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ゴッホが描いたニューネンでサイクリング♬[銅像がある公園と古い教会の塔] [風景。]

2016年ベルギー&オランダ旅行の、オランダ編を紹介中。
オランダ編は日本人が大好きな画家、ゴッホが旅のテーマになってます♪




1883年の暮れから2年間、ゴッホが住んでいたニューネンでサイクリング?
こちらのかわいいガゼルのレンタサイクルで出発?☆




最初に訪れたのは、自転車屋さんから大通りをちょっと南下した公園。
パルク(Park)という名前の公園です。

↓ 場所はココ。 ↓


結構広い三角形の公園☆




公園にはゴッホの銅像がありました(・∀・)
お?、ゴッホゆかりの地を巡るサイクリングっぽくなってきましたね☆
この銅像は等身大だそうなんで、背比べもできますね(^^)/* ←そんなヒマはなかったけど(・∀・)




この公園にはもう一つ、ゴッホゆかりの銅像がありました。
それがコチラ。ゴッホが1885年にニューネンで描いた大作「ジャガイモを食べる人々」を
そのまま銅像にしちゃった奴(・∀・) ゴッホがこの辺りに座って絵を描いたであろう場所に
椅子が設置されているのがオサレ☆ ←座っている時間はなかったけど(・∀・)




フィンセンターを見学した時点で、この作品がそれほど重要だとも知らなかったもので、
ちゃんと写真撮ってなかったんだよなあ(・∀・;) …予習ってダイジですね(笑)
「ジャガイモを食べる人々」は、このパネルで紹介されている絵です。
暗い部屋の中で、農民の家族がテーブルで食事をしている風景。
ジャガイモは、農民の貧しさを象徴しているとφ(..)メモメモ




「ジャガイモを食べる人々」の銅像の近くには、聖クレメンス教会があります。




これもゴッホが描いたカトリックの教会だそうです。
案内板に、実際の素描が付いているからわかりやすいですね。




椅子に座ると、「ジャガイモを食べる人々」の銅像の後ろにちょうど教会が入ります。
何か色々楽しそうな写真が撮れるかも? ←そんなゆとりなかったですけど(・∀・)




かろうじてガゼルの自転車と教会のコラボ写真は押さえました☆
サイクリングっぽい写真を撮らないとね(^^;




こういう緑豊かな公園が街中にデデーンとあるの、羨ましいですね(^^)


  [自転車]  [自転車]  [自転車]  [自転車]  [自転車]  [自転車]  [自転車]  [自転車]  ←時の流れを表すライン。




聖クレメンス教会から街中を東方向にサイクリングして、次に訪れたのはニューネンの
町外れの、古い教会の塔があった場所。ゴッホのお気に入りの建物だったそうで
絵がたくさん残っています。案内板にはその1枚がありました。




塔はもうなくなっていて、土台だけが残されていました。
後世に取り壊されたのかと思っていたら、ゴッホがニューネンに滞在中の1885年6月に
取り壊されたんだそうです。「古い教会の塔」だから、教会としての機能はもうなくて、
塔だけが残されていたのが、その年撤去されたんですね…(T_T)


↓ 場所はココ。 ↓


すでに塔がなくなっていたとしても、ゴッホが何十回も描いた場所だったら、
地図に「塔の跡地」とか出ていてもよさそうなものなのに、グーグルマップにはありませんでした。
この中央の赤いマーカーのちょうど上のあたりの森の中にあります。




塔の跡地の奥の方に、金網で囲われた場所があり、そこはゴッホの父親が埋葬されている墓地でした。
当時はまだカトリックの力が強く、プロテスタントの墓地はこんな村外れ。
記録によると、父親が心臓発作で急逝したのは1885年3月で、塔が取り壊される前でした。




お墓の説明板もありました。今はなき古い教会の塔の絵も、これだとよくわかりますね(^^)
ガイドさんが付いていたお陰で、お墓も見学させてもらいましたが、さすがに写真は控えます(^^;


(続きます)

[ニューネンはココ]
 



https://www.vangoghbrabant.com/en/home/nuenen
 

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ゴッホが描いたニューネンでサイクリング♬[レンタサイクル編] [自転車♪]

2016年ベルギー&オランダ旅行の、オランダ編を紹介中。
オランダ編は日本人が大好きな画家、ゴッホが旅のテーマになってます♪




さて、いよいよ1883年の暮れから2年間、ゴッホが住んでいたニューネンでサイクリング♬
ガイド付きツアーはフィンセンターで申し込めます。この受信専用無線機の出番です☆
まずはフィンセンター近くの自転車屋さんに、レンタサイクルを借りに行きました。




ニューネンの町の自転車屋さん「DE CONCCURENT」。
フィンセンターがある大通りをちょっと南下した通り沿いにありました。近くて便利(・∀・)




ガゼル取扱店! オランダのメーカーと言えば、ガゼルかバタブス☆ ツボです(・∀・)




でも、ショーウインドーにはジャイアントのロードバイクが飾られていました。
当時、オランダのプロチームのサプライヤーだったからですね(^^;)




街乗り自転車もありました♬ この色、キレイだなあ〜。




オモテにも街乗りが展示されていました。このモデルかわいい!




うひょー、バタブスです♬ ロゴがおされですね〜。




OLD DUTCH って、名前もステキ(*^^*)
…なんて自転車に萌えっている間に、ツアー同行者たちは奥に向かってました。
置いていかないで〜(笑)




店舗の奥に作業所がありました。修理やメンテナンスを行う場所ですね。
ここはガゼルのセレクトセンターなんですね〜。




こういう写真もついつい撮ってしまう(^^) メカニックの仕事場〜☆




作業所の前に我々が借りるレンタサイクルが準備されていました。




お〜〜! ガゼルです♬ Xantaってモデルですね。




この子が本日の愛車☆ 




白に赤が入っているのがかわいい(^^)




ガゼルのヘッドマーク☆ 格好よすですなあ〜(^^)




3段変速付き。変速機はやはり世界のシマノですね(^^)




とりあえず色々撮影します(^^)




ステム? 不思議な形かも。




お店の電話番号が書かれたステッカー。

レンタサイクルは1日借りて10ユーロ。安いかも?!(・∀・)
ブラバント地域ではゴッホゆかりの地を巡るサイクリングルートを構築していて、
マップも販売しているので、自分でレンタサイクル借りてサイクリングしても楽しそう。




ニューネンのサイクリングルートは全長45km。フィンセンターで紹介していた
このポイントを回るみたいですね。ゴッホが絵を描いた場所を巡るルートです。
でも、今回はその一部だけ見学。全長12kmちょいのサイクリングでした。

さて、かわいいガゼルちゃんでいよいよサイクリングに出発ですが、
写真を見れば分かるように、お天気は微妙(^^;
オランダに入っても、やっぱりお天気には恵まれなかったツアーでした(T_T)

(続きます)


[DE CONCCURENT @ニューネン]



https://deconcurrentnuenen.nl/

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ゴッホが描いたニューネンの風景 [感動!]

2016年ベルギー&オランダ旅行の、オランダ編を紹介中。
オランダ編は日本人が大好きな画家、ゴッホが旅のテーマになってます♪



前回は1883年の暮れから2年間、ゴッホが住んでいたニューネンという町に到着し、
ゴッホ博物館「フィンセンター」を見学した所まで紹介しました。




フィンセンターのお向かいにある、いい感じのカフェ。到着した時に何気なく写真を
撮っていたんですが、フィンセンターでお勉強できたお陰で、このカフェの名前がゴッホの作品
「ジャガイモを食べる人々(Aardappeleters)」であることに気が付きました(^^)
2階にソフトクリームが刺さっててかわいいなあと思ってたんですが、
そこはジャガイモだろって(笑)




さて、フィンセンター見学の後は、ゴッホゆかりの場所を回るサイクリング・ツアーに出かけました。
現地ガイドさん(英語)が付いてくれたんですが、こんな受信専用の無線機が配布されました。
…この時は、サイクリング中もガイドさんの説明が聞けるのか〜としか思っていなかったけど、
日本だとイヤフォン付けて自転車乗ったらあかんやつですよね(^^;
(と、こんな風に書いてますが、サイクリング・ツアーは次回ご紹介します☆)




サイクリングの前に、徒歩で見学できるゴッホゆかりの場所を回りました。
この写真はフィンセンターの向かって左側、空き地の壁にゴッホの絵が使われていたので
写真を撮ったんですけど、空き地じゃないのかな?




その空き地のお向かいさん、つまりフィンセンターの斜向いにあるこの建物は、
プロテスタントの牧師としてニューネンに赴任したゴッホの両親の家、牧師館でした。
あ、ちなみにゴッホが描いた絵を持って説明をしているのが、現地ガイドのレメットさんです。
確か元大学教授だったかな? この後、頻繁に登場します(^^)/*




まあ、アレです。ぶっちゃけ30歳でプー太郎のゴッホが、両親の家に転がり込んだって事ですね(^^;
1つ前の写真の母屋の後ろにくっついている平屋の建物が、実際にゴッホが住んでいた場所だとか。
この四角い窓の部分です。ここを作業場にして絵を描いていたんですね(^^)




↑そんな観光の目玉ですが、グーグル地図上では紹介されてませんでした。
フィンセンターの丁度真下あたりの角っこなんですけどね。




正面の入口には「ファンゴッホ・ハウス」のプレートが付いてましたが、
「見学不可」になっていたので、グーグルに載ってないのはそのせいかな?
今の所有者が公開していないんでしょうね(その説明を聞いた記憶はない…聞き逃したのかも?)。




裏庭の扉は開いてたけど、私有地だから立入禁止。残念(T_T)




でも、裏庭の奥にはとっておきの場所がありました。
それはこの狭い猫道、もとい歩行者だけが通り抜けられる道の奥にありました。




道の途中、生け垣がちょっとへこんだ場所があって、下には台があるので
上がって中を覗き込めるようになってます。
実はここ、ゴッホが実際に絵を描いていた場所なんです。
旧牧師館の裏庭には入れないけど、生け垣から覗き込めるようになってるという趣向。




台の上に上がってみたら、中はこんな感じになってました(・∀・)
ゴッホはこんな風にイーゼルを立てて絵を描いていたのかな…と、思っていたら、
この木枠はイーゼルではなく、ゴッホが遠近法を捉えるために実際に使っていた道具だとか。
よく見えませんが、中にワイヤーが貼られています。パースペクティブ・グリッドかな。
現存する絵と今の風景を比較して、ここでこんな風に作業をしていたんだろうって事ですね。
ゴッホ好きなら、まさに聖地巡礼でしょうね(^^)




↑ この地図でわかるかな。Nune Villeの赤いポイントの右斜下にある茂みが、
生け垣から覗き込んでいる場所になります。




木と木の合間に、ちょこっと教会の尖塔が見えているのがポイント。




ガイドのレメットさんはゴッホがニューネンで描いた絵や素描のコピーを持っていて、
ここがこの絵が描かれた場所ですよ〜って教えてくれます(^^) わかりやすくていいですね。




この小道には「Achter de Heggen」という名前が付いているんですが、直訳すると
「生け垣の後ろ」…まんまですね。これはフィンセンターある大通りの看板。
左側にちょろっと写っている建物が、ゴッホが住んでいた牧師館。




牧師館隣の建物の横にも、路地の看板が付いてました。
この一番奥に「生け垣の後ろ」道があります。




よく見ると、小道の名前の下に「NAAR PENTEKENING VINCENT VAN GOGH」
と、書かれてました。「ゴッホの素描はこっち」って感じの意味です(^^)




小道の入口に設置されていたこのパネルの、左側の縦長の素描が、
ここで描かれた風景なんだそうです。よく見ると、遠くに教会の建物が見えます。
…いや、130年前は本当になーんもない村だったって分かりますよね(^^;




これは1885年11月に描かれた牧師館の絵。上が切れているのは、多分文字を記録する為に
撮影しておいた写真だから…(^^;




こっちの素描は、裏庭から描かれた牧師館。母屋の右側にくっついている平屋の建物が
ゴッホが住んでいた場所。裏庭に入れたら、こういう写真が撮れるんでしょうけど(T_T)




「生け垣の後ろ」の小道が抜けた先の大きな通りも、ゴッホが描いたポイントでした。
130年前とは全然風景が変わっていますけど。…レメットさん、目線THX(・∀・)




何故か「生け垣の後ろ」道の説明が書かれた案内板は、こちら側の道に設置されていました。
そういえば、牧師館の前にはこの案内板もなかったな。不思議。




街路樹はスズカケノキ、プラタナスでした。ゴッホの時代もプラタナスだったのかな?




フィンセンターがある通りに戻り、次は牧師館の隣の家を見学。
ここはゴッホのガールフレンドが住んでいた家だそうです。それも見学コースの一部になるのか(笑)
あっ、今気がついたけど、生け垣の小道を抜けた向こう側の通りは、件のガールフレンドの名前が
付いてました。マルゴット・ベケマン通り!(・∀・) ゴッホの名前が付いた通りもあるけど、
牧師館がある通りではありませんでした(^^; 色々あるんだろーな(笑)

(続きます)


[Nune Ville (ゴッホのガールフレンドの家)@ニューネン]


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ゴッホを訪ねて以下略(・∀・) 〜ニューネンのフィンセンター [多分滅多にないミュージアム]

2016年ベルギー&オランダ旅行の、オランダ編を紹介中。
オランダ編は日本人が大好きな画家、ゴッホが旅のテーマになってます♪ 



ゴッホが生まれ育ったズンデルトの次に訪問したのは ↑ ココ、Neunen。
グーグルではヌエネンと表記されていますが、ニューネン。
現地ガイドさんがニューネンって発音していたから間違いない(^^)
それを確認したら、現地在住の日本人ガイドさんが、司馬遼太郎の本でもニューネンって
紹介されているという話を教えて下さいました。

ニューネンはアイントホーフェン近郊の町。北ブラバント州にあります。
ここはゴッホが1883年の暮れから2年間住んでいた場所でした。
パリや南仏に行く前の、30歳の頃です。




ニューネンで最初に訪問したのは、町の中心部にあるゴッホ博物館「フィンセンター」。
ゴッホのファーストネーム、フィンセントとセンターをくっつけた造語。
センターはアメリカ式の綴り(center)ではなく、イギリス式の綴り(centre)かなと思ったけど、
もしかしたらフランス語のcentreかも。ゴッホと言えば南仏だし。
ちなみにオランダ語だったらcentrumになります。




それはさておき、たった2年しか住んでないのに、ゴッホを観光の目玉にしているのか〜(・∀・)
と、最初はちょっと生暖かい目で見ていた訳ですが、色々回って勉強したら、ここが意外と
重要な土地なのだと分かりました。百聞は一見にしかずですね(^^) ←これ、合ってる?
あ、フィンセンターはニューネンのツーリスト・インフォメーションにもなっています。




入ってすぐ左手は、みんな大好きミュージアム・ショップ☆ 
でもここではお買い物タイムなかったな(^^;




右手はカフェになっていました。強行軍なのでここで一服はアリマセン(^^;




カフェのメニューも置いておこう。




フィンセンターのミュージアムは、この音声ガイド機器を借りて回ります。




日本語の音声ガイドあり(^^) 今ホームページ見ると、機器が新しくなってました(笑)
ですよね、もう4年前だもん。




ミュージアム入口近くの壁にあったこのリストは、フィンセンターのスポンサー様一覧。
こういうのを掲示しているミュージアムって、初めて観たな(・∀・) ←一応学芸員資格持ち。
左上がメインパートナーで、筆頭がラボバンクだったからツボって写真撮りました(^^)
(ラボバンクは昔自転車チームのスポンサーだった銀行です)




いざ、ミュージアム見学☆ やっと「ゴッホを訪ねて」っぽくなってきました。




入口入ってすぐの床に書かれていた文章は、
「in de voetsporen van Vincent van Gogh (フィンセント・ファンゴッホの足跡をたどって」
こーゆーの好き。(^^)




ということで、ゴッホが生まれてから亡くなるまでの足跡を紹介する、博物館お約束の時系列展示。




ここは家族のポートレート。ゴッホは祖父も父もプロテスタントの牧師さん。

先にぶっちゃけてしまうと、ズンデルト同様、ニューネンもゴッホの作品は所蔵してません。
だから他の形でゴッホゆかりの地を訪ねて来た観光客を惹きつけないといけないんですよ。
キュレーターさん、頑張っているなあと思いました。




時々、自分で何を撮影したのか後でわからなくなる事があるんですが(笑)
これって配線がツボったのかなあ…、って見ていて、母親のポートレートが絵なのに気が付きました。
…写真なかった訳ではないと思うんですけど…??




あ、こっちはちゃんと写真だった(^^)
左下と、右の2段目がフィンセント君ですね。1段目がパパとママ。下は兄弟かな。



ズンデルトで生まれ育ったゴッホが、成長して色々やらかして(笑)
ニューネンに赴任していた父親の下に身を寄せたのは30歳の時。
このパネルは、下がゴッホの彷徨った町、上がゴッホが描いたその土地の風景。




ブラバント地方はゴッホゆかりの地をまとめて「ゴッホの故郷」と銘打って宣伝しているんですね。
ここにズンデルトとニューネンも入っていました。今回は行かなかったけど、残り3カ所にも
博物館とかあるんだろうなあ…。




ゴッホが引っ越してきた1883年当時、ニューネンの人口はたった2560人(・∀・)
今は大きな町だけど、当時は村ですね(^^; この後紹介するゴッホの絵も、閑散としていて
なーんもない土地でした。ちなみに1866年に小さな鉄道駅ができたと書かれてます☆
そう言えば、ガイドさんの説明で駅出てきたもんなあ(・∀・)
ホームズ先生と同時代なら、バリバリ鉄道走ってますもんねえ〜。




そしてこれは、当時の住民台帳的なヤツかな。
ここにゴッホが住んでいたんだよって、今となっては重要な公式文書(・∀・)




吹き抜けと天井採光☆ 外観より現代的な内装でした。さすがデザインの国オランダ。
ちなみに最初の外観写真の下が切れているのは、到着した時に目の前に駐車していた車があって
邪魔だったのと、ツアー同行者がわらわら写り込んでしまっていたからです(^^;
無人の建物広角撮影はむずいツアー旅行…。




2階へ上がってみようっと♪




階段から見下ろすと、こんな感じ。




そうそう、音声ガイドはヘッドフォンマークに機器をかざすと聞くことができました。




2階にあったミニシアターの椅子がジャガイモ入ったバケツの柄(・∀・)?




何でジャガイモなのか? の謎はすぐに解けました。
ニューネン滞在中にゴッホは農民や農民の暮らしを絵の題材にしていて、
最も有名なのが、この「Aardappeleters」という作品。英訳するとポテトイーター。
1885年の作品だから、130年前の作品なんですね〜。
(私がフィンセンター訪問したのが2016年だから、前年がちょうど130年)

日本語では「ジャガイモを食べる人々」というタイトルで紹介されていますが、
私は司馬遼太郎の「馬鈴薯を食べる人びと」って書き方が好きだな(^^)
南仏ウェ~イ、印象派ウェ~イ以前の初期作品。
昔はこんなカタい絵を描いてたんだ〜って、ちょっと意外でした。




その作品がニューネンにあったら、すんごい観光の目玉になったんでしょうけどねー(^^;
それはさておき、屋外展示も見てってね☆ の案内板に誘われて、中庭へ出ました。




椅子とテーブルがあって、ここで小さなイベントできそうですね(^^)




一応「ファンゴッホ広場」って名前が付いてました☆ La Placeはフランス語だー。




素描のパネル。素描の奥がポテトイーターのパネル。奥の牛が気になるけど…(・∀・)




目玉はこっち。ゴッホが描いた農民の素描に登場する昔の農具が一緒に展示されていました。




この展示はすごくいいなあと思いました。子どもたちの課外授業にもピッタリですね。
中庭のテーブルは、そういう目的でも使われているのかも。
美術の勉強だけでなく、歴史や民俗学の勉強もできるなんてサイコー(^^)




ゴッホが南仏時代の前に、こんな風に農民の絵をたくさん描いていたのは初耳だったので、
個人的には超感動。こっちの方がよくわからないヒマワリの絵よりも好きかも(・∀・)




古い道具や機械って、モノだけ展示されていてもなんじゃらほいだけど、
こうして絵があると、こんな風に使ってたんだ〜ってわかって楽しいですね(^^)




ゴッホの素描の農民が、ちょっとずんぐりむっくりなのも面白い。
フィンセンターのミュージアムは音声ガイド聞きながら単独で見学していたから、
ガイドさんに色々聞けなかったのは残念。しかも、見学時間短くてゆっくり見られなかった…。
…後ろの予定ががっつり押してましたからね(^^;




2階にあったこのコーナーは、ニューネンの画家さんたちを紹介してたんだったかな。
ちょっとうろ覚えですみません。ゴッホの絵が展示できないからとかそんな理由だったと思います。

きっと、ゴッホ好きだったら聖地巡礼でヒャッハーなミュージアムなんだろうなと思いました。
私も今まで知らなかったゴッホの事が結構勉強できて良かった。絵は好みじゃないけど(^^;
しかし、ニューネンではまだまだ濃ゆい聖地巡礼が続きますよー☆(・∀・)

(続きます)

[フィンセンター@ニューネン]


https://www.vangoghbrabant.com/nl/home/nuenen
 
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ゴッホを訪ねてウン千里?(・∀・) 〜生まれ故郷、ズンデルト [お隣さんのよしみでオランダ情報]

2016年のベルギー&オランダ旅行、ベルギー編は昨年のオフシーズン(笑)に紹介したので、
今年のオフは後半のオランダ編をお伝えしようと思います。
ベルギーブログなのにオランダ? って言わないで〜。
記録残しておかないと、どんどん忘れちゃうから。もうかなり忘れちゃってるから(・∀・;)
(ベルギー編はこの記事の一番最後にリンク貼っておきますです)




ツアー4日目、ベルギー北部のアントワープからオランダ人ドライバーさんの車に乗り、
越境した訳ですが、オランダではメインテーマがちゃんとあり、それがこのゴッホ。
そう、日本人が大好きなゴッホ。私は…印象派苦手なんだよなあ(^^; ←ダヴィンチ好き。

このツアーに参加する前、私の脳内のゴッホ情報と言えば、誰もが知っている
「ヒマワリ、南仏、ちょっと頭イッちゃっている画家」程度(・∀・)
あ、そういえばオランダ人だっけね〜、って位、オランダでのゴッホについては無知。
今思えば、ちゃんと予習しておけば良かったな〜と、反省するレベルでオランダ編も強行軍デシタ。




午前中ブルージュから渋滞を乗り越えてアントワープに到着し、サイクリングをした後で
オランダ移動だったので、時間の余裕がなくて昼食は移動の車内でサンドウイッチ。
美味しかったけど、その時点で午後の強行軍はわかりきっていた訳ですが(笑)
最初に訪れたのは、ベルギーとの国境にある小さな町ズンデルト(Zundert)。
自転車レースでもなければ訪問しそうにない(それは私だけ)田舎町はゴッホの生誕地でした。
上の写真はズンデルトの町役場。結構立派です。




正面から撮影した写真も貼っておこう。
ゴッホの旦那(笑)は、1853年にこのズンデルトで生まれんだそうです。
1853年って、日本は黒船来襲の頃かー(・∀・)
シャーロック・ホームズは1854年生まれって説があるそうだから、あの時代設定と考えると、
思いを馳せやすくなりますな(^^)




閑話休題。ズンデルト町役場の横にあった、ゴッホとは全く関係ない自転車に乗った少女像。
何故かここで大撮影大会が始まり、今思えば「そんな時間なかったんじゃないか?!」と(^^;
まあ、自転車だから許そう。(←そこかっ)




町役場と道路を挟んだお向かいさんに建っているこの建物は、ゴッホ記念館




中央のガラス張りの部分に「VINCENT VAN GOGH HUIS」って書いてあります。
カラフルな文字がキレイ☆ グーグルの地図だと現代美術館になってますね。




ゴッホが生まれ育った家は現存せず、この記念館はその跡地に建てられたんだそうです。
HUISはオランダ語で家の意味、これがね〜オランダだとハウスって発音するんですよね。
ベルギーではまんまフイス。全く役に立たない豆知識でした(^^;




町役場の自転車少女像で記念撮影会した後、ゴッホの家を見学するのかと思いきや、
その建物の左側にある小さな広場に移動。ここはゴッホ広場。中央にゴッホと弟の銅像がありました。




…で、どっちがゴッホでどっちが弟のテオなのかは不明(・∀・;)




フィンセント・ファンホーホがオランダ語の発音だよな〜と、思いつつ、
広場のプレートを撮影。この広場の横にある小さな建物はプロテスタント教会。
ゴッホの父親が牧師で、この地に赴任していたんだそうです。
生家はなくなっちゃったけど、教会は残っていてよかったですね。
…きっと田舎だから、世界大戦の影響とかなかったんだろうな(^^;
こうやって現存しているから、観光名所としてゴッホファンを呼べるのは何より(^^)




わかりづらいけど、町の名前が入った看板も押さえました(笑)




ゴッホ広場の奥にはゴッホの名前が付いたギャラリーもありました。
ゴッホ記念館と提携しているようで、収益の一部は記念館に寄付されるそうです。




ギャラリー入り口のオブジェ。透明のプレート部分に何か文章が彫られているので、
ゴッホ関連なのかな? いや〜、現代アートの事はわかりませんが(^^;

…このツアーの痛いところは、説明を聞いている最中は皆がいて写真が取りづらいし、
誰も居なくなるまで待っていると、置いていかれる…(笑)
ということで、気がついたら数人が取り残され、皆どこー状態。

…皆、隣の記念館へ移動してました。点呼してから移動して〜〜(笑)
でも、記念館はお土産屋さんをちょろっと見ただけで、見学はしなかったんですよね。
ズンデルトはゴッホが生まれ育った町だけど、こんな町にゴッホの真作が所有できる訳もなく(^^;
生家もないから、見せられる物は少ないですしね〜。
でも、生まれた町はこの世に1カ所しかないから、それは強みですね。
ゴッホ信者にとっては聖地巡礼のスタート地点な訳です☆

で、置いてけぼりをくらった私たちは時間なくてバタバタとお土産屋さんを見たので、
その写真が全然なかったです(^^; 撮ったような記憶はニセモノだったか…(笑)
ズンデルトはこれでおしまい。他に見るものがないから仕方ないですけどね。

(オランダ編珍道中、続きます☆)

【ゴッホが生まれ育ったオランダの田舎町、ズンデルト】

 

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【ベルギー編】
■シント・マルテンス・ラーテム
ホテル①
ホテル②
ホテル③
レストラン
サイクリング①
サイクリング②
オーイドンク城
ランチ
■コルトレイク
亜麻とレイエの博物館①
亜麻とレイエの博物館②
亜麻とレイエの博物館③
ホテル
レストラン
カフェ
亜麻畑
■ポープリング
ホップ農家見学
■ブルージュ
観光①
観光②
醸造所見学
ランチin醸造所
レースセンター
サイクリング①
サイクリング②
ホテル①
ホテル②
レストラン
ナイトウォーク
朝の散歩
■ダム
塔の上から眺める
カフェ
サイクリング
■アントワープ
サイクリング①
サイクリング②
 
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怒涛の自転車レースシーズンのせいで3ヶ月更新をサボってしまいました(^^; [おしらせ。]



ご無沙汰しておりました(汗) 最終更新が8月4日だったので、まるっと3ヶ月ぶりでございます(^^;
新型コロナの影響で一旦中断した自転車レースのシーズンは、8月から本格的に再開し、
3ヶ月間に無理やり詰め込んで、かなり力技でシーズンをやり切りました。
最後の方は重要なレースが3本重なってたりして、もうお腹一杯(^^;

そんな訳で、我が故郷ベルギーでも10月に無観客でレース開催したんですが、
日本人は9月中旬頃まで入国が認められず、下旬に緩和で入国が認められるようになっても
流石に日本で渡航中止勧告が出ている国に行くほど非常識ではないので(汗)
今年の里帰りは泣く泣く中止となりました(T_T) 第2波来たから本当行かなくてよかった…。

…私がどうしても行きたい北フランスのレースは中止になってしまったからってのもあるんですが。
その為のホテルだけは予約していたんですが…。(実はベルギーのレースは一番ではない…笑)
現状、来春も里帰りできるかどうかはかなり微妙ですね(T_T)
ワクチンは1年半かかるって最初に報じられていたのは、正解でしたね。

ベルギーは10月末に1日の感染者が2万人を超えてましたが(もう日本とは桁違い)
緩いロックダウンのお陰なのか今はちょっと落ち着いています。
…しかし、今度は日本がヤバい感じになってきましたね(>_<) 皆様、十分ご注意下さい。

自転車シーズンが終わって時間的にも気持ち的にもゆとりができましたので、
またぼちぼちベルギーのネタをご紹介します。宜しくお願いいたします〜(^^)/*
(あ、写真はルーバン駅前の夕暮れ時でした。帰りてー)
 
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