか疑惑(笑。個人の感想デス)

その間に公式サイトで確認したら、新型コロナウイルスの影響で欠航になったフライトは
払い戻し対象となり、まだ欠航になっていない便も11月まで使えるバウチャーで返してくれる
というのを見ていたので、自分の予約はどっちになるのか電話で確認したかったんですよね、本当は。

でも、もう諦めて公式サイトからキャンセル処理をしようと思ったのが23日の夜。
27日出発だから、かなりギリギリでした。
しかし、公式サイトにログインして自分の予約を見て唖然。通常旅程は行きと帰りの2日なのに、
何か3日になっていたんです(・∀・;;;)

以下が私の行きの予約の旅程です。

●3月27日
12:30 成田 → 16:05 コペンハーゲン 欠航
11:40 コペンハーゲン → 12:55 ストックホルム
15:10 ストックホルム → 17:20 ブリュッセル
18:20 コペンハーゲン → 19:50 ブリュッセル 欠航

●3月28日
12:30 成田 → 16:05 コペンハーゲン
8:05 コペンハーゲン → 9:50 ブリュッセル 欠航
15:25 コペンハーゲン → 16:55 ブリュッセル 欠航


も〜どんだけ大混乱なんだ、スカンジナビアの中のヒト(・∀・;)
翌日の成田〜コペンハーゲンが生きているのは、おそらく便名が同じなので、
欠航になった3月27日の飛行機が翌日飛ぶからなんだと思います。
それで28日のコペンハーゲンからブリュッセルが飛ぶならまだしも、欠航。
おそらくこの時点でコペンハーゲン〜ブリュッセル間のフライトは全て欠航だったのかも?

それでスウェーデン経由を手配してくれたんでしょうが、そもそも27日はコペンハーゲンまでの便が
欠航なので、全く不可能な予約になってしまっていたのでした。
でも、こんな時系列的に不可能な予約でも私の予約は生きていたので、これって払い戻しの
対象にならないのか? バウチャーでくれるのかな? と、PCの前で悩んでいたその時。

まるで安っぽい(笑)映画のワンシーンのように、PCの横においてあったiPhoneが
SMSを受信して通知を表示したんですよ。それが何とスカンジナビア航空から!
27日のストックホルム〜ブリュッセルのフライトに関するメッセージで
「こんな状況ですが、もし予定が変更していたら☓☓のメアドにご連絡下さい。
予定通りなら、オンラインチェックインして下さい」という内容でした。

キャンセルに関しては問い合わせ先が電話番号しかなく、公式サイトでメアド探してもなかったから、
「神降りた!」と思いました。で、早速教えてもらったメアドに予約番号と状況を明記し、
どうやったら全てのフライトをキャンセルして払い戻しをしてもらえますか、と書いて
メールしました。しかし、ぬか喜びもつかの間。自動送信メールが戻ってきて
「このメアドはフライトを監視する目的で使っているから、その他の用件で返信はできません。
以下のサイトを見て下さい」という内容。そこに貼られてあったURLは新型コロナウイルス関連の
払い戻しに関するお知らせで、すでにチェックしていた所でした(T_T)

救いの神かと思ったSMSも、返信は受け付けない仕様になっていて、万事休す。
ふりだしに戻ってしまいました。そうこうしている間に日付は変わって24日。
27日のフライトはキャンセルしないとさすがにヤバいので、もうとりあえずお金は返って
こなくてもいいから、キャンセル処理だけしようと思い、公式サイトに再度ログインして、
自分の予約を表示しようとしたら、さっきまで謎の旅程が表示されていた所に赤背景に白文字で
「あなたの予約はキャンセルされたようです。残念ながらキャンセルの詳細はオンラインで
見られません。セールス部かサービス部に連絡して下さい」と書いてあるじゃないですか!

何が起きたのか一瞬理解できず、もう一度検索し直したら「表示できる予約はありません」
になってました。どうやら、自動送信メールが戻ってきたから受け付けてもらえなかったと思った
メールをスカンジナビア航空さんのスタッフがちゃんと読んでくれて、速攻キャンセル処理を
してくれたみたいなんです。イヤ、それしか考えられませんでした。それにしても早業(・∀・)

とりあえず、当日ノーショーにはならずに済んだのでホッとしましたが、あまりに呆気ない
幕切れですっかり気が抜けました(・∀・) しかし、キャンセル処理の確認メールは来ないし、
払い戻しってどうなるんだろうかと思いましたが、途中でチェックしていたスカンジナビア航空の
Twitterで「全額払い戻しになります」と、書き込みがあったので、もしかしたら戻ってくるかも?
支払いに使ったVISAに戻ってくるのかな? それってVISAの明細見てわかるのかな?

などと思いつつ、本来ならベルギーに飛んでいた27日が過ぎ、日々、新型コロナウイルス関連の
ニュースで憂鬱になりつつ払い戻しの事なんてすっかり忘れていた4月2日に、
スカンジナビア航空からちゃんと払い戻し通知がメールで送られてきました!

内容を確認したら、全額払い戻しでした!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

本来なら、私の航空券はキャンセルの場合、税金と手数料の一部しか戻らず、
航空券代金とサーチャージャーは返ってこないはずなんですよ。
それが手数料すら差っ引くことなく、全額払い戻してくれるなんて!
スカンジナビア航空さん、サイコー! 機内食は美味しくないけど(笑)一生ついていきます(・∀・)

いや〜、もし年始のお年玉セールで旅行会社を利用していたら、絶対全額は戻ってこなかったと
思います。絶対手数料は取られますもんね。電話がつながらなくて困った時に、旅行会社を
通していれば、こういうの全部やってくれたんだろうなあと、ちょっと後悔したんですが、
やっぱり航空会社から直接購入していてよかったです。まあ、結果論ですけど(^^;

(記録の為に、ドラマのような展開の顛末を長々と書きました。
実はコレ、4月3日にほぼ書き上げていたんですが、いきなりPCがフリーズして、
3分2くらい消えちゃったんです(T_T) なのですぐには立ち直れず、後日ちまちま書き直しました。
ソネブロって下書きを自動更新する機能があったはずですけど、最近なくなっちゃいましたよね。
なので、ちょっとずつ書いては保存してました(^^; )

あ、ここまで書いておいて、次回里帰りに他の航空会社に浮気してたらゴメンナサイ(爆)
 

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